2023年 9月| 8月| 7月| 6月| 5月| 4月| 3月| 2月| 1月|
2023年 12月| 11月| 10月| 9月| 8月| 7月| 6月| 5月| 4月| 3月| 2月| 1月|
2022年 12月| 11月| 10月| 9月| 8月| 7月| 6月| 5月| 4月| 3月| 2月| 1月|
2021年 12月| 11月| 10月| 9月| 8月| 7月| 6月| 5月| 4月| 3月| 2月| 1月|
2020年 12月| 11月| 10月| 9月| 8月| 7月| 6月| 5月| 4月| 3月| 2月| 1月|
2019年 12月| 11月| 10月| 9月| 8月| 7月| 6月| 5月| 4月| 3月| 2月| 1月|
2018年 12月| 11月| 10月| 9月| 8月| 7月| 6月| 5月| 4月| 3月| 2月| 1月|
2017年12月| 11月| 10月| 9月| 8月| 7月| 6月| 5月| 4月| 3月| 2月| 1月|
2016年 12月| 11月| 10月| 9月| 8月| 7月| 6月| 5月| 4月| 3月| 2月| 1月|
2015年 12月| 11月| 10月| 9月| 8月| 7月| 6月| 5月| 4月| 3月| 2月| 1月|
2014年 12月| 11月| 10月| 9月| 8月| 7月| 6月| 5月| 4月| 3月| 2月| 1月|
2013年 12月| 11月| 10月| 9月| 8月| 7月| 6月| 5月| 4月| 3月| 2月| 1月|
2012年 12月| 11月| 10月| 9月| 8月| 7月| 6月| 5月| 4月| 3月| 2月| 1月|
2011年  12月| 11月| 10月| 9月| アルバム| home|

2024年5月に掲載したもの

 /中川木材産業 2024年5月31日

博覧会関係の続き、第4回目です。 今回は和歌山リゾート博覧会についてです。 正式名称は「JAPAN EXPO 世界リゾート博」、通称「リゾート博」で、1994年7月16日から9月25日まで開催された地方博覧会です。 予想に反して多くの入場者が訪れ、当時としては珍しく成功した博覧会であったと評価されています。フェイスブック担当の私も20回近く訪れました。現在もテーマパークのポルトヨーロッパとして人気があります。 事前の情報では、リゾートをテーマにしているため、木の施設やウッドデッキなどが多くあるとのことでした。しかし、待ちの姿勢の当社には何も声がかかりませんでした。 そこで思い切って飛び込みで博覧会準備事務局を訪ねました。やはりウッドデッキは会場のあちこちに計画されていましたが、予算が低すぎて、どの業者も引き受けてくれないとのことでした。 その予算を聞いて会社に持ち帰りました。しかし当社の事業部では、その価格では非常識であり、できるはずがないと、聞く耳を持ちませんでした。予算は相場の半額以下でした。 なんとしても創業の地である和歌山の仕事として受注したい、そこで考えました。まず、恒久的なものではなく短期であること。米国などのリゾート地のデッキはそれほど精緻なものでなく、荒いものであるため、精度はなくても構わない。会期終了時には引き取って、別の商品として販売できないか。 屋外に使用する木材は通常耐久性のある木材を使うのが鉄則ですが、土木仮設用の木矢板を使うことを検討しました。土木仮設用の材は木材の中で最も単価が安いからです。 そして、この木矢板を中古として、ゼネコンに安価で販売予約することを思いつきました。 これらの提案をしたところ、準備事務局も喜んでくれました。後に聞いた話ですが、中川でできなかったら、会場計画を変更してウッドデッキをやめ、コンクリートのままで行うつもりだったそうです。当社で施工したウッドデッキ(その他施設も含め)は精度が荒く、隙間もバラバラで、一見施工が丁寧でないように見えました。しかし、そこが米国やカナダなどのリゾート地の雰囲気と同じなのです。実際、木のデッキは評判が良かったです。このような形でリゾート博覧会に当社も貢献できたと思います。 また、この博覧会でも木製の大型スロープ2基を施設提供(寄付)したので、協会のロゴマークを利用することができ、当社のPRに活用させていただきました。

facebook該当ページへのリンク

 /中川木材産業 2024年5月27日

博覧会関係の続き、4回目です。順番では花博になります。 1990年4月1日から 9月30日まで大阪市の鶴見緑地であった国際花と緑の博覧会です、EXPO'90とも書かれていました。 この花博で当社はさまざまな分野の仕事をさせて頂きました。これほど多くの分野の仕事をした例はこの時だけです。分野ごとに大まかに話しますと 1.デッキや屋外の木造構築物の企画、設計、施工 2.間伐材丸太を造園資材として加工と納入 3.間伐材を構造材のトラス角材として利用するための企画、試験、加工、納入 4.パビリオンの一部屋をウッドクラフト作家の作品展示の企画と運営 5.パビリオンでのウッドクラフト作家の実演の企画と運営 6.パビリオンでの全期間の木製品の直接販売と運営 7.山すその辻にウッドデッキを施設提供し、公認マークなどが利用できるようになりました。 このように商品としては 間伐材丸太、間伐材角材、木製品、デッキ材の4種、 仕事内容としては、企画、設計、試験、納入、施工、販売と5つの分野です。 ちょうどこの時期は前社長が亡くなり2年目で、会社の存続が危ぶまれると噂され、事実社内は大混乱している時で、社長の自宅を豊中から会社近くに引越した時です。無我夢中で乗り切りました。 担当している社員は3人でそれぞれの専門分野で頑張ってくれました。特に政府館の杉桧の間伐材トラスは日本で最初の試みでもあり、破壊試験までして、木材はワレがあっても強度は落ちなく、かえって強くなっているというデーターが出て建設省の担当者を驚かせました。また富士グループパピリオンでは木製品の販売を全期間、何の制限もなく自由に販売させて頂きました。8月以降はすべての商品が売り切れるという日もありました。

facebook該当ページへのリンク

 /中川木材産業 2024年5月22日

博覧会関係の続き、3回目です。 1981年(昭和56年) に神戸であった神戸ポートアイランド博覧会(3月20日から9月15日)は当社が会場の施設を作るような構築物はありませんでした。 しかし、興味深い仕事をすることが出来ました。学研さんからの依頼で、巨大な丸太の運搬・加工・設置、また神戸市さんからの依頼で運搬・設置・加工の仕事をさせて頂きました。 まず、芙蓉グループパビリオン グリーンエアドームのイメン展示して世界最大の丸太の輪切りを設置展示しました。パンフレットには次のように書かれていました。 セコイアシアター にはシエラネバダ山中から運ばれた樹齢2000年・直径5.4m・厚さ1m・重さ17トンのジャイアントセコイア(セコイアデンドロン(学名: Sequoiadendron giganteum) )の輪切りを中心に展示し、植物と人間の関わりを描く6分間のアニメーション映画を上映。 そして、会期終了のあと、この丸太を神戸市北区にある神戸森林植物園まで運び、建設予定の森林展示館に設置することになりまし。 つまり世界最大の丸太輪切りについて神戸ポートアイランド博覧会と神戸森林植物園の2つの仕事をしたことになります。 加工時に普通のチェンソーでは短すぎるため、別注のチェンソーを作り作業しました。このチェンソーは現在も神戸森林植物園の森林展示館に展示しています。また加工中に全体が割れないように枠を作るなどの工夫をしたり、多額の保険をかけたりしました。また博覧会への道、博覧会から神戸森林植物園への道での運搬は専門業者に依頼しましたが、常時付き添い、多額の保険をかけました。

facebook該当ページへのリンク

 /中川木材産業 2024年5月20日

博覧会関係の続き、2回目です。 神戸グリーンエキスポについてのお話です。 正式には 第3回全国都市緑化フェア KOBEグリーンエキスポ85花と緑の博覧会 という名称で1985年7月21日(昭和60年)から3か月開かれました。 1982年、兵庫県猪名川町にある阪急日生ニュータウンの木場事務所倉庫を日本生命から借りて、ニュータウン内の住宅向けに木材建材を納入していました。工期と工期の合間に売り上げがまったくなくなることから、何かビジネスができないか考え、倉庫を改造して木製品の小売店を始めました。 金物屋さんがあるのに木物(もくもの)屋がないのはおかしい、木のモノだけを売ろうというものでした。ちょうど北海道の旭川でデザイナーが木工作家として台頭してきた時でしたので、作家たちと連絡をとり、ほとんどすべての作家商品を販売することになりました。今までそんな店がなかったことから、評判になり、新聞・雑誌・テレビラジオなどで紹介され、全国から木材業者などの見学かあり、木材業界で小さい木製品でもビジネスになると認識を変えることになりました。店が兵庫県にあったことから、先の淡路島でのくにうみの祭典に声がかかり、神戸そごうからもイベント依頼や常設コーナーを持てました。 グリーンエキスポ85の中でそごう館もあり、その一部屋を木製品販売ショップとして任されました。 ありがたいことに室内装飾、什器、販売員はすべて、そごうさんで負担してくれ、当社は商品供給のみに専念することが出来ました。3か月の短い期間でしたが、結構な売り上げになり、そごうさんの信頼も得ることができ、神戸そごう、美術画廊での販売を続けることが出来ました

facebook該当ページへのリンク

 /中川木材産業 2024年5月17日

昨日、大阪ATCで開かれた「EXPO交流会」に参加してきました。関西万博の協会、出展社、関係者などの初めての交流会です。 当社では1か所のウッドデッキを施工し寄付する契約を結んでいます。 当社の博覧会のきっかけは1970年の大阪での日本万国博覧会でした。現社長の中川は万博協会の職員としてお祭り広場で勤務していました。また会社は多くのゼネコンに仮設土木材を納入しました。しかし当時の社長である中川藤一は「いくら木材を納入しても、パピリオンが完成したら、仮設材なので取り除かれる、完成後も納入した木材が残るような仕事ができないものか」と話していました。現社長の中川はそれを聞き、博覧会で自らが構築物を建てるような仕事をしようと決心します。これが当社の屋外施設事業部のきっかけとなります。以後6つの博覧会と1つの大型テーマパークに関わって行きます。これから何度かお話しますね。 今回は最初にかかわった「くにうみの祭典 淡路・愛ランド博(1985)」の話です。淡路島であった地方博覧会で期間は6か月です。当時兵庫県猪名川町で立ち上げたウッドクラフト卸のニュービジネスがありますが、神戸市から声がかかり出店することになりました。店舗は単独テント構造で、内装を杉桧の間伐材で作り、店員4名は現地で募集して教育しました。ウッドクラフトがまだ珍しく、木製品だけのお店としてはよく売れたと思います。 6か月の長期間、アルバイト要員だけで店をやりくりしたのは大きな経験とノウハウを得ました。このショップの責任者は淡路島在住の女性でしたが、しっかりした方でこの方の能力のおかげかも知れません。

facebook該当ページへのリンク

 /中川木材産業 2024年5月15日

ご高齢の方が製作したウッドデッキの事例です。 キットデツキご購入された岡山県Kさんから、感想文と写真を戴きました。 この商品名はキットデッキ選べるハード(アマゾンジャラ)です。 以下メール全文です。 今回ウッドデッキを購入しようと思ったきっかけは、庭へ出るのにリビングの窓から出入りしていました。段差が大きかったため、ウッドデッキがあればスムーズに出られると思い計画しました。材料を切って塗装をして作るのは大変そうだったためキットを探していたところ、素敵なウッドデッキがありました。木材は耐久性があり、防腐剤もされており、送料も他社に比べ比較的安かったため購入に至りました。到着したキットは想像以上に重く、大きく、2人でやっと運べるものでした。こんな物が作れるのかと正直思いましたが、材料は切ってあるので説明書を読んで組み立てていくだけ。しかし、主人は絵だけを見て作り始めたため、途中少しやり直しをしたようです。試行錯誤しながらも土日の午後を使って、年寄り2人でトータル3日ほどで作成することができました。お陰で庭への段差もなくなり、出入りも楽にできるようになりました。完成したウッドデッキは、購入前のイメージ通りで大変満足しています。主人へ作成の感想を尋ねたところ「説明書はきちんと読みましょう。」でした。今後ウッドデッキが雨風にさらされて、我が家の庭に馴染んでいくのが楽しみです。黒猫店長カブさん、副店長ちょびさんの物語・・・大変可愛かったです。

facebook該当ページへのリンク

 /中川木材産業 2024年5月10日

今日は当社のコンピュータ導入とその後についてお話しましょう。 FB担当の私は大学で初めてコンピュータの講座を受講した際、「0」や「1」、2進法の話を聞き、これは私には理解できないと感じて講座をやめてしまいました。それ以降、コンピュータは難しく理解しがたいものと信じていました。 ところが、前社長の中川藤一が1978年に当社にコンピュータを導入することを宣言し、準備委員会を設置し、私に委員長を任命しました。1泊2日の合宿も行いました。当時はエアコンがない時代で、下着のシャツ姿で学習していました。 主要な問題は「単位の統一」、「丸太の価値の変化」、「見積作成」の3つでした。 単位については、当時のビジネスの仕入れと売り上げの単位は以下のように異なっていました。 1.立方メートル単位で仕入れ、平方メートル単位で販売 2.立方メートルで仕入れ、立方メートルで販売 3.立方メートルで仕入れ、1本単位で販売 4.平方メートルで仕入れ、平方メートル単位で販売 5.坪で仕入れ、坪で販売 6.坪で仕入れ、平方メートルで販売 7.坪で仕入れ、1本単位で販売 8.1本単位で仕入れ、1本単位で販売 対応策として、1つの商品に2つの単位を持たせ、自動換算を行うことにしました。 丸太については、一般的に長いものがより価値があるとされますが、多くの例外があります。そしてその例外が利益につながることがあります。例えば、4mの丸太を2000円で販売する代わりに、1.2mに切断して販売すると1500円、残り0.8mの丸太を900円で販売すれば、合計2400円の収入となり、より利益が出ます。しかし、この切断にはコストがかかり、またその時の相場によっては切った残りの丸太に価値がなくなることもあります。そのため、2本に分けることで原価が変動する可能性があります。 対応策として、「振替」という入力処理を追加し、税務署はこの処理を理解するのに苦労しました。 見積処理については、住宅団地などで一度に大量の納材が行われる場合、契約時と納材完了時の3〜6か月の時間差があります。また木材には必ず相場があり、種類によってその変動の度合いは異なります。6か月の間に相場が複雑に変動するため、正確な利益が分からなくなることがあります。また追加材も必ず発生し、これにより原価率も変化します。見積もり時の利益金額と納材、追加を含めた完了時の利益金額が大きく異なることがあります。この問題を担当した結果、住宅納材の利益が詳細に設定されると6種類の利益があることが判明しました。手作業では2種類の金額しか計算できませんが、電算機があれば瞬時に6種類の利益金額(または利益率)を算出できます。また当社の見積システムは、一度に大量の納材が行われる際に、事前に作成した見積を利用して伝票発行を簡単にすることができます。 これら3つの新しい画期的な作業が、簡単なルール作りによって可能になりました。特に見積システムは作業量が十分の一に削減された感覚がありました。システム作りでは、私たちが問題点を掘り起こして協議する中で、2人のNTT担当者が電算機に適したシステムを提案し、1年でまとめ上げました。仕様書はA4サイズで5〜6センチの厚さになりました。 当社には2人の担当者に加え、さらに2人のエンジニアが付き、4人で1年間の体制を整えました。稼働直後から優れた成果を発揮しました。バグや設計ミスも一度も発生しませんでした。(後のNECオフコンでは無数のバグがあり、設計ミスも多く、集計結果も最後まで合いませんでした) 結果的に大満足でしたが、4つの不満が残りました。 1.朝8時から夜8時までの時間制限 2.漢字が使えない 3.ディスプレイが使えない 4.費用が高い(月額70~100万円) 何年か利用していく中で、オフコンの進歩は著しく、上記の1から3の問題はDRESSシステムを利用している限り解決できず、悩みました。 そのような時に会計検査院が電電公社に調査に入り、ユーザーへの請求金額が安すぎるとして、値上げと過去の分も遡って請求するよう指示されました。すぐに当社にも連絡が来て、値上げと過去の値上げ分の請求を受けることになりました。当社では道義的にも法律的にも理解できないため、大塚商会のNECオフコンに乗り換えることにしました。 あらたな電算機NECオフィスプロセッサ3100シリーズ 大塚商会に仕様書を渡し、同じシステムの開発を依頼しました。驚くべきことに3か月で完成させ、大塚商会の高い能力に驚かされました。しかし、稼働してみるとバグが多発しました。売り上げ伝票は入力後15秒経たないと印字されなかったり、月の管理資料の数値が合わなかったり、足し算の箇所で引き算をしていたりしました。さらに、コマンド命令で在庫金額の計算式を実行しても結果が出るまで約90分もかかっていました。DRESSシステムでは1秒ほどだったのですが。 夢の新シリーズに切り替えを試みたものの、バグやシステム不良は最後まで解消されませんでした。 途中、新発売の新たなオフコンにシステムを写し変えて利用していましたが、リース切れになり、部品がなくなると言われ、新シリーズの見積もりを取ったところ数千万もかかると判明しました。それまでに2つのパソコン用販売管理ソフトを利用した経験があり、日本で広く使われている販売管理ソフトを利用することにしました。 パソコンのソフトで大丈夫か 数千万が5万(弥生販売)になるのですから圧倒的に費用は安いです。問題は最初に述べたのように複雑な計算方法がどの程度できるのかどうかということです。 それで発想を変えて弥生販売のシステムに、会社業務を合わせることにしました。住宅の多量納材のビジネスは当社では終了していましたし、単位と丸太の問題もシンプルに割り切り、大きな問題もなく移行することができました。 この時の経験から考え方を変えれば、困難な問題も従来と同じ結果を出せることがわかりました。「最低の費用で最大の効果をだす」というのが当社のIT関係の基本姿勢となっています。

facebook該当ページへのリンク

 /中川木材産業 2024年5月 1日

したので、 再度UPします。 花博の時、政府館で間伐材を利用した構造物を加工、納入しましたが、業界ではあまり知られていません。 同じ政府館で別の棟でも九州の間伐材を利用したものがあり、小国町の間伐材利用ということで、大きなニュースになり新聞、雑誌、テビなどで報道されました。マスコミ対策をしていなかったのが原因と思います。その時の話です。以下担当者ブログより。 今から35年前、大阪で開催された花博の時に政府間の構造物を金属と間伐材の混合材で作ることになり、 その間伐材を弊社が納入したことがあります。 当時の建設省の担当の方が何人か来られて打ち合わせをしましたが、 曰く「材料にひび割れがあってはいけない。」 「芯のある間伐材は乾燥すれば必ず割れます。割れない材料を納入するのは不可能です。」 と説明をしても納得されませんでした。 「それでは私の言っていることが間違いなければ政府館を作るのはあきらめるのですか。」 と質問しましたが、私の説明は信用されず、 京都大学の木材担当教授に確認されて、同じ答えが返ってきたらしく。次のようになりました 「割れるとどれぐらいの強度が落ちるのか確認する」 かくて、ひび割れはないが乾燥していない材料とひび割れはあるが乾燥している材料、 それぞれのサンプルを作って工業試験場で破壊試験をしたところ・・・・・。結果は ★★乾燥してひび割れの入った材料の方が、ひび割れがない未乾燥の木材よりも強度がある★★ (木は乾燥すると強度がアップしますので) と言うことが判明し、納入される間伐材はひび割れがいくらあってもかまわない(その方が強度が上がる)。 となり、これほど検査が楽な材料納材はありませんでした。 当時、このように実際に破壊試験をして本当かどうか確認すると言うことを判断される建設省の担当官の判断に驚くとともに、 木材以外の建築材は、このようにしてシェアを伸ばしてきたんだろうなと感じたことを思い出します。

facebook該当ページへのリンク

******************************************************
 /中川木材産業 2024年5月30日

昨日は通称木材団地の総会がコンラッドホテルであり、その後懇親会もありました。テーブルにつくと一人あたりワインクラスが5つ、チェイサー用でひとつあります。ワイングラスは大きさからすると赤用2つ、白用2つ、泡用1つです。ワインの会みたいです。立派なコースカードには赤2つ、白2つが日本産、泡はシャンドンブリュット(豪)と書かれてあります。これは期待できると思ったのですが・・・。

facebook該当ページへのリンク

 /中川木材産業 2024年5月29日

通勤途中・路傍のビョウヤナギです。これもいちおう木です。FBをはじめた頃、この種の写真をupしましたがキンシバイとコメントし、そのまま通ってしまいました。未熟でした。色は同じですが形か全然違いますね。マクロレンズで撮ると別世界に思えます。

facebook該当ページへのリンク

 /中川木材産業 2024年5月27日

会社のベランダで昨年秋に種まきをしたニゲラの花か咲きました。こんなことは感性豊かな女性でないとできませんね。 私など写真撮るだけですから。

facebook該当ページへのリンク

 /中川木材産業 2024年5月24日

毎朝6時にラジオ放送で目覚めます。20分ほどまどろんでいる間、「上泉雄一のええなぁ!」で月曜日には高橋洋一、木曜日には須田信一郎などを聞いています。石田英司さんも。 ですからラジオは大切なものです。長い間利用したセイコー製のラジオが故障しました。このラジオ元々災害用のものらしく、手回しの発電機が付いています。電池がなくなった時には何度も手回しでしのぎました。移動する時、とても持ちやすいし、ライトや警報音もついています。なによりも使い方が簡単です。 あちこち探しましたか、見つかりません。しかたなく、機能面で探しますと、なんとライバルのシチズンから似たものが発売されています。 届いたのが写真の右のラジオです。形も同じようなもので、機能もまったく同じ、ほんの一部のものが異なるだけです。どちらが先に発売したかわかりませんが、真似て同じものを発売する勇気というか、生き残るにはプライドもなくして頑張らねばならないのか。そう思うと私達の小さな業界でも、もっと切磋琢磨しなければと思いました。

facebook該当ページへのリンク

 /中川木材産業 2024年5月20日

https://www.facebook.com/woodcojp/videos/1661395104687616/

facebook該当ページへのリンク

 /中川木材産業 2024年5月17日

大阪ATCで開かれた「EXPO交流会」から会社に戻ってきました。関西万博の協会、出展社、関係者などの初めての交流会です。800人以上が集まったとかで、混雑する電車並みです。事務総長や協会担当者との挨拶をしたあと、疲れてしまい時間を残して退出しました。帰り際、讀賣テレビ・かんさい情報ネットtenの取材を受け、木製リングなどの話をしましたが、今テレビ見ましたら今回は残念なからカットされてました。とにかく来年の万博、確実に近づいてきています。

facebook該当ページへのリンク

 /中川木材産業 2024年5月15日

私にとって貴重な写真が出てきました。 この写真には2つの意味があります。 一.結婚後の仕事場は兵庫県猪名川町と川西市にまたがる阪急日生ニュータウンの住宅建設に関わっていました。日本生命からの指定で、すべての住宅の木材・建材を納入していました。営業所と倉庫・大工小屋を同団地内に作り、ニュータウンの町づくりに合わせて移動するものでした。写真は最初の工期で松尾台に事務所と倉庫と大工小屋を作ったときのものですが、舗装はせずに土のままでしたので、雨の日は大変でした。門には丸太を建てて「中川木材店日生川西営業所」と彫ってあります。これは、記念すべき責任者としての最初の職場です。 二.門扉がなく、盗難防止のためにフォークリフトを置いていました。これは特殊なフォークリフトで丸太専用のものですが、アームが前に伸びるので、前の荷物の後ろに積んである木材を取ることができるのが特徴です。欠点はアームに腕などが挟まれる可能性があることと、重い木材の場合、前に倒れてしまう危険性があることです。実際に3回ほど前にひっくり返りました。社員たちはこのフォークリフトを「ギロチンフォーク」と呼んでいました。このフォークリフトを岸和田から猪名川町まで2回自走で運びましたが、周囲の人々は驚いていました。新旧2台を15年くらい使いましたが、事故や故障など、怖い経験も何度かありました。

facebook該当ページへのリンク

 /中川木材産業 2024年5月13日

やっと快復しましたが、まだ少しフラフラします。それにしても1週間近くワインと離れたのは今回初めて。 写真は今朝の雨の中の花。

facebook該当ページへのリンク

 /中川木材産業 2024年5月7日

連休後半は三日三晩寝ていました。3日3日間で食べたのは4cm角のサンドイッチを一口とプリン2口だけ。毎日欠かさなかったワインもなし。昨日病院に行きましたが風邪とのこと。咳をすると胸とお腹に鉄板をいれられたような痛みがありましたし、倦怠感、その他。コロナの時よりしんどいです。昨日も会社でほぼ寝ていました。そろそろ元にもどらないかんけど。 それにしても連休はやりたいことをリストUPし1日は巨樹を見に行く予定でしたが、何もできませんでした。 写真は何度か訪ねた「高井の千本杉」(奈良県宇陀郡)https://wood.co.jp/.../nara/202008-takai-senbonsugi.html

facebook該当ページへのリンク

 /中川木材産業 2024年5月2日

会社の個人ファイルを整理してましたら、思い出深いものがでてきました。 さん孔テープです。縦一列ごとにある穴の数と位置によってアルファベットが振り分けてあります。 1971年から73年までインドネシアにいるときにジャカルタの事務所(商社)から大阪本社への連絡はテレックスを使っていました。 国際電話、電報は高いのて、商社はみんなテレックスという通信装置で連絡していました。 電動タイプライターみたいなものに、紙テープが付属していて、アルファベットで電文を書き、紙テープにパンチして、文章が完成したら、まとめてさん孔テープで送信するのです。 1978年、ウチの会社で初めてコンピューターを導入しましたが、電電公社のシステムでした。その時にこのさん孔テープに再会しました。 売り上げ、見積もりなどの処理に紙テープにパンチして、さん孔テープになったものを電話回線で送るというものです。 当時コンピューターが大嫌いで逃げていましたが、この電電公社のシステムはよくできていて仕事は何倍も楽になりました。それ以来電算機に興味を持ち出しました。 ちなみに当時のコンピューターはディスプレイなし、漢字なし、メモリなしのタイプライターのようなものです。10年近くこのシステムと付き合いました。 写真はその時の売り上げ伝票用のさん孔テープです。昔はテープを見てアルファベットが読めたのですが、今はすっかり忘れてしまいました。

facebook該当ページへのリンク