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ポーランドの教会堂を訪ねて(7)

世界の教会を訪ねている西村氏のご好意で掲載させて頂きました。
ビナロヴァ・マイケル大天使教会 2018.5.7  16世紀初めに建てられた木造教会。
先端のとがった大きな塔は建築から100年後に増築された。
内部は、天井や壁に16世紀から17世紀にかけて多色彩の絵が描かれ、美しい装飾でおおわれている。
壁画、ベンチ、祭壇横の部屋の金庫、チェストなどの家具は17世紀のもの。
最も貴重な装飾品は、ゴシック式の彫刻、祭壇のレリーフ、石の洗礼盤。
祭壇の大天使ミカエルは悪魔を踏んでいる。
説教台は17世紀のバロック式。
1530年のキリスト像はゴシック式で頭の大きいのが特徴。
山岳地帯の美しい緑の草原にある村の教会。案内人を車で迎えに行く。
明るく陽気な女性で、チェストを開け聖餐用のワインを見せてくれたり、ベルを手に取って鳴らしたり、丁寧に説明してくれました。
西村晴道氏経歴
1948年、靜岡県生まれ。一級建築士。法政大学工学部建築学科卒。住友建設株式会社入社・退職し、アメリカ合衆国ソービック建築設計事務所短期留学を経て、1984年、西村建築設計事務所開設。現在に至る。ルーテル学院大学第10回リード賞(キリスト教芸術分野)受賞。日本福音ルーテル静岡教会会員。著書に『FINE ROAD―世界のモダンな教会堂をたずねて』

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