2025年1月29日
今回の万博では、小さなウッドデッキを提供させていただきました。正確には、デッキ用木材の寄付です。 過去の博覧会では、大阪・鶴見で1990年に開催された「国際花と緑の博覧会(花博)」に休憩施設を提供、ウッドデッキ材を提供と施工しました。 また、和歌山で1994年に開催された「JAPAN EXPO 世界リゾート博(リゾート博)」では、スロープ2基の木材と施工を行いました。 このような提供(寄付)を行う理由の一つは、万博の趣旨に賛同していることです。そして、もう一つの理由として、提供者にはキャラクターやロゴの使用が認められる特典があることが挙げられます。 以前は、封筒や便箋、会社案内、FAX用紙などにロゴを印刷し、当社が万博に参加していることを広く知ってもらうことができました。いわば、広告の一環として活用していたのです。 当社は小さな会社で、テレビや雑誌などの広告費を確保するのは困難です。しかし、施設提供にかかる費用は、それに比べると負担できる範囲内でした。 ただ、今回は従来と異なる点が2つあります。 1つ目は、提供の呼び名が「施設提供」から「会場整備参加」へと変更され、提供額によって区分されるようになったことです。 ゴールドパートナー:10億円以上 ブロンズパートナー:1億円以上 サプライヤー(当社のランク):1億円未満 2つ目は、ロゴやキャラクターの使用許可を得る手続きが従来よりも大幅に複雑化したことです。 従来は、手順書を読んで1回申請すれば、許可が下りた後はルールの範囲内で自由に使用できました。 しかし、今回は対象物ごとに申請が必要で、許可が下りるまでに時間がかかります。例えば、名刺にロゴを入れるための申請をしてから1か月以上経過しましたが、まだ許可が下りていません。何度も諦めようかと思うほどの手間と時間がかかっています。 写真 1枚目:花博で提供したウッドデッキ(1か所) 2枚目・3枚目:世界リゾート博で提供したスロープ(2基)
2025年1月24日
やっと、大阪・関西万博での施工例の写真を公開できるようになりました! 実は昨年の10月末には工事が完了していたのですが、現場では開会までは写真の公開を控えるべきという風潮があり、特にSNSでの発信は禁止されているような空気がありました。協会がネットパトロールを行っているという噂も耳にしていました。 フェイスブックを担当している私自身、これまでに神戸ポート博覧会、淡路愛ランド博、花博、そして世界リゾート博覧会などに関わった経験があります。特に花博や世界リゾート博覧会では、無償で施設を提供(工事)し、協会ロゴの利用許可もいただきました。どの博覧会でもこのような情報発信の制限はなく、今回も同様にPRができるものと思っていたため、少し戸惑っていました。 しかし、数日前に万博協会の当社担当の方に直接確認したところ、驚くほどあっさりと「構いませんよ」とのお返事をいただきました。どうやら現場の制約が厳しいため、関係者全体が過敏になっていたのだと思います。 今回の施工箇所は、東ゲートと木製リングの間に位置しています。協会から承認を受けた正式な表記は以下の通りです。 「中川木材産業は大阪・関西万博の会場整備参加サプライヤーです。」 木材関連企業として、公式サプライヤーに認定されている企業は数社しかないと思います。当社がその一翼を担えたことを誇りに感じています。
2025年1月17日
これまでにも、花博や世界リゾート博などで施設提供を行ってきました。施設提供の見返りとして公式ロゴを使用できるメリットがあるのですが、今回の万博では寄付金額や規模に応じて利用できる特典が異なります。 確か、1億円以上、1,000万円以上、100万円以上の3つのランクがあったと思います。当社のような中小企業は、もちろん最低ランクの金額で応募しました。 さて、このロゴ、勝手に使えるわけではなく、申請して許可をもらう必要があります。以前の花博や世界リゾート博では、1~2ページ程度の資料を読み、申請書を送るだけで簡単に許可が下りました。ところが、今回の万博は手続きが非常に複雑です。 実は、昨年の夏頃からロゴを使用したいと考えていましたが、許可の取得方法が分からず、途中で挫折してしまいました。必要な資料があちこちに散らばっており、10種類ほどのファイルをダウンロードして合計100ページ以上読み込む必要がありました。その上で、専用アプリをインストールし、システム上で申請・やりとりを行う必要がありました。 さらに、システム利用のためのマニュアルも非常に分かりにくいものでした。 例えば、こんな内容です: 「アプルーバル申請運用の流れ:Brushupシステム内で2025MLO(企業コード『2025*****』)の環境から入ってください。初回ログイン時(企業間コラボレーション直後)は各社様エントリープランの環境になっているのでご注意ください。」 正直、これを読んだとき、頭がパンクしそうになりました。全く理解できなかったのです。 最終的には、昨年末に担当の方と直接お話しする機会をいただき、事情を説明しました。すると、その場で問題が解決し、一気に手続きが進みました。この数カ月の苦労は何だったのかと思うほどです。
2025年1月14日
嬉しいお知らせです 当社はネットショップにも力を入れており、もう30年近く運営しています。DIY専門モール、大阪商工会議所のb-SmileShop、おちゃのこネットなどを経て、現在は「楽天」、「ヤフー」、「アマゾン」、「自社オンラインショップ」の4つのチャンネルに落ち着きました。それぞれのモールには特徴があり、かかる経費も異なります。 その中で一番経費がかかり、モールの規約に従わなければならない煩わしさや、約束を守らない、都合が悪くなると返事が来ないなど、ビジネス相手としては厳しい面があるのが楽天です。しかし、集客力が高く、売り上げも見込めるため、仕事のためと割り切り、付き合い続けています。 当店では、木材・木製品のオリジナル商品や、全国各地の木工所の商品を販売しています。 楽天からは1日に何通もメールが届くため、タイトルを見ただけで削除してしまうことが多いのですが、昨晩届いたメールはいつもの案内とは違うように感じ、削除ボタンに触れた手を止めて内容を読んでみました。そこには、次のように記されていました。 「ユーザーから高い評価を得た上位1%の店舗様を『月間優良ショップ』として毎月表彰しております。 この度、貴店が『1月度 月間優良ショップ』を受賞されました。おめでとうございます。」 そして、「月間優良ショップ」の受賞ラベルを1か月間表示できるとのことです。 昨年の同じ時期にも受賞しており、これで2年連続の受賞となります。 この数年間、年末年始や土日も担当者は出勤し、日々頑張って店舗運営を切り盛りしてきました。私自身も立ち上げから関わり、モールの構築、宛名印刷、包装や梱包の作業まで手伝ってきたため、この受賞は本当にうれしいです。
2025年1月10日
当社の担当者がブログにUPしていましので、掲載します。 兵庫県の東条湖おもちゃ王国の木造立体迷路で木材の腐食により事故があり、施設の管理者が管理不行き届きで書類送検されたと半月ほど前にテレビのニュースでありました。 我々屋外木製施設の専門業者としては気になるところで、その書類送検の元になった。「消費者事故等調査報告書」がネットに出ていたので、これを読みましたが・・・・驚きました。 調査の内容は徹底的に調べられていて、内容は正しいのですが、結論が180度違う。 屋外木製施設の専門業者がこのレポートを見れば、これはこれを作った外国のメーカーと輸入して施工した日本の業者の責任としか思えないのに、施設管理業者の責任とされている。と言うことです。 レポートを読むと、まずこの遊具は加圧防腐処理をされているものの、一般的に日本でされている加圧防腐処理の2つのグレードの内の低い方のグレードにも満たないこと。 これが木自体に耐久性があれば、設置後8年で、こんな事故にはならずに済んだと思われますが、使っている木材は、最も耐久性の低い木材で、加圧注入防腐処理をするにしても我々であればこのような耐久性の低い材は使わない。 さらに、梁を柱に固定する方法は確かに初期強度はありますが、数年経過すると破断しやすい方法で固定されていて、屋外施設の専門業者が設計・施工する方法ではありません。 結局、加圧防腐処理・材質・施工方法の3つがすべて屋外木製施設の仕様ではなくて、今回の事故に至ったのではないかと思います。 しかし、こんな欠陥品でさらに外部から腐朽が見えない状況にも関わらず、メーカーが責任を問われず、管理者が書類送検され、さらに管理者も自分が悪いと思っていることが、日本で屋外の木製施設が増えない原因ではないかと思います。 この大きな原因は、日本の場合、屋外での木材の使い方なり、加圧防腐の基準をご存じの方が少なく、設計事務所も施工業者も屋外での木材の使い方を理解されていないからですが、根本的には大学の建築学科には木材の講座がないことではないかと思います。結果的に、外国で賞を取られるような高名な設計の先生も木材の腐朽に関しては、知識があって設計したとは思えないデザインをされることになります。 最近、公共建築物で木材の早期腐朽が話題になっていますが、これもその設計を確認すると、木材に関しては、素人レベルの考えとしか思えないような設計仕様となっています。 大工さんの力量はスバ抜けて世界一なのに、また世界最古の木造建築物を有する国なのに、屋外あまざらし状態で使う木材に関しては腐朽に対する知識が乏しいことが、木材を使わず、より環境負荷の高い材料を使うことになるのはなんとも嘆かわしいことです。 また、別個人ページには、まとめなおしたものを掲載しています。 写真は、事故があったものではない、別の立体迷路の内部です。
2025年1月10日
年末年始は情報を更新できませんでした。弊社ではネットショップも運営しており、年末年始には小さな干支の木製品に注文が殺到し、一年で最も忙しい時期となります。ここ数年は11月末から1月中旬まで、社員も休まず出勤して対応してくれています。 この商品を扱うクラフト部門は、私が30歳の時に立ち上げたもので、以前ほどの売り上げはありませんが、今も続けています。創業者としての責任を感じており、私も現場を手伝っています。 さて、関西、特に大阪では今年は何といっても万博です。弊社でも少し関わっています。昨年ウッドデッキ材を万博協会に協力させて頂きました。万博としては花博、リゾート博につづいて3回目の施設提供となります。 また小さなウッドデッキ工事も受注し昨年完成させています。 施工写真は開会迄SNSなどで公開することは禁じられていますので、残念ながらここに掲載することができません。開会後UPさせて頂きます。 写真は昨年頂いたものです。 とにかく万博楽しみですね。
2025年1月31日
1970年の万博に個人的に関わったこと、そして今度の万博には会社として関わることになったことから、取材の申し込みが相次ぎました。堺市の外郭団体、制作会社、テレビ局、個人取材など、4つの取材がほぼ同時期に重なり、話題や資料が共通する部分が多いため、(頭が)混乱しています。 とはいえ、今の一番の興味は、早く会場の中を見学できること。3月末には撮影のため入れそうですが、あちこち見たいため時間が足らなくなるでしょう。 パビリオン情報を見ると、時代の流れとはいえ、日本でもようやく木材が多用されるようになってきたことに、期待が膨らみます。 写真は堺市産業振興センターのwebから
2025年1月27日
先週、万博の入場券を3人分購入しました。その後、金曜日に開催日の9時で予約を取ろうとしましたが、途中で操作が分からなくなり、電話で問い合わせを試みました。しかし、何度かけても途中で切れてしまいました。
土日には電話受付がないため、本日再度挑戦しましたが、途中で判断に迷う箇所があり、同じく電話をしました。つながるものの、やはり途中で切れてしまいます。結局5回試しましたが諦めざるを得ませんでした。仕方なく、1人ずつ予約日と時間を分けて3回手続きしました。
9時と11時の枠は既に定員オーバーで、予約できたのは12時からの入場枠のみでした。
しかし、9時に入場した人が午前中に帰るわけでもないのに、11時や12時と時間を分けるのは、ゲートの混雑緩和が目的なのでしょうか。9時から10時は比較的空いていて、11時から12時にかけて少し混み始め、12時以降は非常に混雑するという状況になるわけです。このような入場予約制には戸惑いを感じます。未来社会はこうした制限が当たり前になるのでしょうか。
入場券はQRコード形式で、スマホで表示する仕組みとのことですが、私はスマホが苦手なので、3人分を紙に印刷しました。つまり「紙の入場券」として持参する形です。4つ折りにできる仕様のようですが、変なとこに気を使っていますね。
2025年1月24日
写真は今年の万博での仕事例です。この施設の木材部分を担当させていただきました。規模としては小さな仕事ですが、万博に携わる機会をいただけたことをとても嬉しく思っています。私自身、まだ現場を訪れていないので、開催されたらすぐに足を運びたいと思っています。 一昨年、大阪万博を応援する運動があり、1970年の万博に関わった縁もあって、私も微力ながら個人寄付をさせていただきました。その際、「見返りを求めない」という契約条項を目にし、少しでもその精神に応えたいと思いました。 それでも、どこかで万博に関わりたいという思いを持ち続けていました。そのような中で、設計事務所の方からお声がけいただき、このような形で関われたことを大変ありがたく感じています。
2025年1月20日
万博のチケットを購入できませんでした
金曜日の午後4時頃、自分用に万博チケットを購入しようと、公式ホームページにアクセスしました。
まず、Facebookアカウントでログインを試みたところ、途中でシステムエラーが発生。仕方なく、新規登録からアカウントを作成しようとしました。
新規登録ページでは、まず「利用規約」への同意が求められます。よくある流れだと思ったのですが、万博の場合は少し違いました。
「万博ID利用規約」と「個人情報保護方針」という2つの規約が、それぞれ小さな枠内に掲載されており、それを確認する必要があります。試しに内容をコピーしてみたところ、なんと一般文書で27ページ分、約23,000文字。
一応目を通しましたが、「ここまで詳細に必要なのか?」と疑問に感じる内容でした。EU域内の代理人の連絡先や、米国カリフォルニア州の居住者に関する規定まで書かれており、正直過剰に思います。
その後、これら2つの規約への同意チェックと、「私は16歳以上です」という確認チェックの計3つを完了する必要があります。ところが、何度試しても規約のチェックが入らず、ブラウザを変えたり、パソコンを変えたりしても状況は同じでした。
仕方なく、画面上にあったマニュアルのリンクを開きましたが、スマホ版の内容でPCでは画像が小さすぎて見づらい状態。電話で問い合わせるのが早いだろうと思い、電話番号を探しましたが、記載がありません。どうやら電話での問い合わせ自体を受け付けていないようです。
それでも諦めず、万博協会全体のホームページから問い合わせ先を探し出し、電話をかけました。しかし、対応するのはAIロボットで、ガイダンスに沿って番号を押していったところ、ようやくチケット関連の窓口にたどり着きました。
ところがその時点で午後5時3分。案の定、営業時間外のアナウンスが流れました。メールも送っていますが、まだ返事はありません。しかも電話対応は土日休みです。
結局、チケット購入どころか、IDの取得すらできませんでした。
「本当にチケットを販売する気があるのか?」と疑問を抱かざるを得ません。私と同じような体験をした方も多いのではないでしょうか。
写真は1970年万博の入場券、未使用で記念にとっておいたものです。*
2025年1月17日
昨日から、会社のホームページに万博のロゴをやっと掲載することができました。実は、昨年の夏頃から取り付けたかったのですが、許可の取得方法が複雑で分からず、一度は挫折してしまいました。その後、11月から再度挑戦し、12月にようやく担当部署の方とお話できるようになりましたが、年末までには実現できませんでした。
多くの資料をダウンロードして内容を理解し、さらに専用アプリをインストールして申請するなど、許可を得るまでには複雑な手順が必要でした。特に、私たちの世代にとってはかなりハードルが高かったです。
例えば、次のような文言がありました:
「アプルーバル申請運用の流れ:Brushupシステム内で2025MLO(企業コード『2025*****』)の環境から入ってください。初回ログイン時(企業間コラボレーション直後)は各社様エントリープランの環境になっているのでご注意ください。」
正直、これを見たとき、頭が混乱して、全く理解できませんでした。
そこで、担当の方と直接電話ができた時に聞いたところ、その場ですぐに対応してくださり、一気に進展しました。しかし、万博のような大きな組織では、協会職員の方々や私たちのような関係者も手続きや事務作業は非常に大変だと感じます。
( 写真は木の情報発信基地のTopページ)
次は、私たちが施工した構築物の写真公開の許可を取得しなければなりません。開会後には制限がなくなるので、それまで待つという選択肢もありますが、引き続き準備を進めます。
2025年1月14日
とても嬉しいことがありました。
会社ではネットでオリジナル商品や各地木工所の商品を販売しています。その中で楽天が一番集客力あります。
不満も数多くありますが、重要な販売ルートです。昨晩楽天からメールが届きました。
内容は
ユーザーから高い評価を得た上位1%の店舗を「月間優良ショップ」として毎月表彰しているが、ウチを
「1月度 月間優良ショップ」として表彰するというものです。
昨年の同じ時期にも受賞したので、2年連続となります。
ここ数年は年末年始や土曜・日曜も担当者は出勤していて、体力・精神力の限界のようでした。
私自身も梱包や作業を手伝っていたので、努力が認められたようで本当にうれしいです。
2025年1月10日
東条湖おもちゃ王国木製施設事故に関する考察
半月ほど前、兵庫県の東条湖おもちゃ王国に設置されていた木造立体迷路で、木材の腐朽が原因となり事故が発生し、施設の管理者が管理不行き届きとして書類送検されたというニュースが報じられました。(事故は2021年10月)
私たち屋外木製施設の専門業者にとっては見逃せない内容であり、その報道の元となった「消費者事故等調査報告書」を確認しました。しかし、驚くべきことに調査内容は徹底され、データも正確であるものの、結論部分は業界の視点から見ると180度異なるものでした。
報告書を読み進めると、次のような事実が判明しました。
・加圧防腐処理の品質
使用されていた木材は加圧防腐処理が施されていたものの、日本で一般的に使用される2つのグレードのうち、低い方の基準にも満たないレベルの処理しか施されていませんでした。耐久性の高い木材を用いていれば、設置後8年で腐朽による事故が発生することはなかったでしょう。しかし、実際に使用されていた木材は耐久性の最も低いものであり、私たち専門業者であれば、このような低耐久性の材料は採用しません。
・梁の固定方法の問題
梁を柱に固定する方法も、初期の強度は確保できるものの、数年が経過すると破断しやすい構造でした。この固定方法は屋外施設の専門業者が設計・施工する際には採用しないものです。
・責任の所在と業界全体への影響
このような構造的欠陥を持つ施設で、外部から腐朽が確認できない状況にもかかわらず、施工したメーカーや輸入業者の責任が問われることなく、施設管理者が書類送検されるという結果には疑問を感じます。さらに、管理者自身が「自分に責任がある」と認識してしまう現状が、国内における屋外木製施設の普及を阻害している要因の一つではないでしょうか。
・課題の根本原因
日本国内では、屋外木材の適切な使用方法や加圧防腐処理の基準について理解している設計事務所や施工業者は非常に少ない状況です。その背景には、大学の建築学科において「木材工学」や「木材耐久性」に関する講座が設けられていないことが影響していると考えられます。その結果、海外で賞を受賞する著名な建築家であっても、木材の腐朽に対する知識を反映した設計を行わない事例が見受けられます。
近年、公共建築物の早期腐朽が話題となっていますが、設計仕様を確認すると、木材の取り扱いに関する知識が乏しいまま設計されているケースが目立ちます。
結論
日本は世界最古の木造建築物を有し、大工の技術も世界一と言われる国です。しかし、屋外で曝露状態にある木材の扱いに関しては腐朽に対する知識が不足しているため、木材の利用が避けられ、結果として環境負荷の高い材料を使用せざるを得ない状況に陥っています。この現状は非常に嘆かわしいものであり、今後は教育や業界全体の意識改革が必要です。屋外木製施設の適正な設計・施工を行うためには、木材の特性や腐朽対策に関する知識の普及が急務です。
また、これの元になっているものは会社公式ページhttps://www.facebook.com/wood1911/に掲載しています。
写真は、事故があったものではない、別の立体迷路です。
2025年1月7日
年末年始は情報を更新できませんでした。会社ではネットショップも運営しており、年末年始には小さな木製品のご注文が殺到し、一年で最も忙しい時期となります。ここ数年は11月末から1月中旬まで、社員も休まず出勤して対応してくれています。 このウッドクラフト部門は、私が30歳の時に立ち上げたもので、以前ほどの売り上げはありませんが、今も続けています。創業者としての責任を感じており、私も現場を手伝っています。 手作業が多く、自動化が難しいため、地道に作業を続けているのが悩みの種です。この事情もあり、年賀状の送付を中止させていただきました。その代わり、年末の近況報告として個人ウェブサイトに情報を掲載しています。 ようやく通常勤務体制に戻りました。