公道を走る木製の自動車
ネット上の動画サイトでは時々木製の自動車が取り上げられていますが、
今日はインドの木工職人の親子が2人で製作したものです。
Mohinder Singhさん(55歳)、息子のAmandeep Singhさん(23歳)の親子です。
製作途中の場面も少しありますが、製作はすべて自宅で製作今から2年前で2.5ヶ月で作ったそうです。
普通の車と一緒に公道を走っています。ソロソロ走っているというのではなく、自在に普通に運転して動いていると言う感じです。
最高速度75km。日本では法律が厳しく許されないことでしょうね。
途中で止まれば人が群がり、みな一様に驚き、興奮し、SNSのための撮影をしてます。
すでに2万キロ走っています。メンテナンスはほとんどしていないとか、いくつかのエンジンのパーツを交換したぐらいです。現在まで何ら問題は起きていない、ただ時々雨の日はズブズブになります。
車を製作したあとは多くの友人からの問い合わせがありました。
父親はユニークで他と違うものを作りたいと考え、息子に相談し、作ることが決まったそうです。
息子の考えも同じで、木工の経験もありました。その知識と車のメカニックを会わせたいと思ったそうです。
材質はチーク材です。車のエンジンは現地のMaruti 800(スズキの現地法人が1980年代に発売)
を利用、その他の部材はスペアパーツを利用しました。外装は高価なチーク材を使ったおかけで完璧な仕上がりになりました。
チークなら雨や紫外線などにも強く、耐久性もあることでしょう。いい木材を選択したと思います。