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ポーランドの教会堂を訪ねて  聖フィリップ使徒ヤコブ教会

 ポーランドの教会堂を訪ねて(8)マウォポルスカ木造教会群
 ⑮ 聖フィリップ使徒ヤコブ教会 Saints Philip and James Church, Sękowa
  訪問日 2018年5月7日

センコヴァという町にある木造教会。広々とした草原の中に教会が建っている。腰まで丈のある草を踏み分け、入口にたどり着き、木造の門をくぐる。教会は1522年に建てられ、カラマツの木が使用されている。四角の塔は17~18世紀に増築された。独特の尖り屋根が目を引きますが、全体が調和のとれたシルエットを描いています。

以下ポーランド政府観光局の資料より
総延長1,500 km以上になる「木造り街道」があるマウォポルスカ地方。6つのルートには、ほかにもおとぎの国から出てきたような建物がいくつもあります。232の重要な木造建築物があり、そのうちわけは教会が123、正教会39、町や村落にある建築群が25あります。また木造史跡内には27ヵ所に博物館があり、民俗保護区が9ヵ所と城館が14棟あります。この街道は、南部ポーランドのバラエティーに富んだ木造建築を紹介する観光アトラクションとして注目を浴びています。
西村晴道氏経歴
1948年、靜岡県生まれ。一級建築士。法政大学工学部建築学科卒。住友建設株式会社入社・退職し、アメリカ合衆国ソービック建築設計事務所短期留学を経て、1984年、西村建築設計事務所開設。現在に至る。ルーテル学院大学第10回リード賞(キリスト教芸術分野)受賞。日本福音ルーテル静岡教会会員。著書に『FINE ROAD―世界のモダンな教会堂をたずねて』

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