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2025年6月に掲載したもの

 /中川木材産業 2025年6月23日

【北欧館(ノルディック・サークル)のご紹介】 大阪・関西万博に出展している「北欧館」は、「ノルディック・サークル」という名称でも知られています。アイスランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドの5カ国が協力して出展しており、木造の外観とサステナブルな思想を体現したパビリオンです。 延床面積は約1,200㎡、高さは17mにおよび、北欧らしい洗練されたデザインと環境への配慮が随所に感じられます。 設計を手がけたのは、イタリアの建築家ミケーレ・デ・ルッキ氏。北欧の伝統的な納屋をモチーフに、風通しの良い構造や環境配慮素材を取り入れています。展示エリアのほか、ショップ、カフェ、会議室、イベントスペースも併設され、日本との交流を深める場として設計されています。 外観からは木造建築に見えますが、実は鉄骨構造で、upした写真の棟上げ前のを見るとその様子がよくわかります。屋根や壁などを木材で「ラッピング」することで、館内外ともに鉄骨部分が見えない工夫がされています。また、木材には墨と柿渋を混ぜた塗料が使用され、館内には国産スギ材が多く使われています。 海に近い立地であることから、3階への階段部分などでは自然の風が入り、涼しさを感じられる設計になっています。 なお、1970年の大阪万博でも、同じ5カ国が「スカンジナビア館」として共同出展していました。館内にはビュッフェ形式のレストランがあり、チーズやハム、肉料理など、当時としては非常に豪華な内容が話題を呼びました。 また、当時のテーマは「環境」。環境問題がほとんど取り上げられていなかった時代にあって、この館は唯一「環境」をテーマに掲げていたのです。展示もシンプルで、団扇状の白い紙を上からのビームライトを受けると、公害問題などのメッセージが浮かび上がるというものでした。 その斬新さゆえに派手さはありませんでしたが、見る人に深い印象を残すパビリオンでした。今回の「ノルディック・サークル」の展示にも、当時の精神を受け継ぐような静かな力強さを感じました。

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 /中川木材産業 2025年6月18日

私はトイレに立ち寄ってから向かったため、すでに多くの人が並んでいましたが、それでも10分ほどで入館できました。 館内にはミニシアターがあり、座って「イタリアとは?」という映像を約5分間鑑賞します。上映が終わると、スクリーンが4枚の扉のように開き、メイン展示へと誘導されるというユニークな演出があります。 メイン展示の中心には、古代ローマ時代の大理石彫刻『ファルネーゼのアトラス』が展示されています。 広角で撮影したため天井も写っていますが、実はこの天井と2階の床は一体構造で、イタリア館は完全な木造3階建ての建物です。 『ファルネーゼのアトラス』はナポリ国立考古学博物館所蔵で、国外に出るのは今回が初めてとのことです。 近くにはミケランジェロの彫刻『キリストの復活』も展示されています。 同じ会場内には、木製飛行機の骨格模型が天井から吊るされています。 これは大正時代、友好親善を目的に行われた「ローマ—東京間飛行」を成功させた機体の復元です。 1920年(大正9年)1月以降、ローマから11機が飛び立ちましたが、故障や不時着で次々に脱落。 同年5月31日、陸軍のアルトゥーロ・フェラリン中尉らが乗った2機が、代々木練兵場に着陸しました。 展示されているのは、成功した複葉機「アンサルドSVA9型機」(全長約8メートル)の骨格を復元したものです。 この復元機は、イタリア人のジョルジョ・ボナートさん(59歳)がカナダ産の木材(樹種は不明)を用いて手作業で製作。 流線形の部材が多く、湯気で木を温めながらカーブをつけるなど、緻密な技術が使われています。 2年前、イタリア館のマリオ・バッターニ政府代表から「人の手で作った本物を見せる」という方針に合致するとして出展を依頼されたそうです。 細部まで見てもらえるよう、あえて骨組みのままで展示されていますが、天井の木材と同化してしまっているようにも見え、少しもったいない印象もありました。 なお、1970年の大阪万博でもこの実物飛行機が展示されており、現在は航空自衛隊浜松基地に保存されていると思われます。 バチカンパビリオンはイタリア館内に設置されています。 「美は希望をもたらす」をテーマに、カラヴァッジョの名作『キリストの埋葬』が展示されています。撮影可能なのが魅力的です。 また、レオナルド・ダ・ヴィンチのコーデックス原本が2点展示されていますが、こちらは列ができていて、ゆっくり撮影するのは難しい状況でした。 その他にも、イタリア人職人による作業風景の紹介など、見どころ満載のパビリオンです。 グループ単位で強制的に移動する方式ではなく、自分のペースで展示を見て回ることができるため、貴重な文化財をじっくり観賞したり、写真撮影を楽しんだりすることができます。 本当にすばらしい構成です。 最後は階段を上がって3階へ。屋上庭園を散策できます。 なお、イタリアンレストランは地上階で順番待ちが必要です。 また、地上にはジェラート屋さんやピザの屋台もあり、大変な人気でにぎわっていました。

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 /中川木材産業 2025年6月30日

万博に関するさまざまな情報を集めており、その一環として市販されている万博関連のムック本もすべて購入しています。現在、手元には8冊あります。最近発売されたものほど、内容が充実していてよくできていると感じます。 写真に写っているのは以下の3冊です:左から ・『完全攻略編』(ぴあ・1,200円) ・『公式ガイドブック』(万博協会公式・3,080円) ・『持ち歩きガイド』(宝島社・990円) それぞれの特徴を簡単にご紹介します。 ・公式ガイドブック 発売時期が早かったため、内容はイメージ写真が中心で、広告ページも多く、地図が非常にわかりにくいのが残念です。価格も高めで、実用性はあまり高くありません。 ・ぴあ『完全攻略編』 付録の地図にはパビリオン名が記載されており、実際の場面で使いやすいです。最新版の「バージョン2.0」であることもあり、構成に工夫が見られます。みやくみやくシールも付いていて、おまけも楽しめます。 ・宝島社『持ち歩きガイド』 コンパクトで携帯しやすく、価格も手ごろ。中でも特筆すべきは地図のわかりやすさです。今まで購入した8冊や協会公式の地図よりも、断然使い勝手が良いと感じます。特に、大屋根リングの地番(01〜07)が明記されているのはこの本だけで、非常に実用的です。パビリオン名が記され、通路も明確に描かれている点が、私の「イチオシ」の理由です。

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 /中川木材産業 2025年6月23日

北欧館を再び訪れました。 というのも、テストランのときには屋上のカフェテラスに入れなかったからです。写真は2階から3階へと続く階段の様子です。 最初に感じたのは、「どこかに似ている」という懐かしい印象。 よく考えるとすぐに思い出しました。小学生のころ、大阪市西区西長堀に住んでいて、遊び場は通り沿いにあるいくつかの木材倉庫でした。昼間でも薄暗いその空間と、漂っていた木の匂い。その記憶とまったく同じ感覚がここにありました。 外は暑かったのに、この館内は不思議と涼しく感じます。 木材が日除けとなり、さらにガラスのない設計のため外気が流れ込みます。ここは海に面していることもあり、心地よい風も感じられました。 この3階にあるカフェテラスは、開幕当初から訪れたかった場所のひとつです。 というのも、1970年の千里万博のスカンジナビア館(今回と同じ国々の構成でした)には併設のレストランがあり、当時としては珍しいビュッフェ形式の豪華な料理に圧倒されました。 私が初めて英語を話したのも、そのレストランでのことでした。 スモークサーモンのオープンサンドを指さして「OK?」と尋ねたら、若い女性スタッフがにっこりしてトレイに取ってくれたのです。その後、彼女とは万博期間中の友達でした。(このエピソードの写真は以前、Facebookにも投稿しました) 初めての英会話、初めての万博会場でのランチ、初めてのビュッフェ、初めて食べるオープンサンド──刺激に満ちた体験でした。 また、お祭り広場の楽屋で知り合ったスウェーデン人のデスペックさんは、北欧館のホステスで、完璧な日本語を話す方でした。彼女とも親しくなり、よく話したことを覚えています。 そんな思い出があったからこそ、今回の万博でも北欧館でランチをしたかったのです。 いただいたのは「北欧風サーモンマリネ 〜白味噌仕立て」(4,500円)と白ワイン。あとから赤ワインも追加して、ゆっくりと昼食を楽しみました。 サーモンには粒マスタードが添えられ、小さなじゃがいもと、クネッケのようなパンにはバターがたっぷり塗られていました。薄紫の花が添えられていて、それももちろんいただきました。万博価格ではありますが、とても美味しく、また訪れたいと思わせる味でした。 建物はCLT(直交集成板)構造に見えますが、実際は鉄骨造で、その上から木材を巻いているそうです。 外観の黒い塗料は、墨と柿渋を混ぜたもので塗装されており、館内には国産のスギ材が多く使われています。 詳しくはこちらのページでもご覧いただけます: https://wood.jp/12-product/expo2025/hokuou.html https://wood.jp/12-product/expo2025/hokuou-2.html

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 /中川木材産業 2025年6月18日

前回の投稿では説明が不足していました。 この日は朝8時前に西口に到着し、約1時間待って9時少し前に入場しました。 すごいですね、みんな走っています。お目当てはおそらくイタリア館でしょう。 私はまずトイレに立ち寄ってからイタリア館へ向かったため、すでに多くの人が並んでいましたが、それでも10分ほどで入館できました。 館内にはミニシアターがあり、座って「イタリアとは?」という映像を5分ほど鑑賞。上映が終わるとスクリーンが4枚の扉のように開いて、メイン展示へと移動します。この演出がとてもユニークです。 メイン展示の中心には、古代ローマ時代の大理石彫刻『ファルネーゼのアトラス』がありました。広角で撮影したので天井まで写っていますが、実はこの天井と2階の床が一体構造になっています。そう、このイタリア館は木造3階建ての建物なのです。 ところで、ギリシャ神話に登場する巨神アトラスについて、先日テレビのアナウンサーが「アトラス=宇宙」と説明していましたが、少し誤解を招く表現ですね。 『ファルネーゼのアトラス』はナポリ国立考古学博物館所蔵で、国外に出るのは今回が初めてだそうです。 また、ローマから日本に到着した飛行機を再現した実物大の木製飛行機も天井から吊るされていました。1970年の万博では、実物のこの飛行機が展示されていました。 ただ、天井の木材と一体化してしまっているようで、少しもったいない印象でした。 その他展示物やイタリア人職人の作業風景など、見どころが満載のパビリオンでした。

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 /中川木材産業 2025年6月16日

西口、一時間待っています。

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 /中川木材産業 2025年6月12日

Brutus Casa 6月号(1110円・全200頁)を購入しました。 理由は、「大阪・関西万博の建築 完全ガイド」という特集が組まれていたからです。パビリオンやさまざまな施設について丁寧に解説されており、これまで8回も会場を訪れている私でも、初めて知る施設がいくつもありました。 その中に「ポップアップステージ」の紹介ページがあります(写真参照)。 今までよくわかっていなかったこのステージについて、今回ようやく理解できました。会場内には4つのポップアップステージがあり、それぞれ設計者・施工者が異なるのです。 【万博会場内のポップアップステージ一覧】 1.東外:膜構造とデッキによる仮設建築  設計:萬代基介建築設計事務所 2.東内:雲のような屋根とデッキ  設計:KIRI ARCHITECTS 3.西:貼り丸太を使った鳥居の構造  設計:株式会社三井嶺建築設計事務所 4.北:テンセグリティ構造で宙に浮く丸太  設計:axonometric株式会社 一級建築士事務所 どのステージも主材料に木材が使われており、木に関わる仕事をしている身としてはとても興味深い内容です。 来場者の多くが、どれかのステージの横を通るはずです。ちなみに、当社が関わったのは「1.ポップアップステージ東外」です。

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 /中川木材産業 2025年6月2日

今日で77歳になりました。 1970年の千里万博では会場で働き、ほぼ毎日出勤していました。その影響を受けすぎたのかもしれませんが、万博の面白さにすっかり魅せられてしまいました。会社に入ってからも、神戸ポートアイランド博、和歌山リゾート博、花博などで「仕事」と「一般来場者」の両方の立場で楽しんできました。 大型テーマパークの仕事も同じく、社運をかけて取り組んできましたので、これで人生の会社仕事は一区切りだと思っていました。 ところが、2025年に再び大阪で万博が開幕することに。これが本当に、博覧会・イベント関係の「最後の仕事」になると思っています。 今回は会場東口近くにある「ポップアップステージ東外」で関わりました。東口から入場すると、丸いテントが目に入りますので、ぜひご覧ください。 それにしても、私たち(74~79歳)の世代で大阪に住んでいる人間は、本当に幸せだと思います。 千里万博では大学時代、花博では40代、そして2025万博では70代。人生の節目ごとに万博に関わる機会があり、その楽しさ、面白さ、学びをたっぷり体験できたのですから。 最近は人気が高まり、会場もだんだん混み合ってきています。これまで7回訪問し、パビリオンの予約抽選は3回しましたが、一度も取れませんでした。 それでも、並ぶ覚悟でまた行こうと思います。 写真はモナコ館(3fのワインバーにも行きました)

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 /中川木材産業 2025年6月1日

万博 サウジアラビア館 サウジアラビアはイスラム教の国です。私は1970年の万博期間中に半年、またインドネシアで2年間暮らした経験があり、イスラム教徒の方々との交流も少なからずありました。その経験から、少しは彼らの感覚がわかる気がします。 とにかく、信仰心の強さは日本とは比較にならないほどです。私の家系は祖母の代からキリスト教(プロテスタント)ですが、私は洗礼を受けないまま教会に通っていました。常に「信仰」とは何かを考えさせられてきました。 イスラム教徒の方々は非常にまじめで、信念を強く持っている人が多い印象があります。そのため、時に過激な行動に走る人が出るのも理解できる気がします。…とはいえ、宗教の話はSNSではあまりふさわしくないですね。 さて、今回の万博には、アラブのイスラム諸国がいくつか出展しています。クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、カタール、オマーン、バーレーンなどです。これらの国に共通しているのは、とにかく「お金のかけ方がすごい」ということ。 今回初めて訪れたサウジアラビア館でも、それを強く感じました。木材に関して特に目立つ展示はありませんが、スタッフ用の出入り口のドアが重厚な木製で、他の館の十倍以上のコストがかかっているように思いました。 写真はイベントを待って座っている来場者たちです。私は時間の都合で途中で退出しましたが、かなり期待されるパフォーマンスだったようです。 建物の外観も印象的で、現地から運ばれた石材を用いて組み上げられており、まさに圧巻でした。空はオープンで囲まれた建物に映る映像はいばらしいものです。時刻はは18時30分

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