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小説と木
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  10. ツツジ 1箇所
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夏目漱石の小説「それから」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は1909年、文庫本におけるページ数は283ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
5 俎下駄 俎下駄 大きな俎下駄が空から
5 ツバキ 椿 八重の椿が一輪畳の上に落ちている
5 大きな花の色を見詰めていた彼は
5 俎下駄 俎下駄 その俎下駄は
6 香油 香油 香油を塗り込んだあとは
6 ツバキ 椿 烟りは椿の弁と蕊に絡まって
6 ツバキ 椿 畳の上の椿を取って
15 ツバキ 落椿 落椿も何所かへ
17 シタン 紫檀 紫檀の盆を見て黙っていた
17 サクラ やあ、桜がある
21 上野の森まで来て
21 サクラ 人気のない夜桜は好いもんだよ
29 鋸の目立ての様な
32 床板 床板 乃至床板も明らかに
37 風呂の薪を焚いてみて
41 遠くに大きな樹が一本ある
41 柔らかい梢の端が天に接く所は
42 樹木 樹木 向うにある人物樹木が
46 遠くの向うに寒そうな樹が立っている後に
47 樹の間に大きな
50 植木屋 植木屋 暇だから植木屋から聞いた通り
50 盆栽 盆栽 然し盆栽は好いもんだ
54 塩梅 塩梅 好い案排に
60 若葉 若葉 今は新芽若葉の初期である
61 行李 行李 縁側で行李の紐を解いていたが
65 木蔭 芝生外れの木蔭まで来て留った
68 木蔭 だから木蔭に立って
69 ヤナギ 柳があって
74 ザクロ 遠柘榴 瘤だらけの柘榴の枯枝と
74 灰色の幹の根方に
80 この光のない土の板が
80 行李 行李 傍に大きな行李が開けてあって
95 上野の森を評して帰って来た
95 上野の板の古い杉が高く見えた
95 スギ 上野の森の古い杉が高く見えた
127 フジ 大きな藤があって、その花の長さが
132 バラ 薔薇 薔薇よりも派手にかつ重苦しく見えた
132 ザクロ 遠柘榴 柘榴の花は
132 バラ 薔薇 庭の隅に咲いた薔薇の花の赤いのを
132 花の香 花の香をよく用いた
136 縁蔭 縁蔭 今は縁蔭の時節になった
136 目白台の森を見上てみる
136 サクラ その桜はとくに散てしまって
136 茂る葉の中を
136 サクラ 桜の散る時分には
139 銀杏返シ 銀杏返し 結ったばかりの銀杏返を
144 木の葉 青い木の葉が悉く濡れて
148 ツツジ 躑躅 向うの土手にむら躑躅が
148 マツ 大きな松が何十本となく並んで
148 マツ この松を見ながら
155 アオギリ 梧桐 隣の梧桐の一際濃く見える上に
160 シタン 紫檀 円い紫檀の刳抜盆が
167 山林 山林 持ち伝えた山林を年々伐り出すのが
168 カキ 柿の乾したのを送ってくれた
169 樹や谷を相手にしているものは
170 板塀 板塀 粗末な板塀の隙間から
177 バラ 薔薇 薔薇の香のする眠に就いた
194 張板 張板 立て掛けた張板の中途から
214 青葉 青葉 青葉が映るんだ
214 植込 植込 庭の植込の方を見たが
214 木の枝 木の枝にも
225 小石川の森に数点の灯影を認めた
225 大きな木が
225 板塀 板塀 板塀から例の如く
225 マツ 濠を隔てて高い土手の松が
232 銀杏返シ 銀杏返し 銀杏返しに結っていましたね
232 銀杏返シ 銀杏返し 銀杏返しじゃなかったですか
232 銀杏返シ 銀杏返し 決して銀杏返しには結わなかった
240 木下闇に仄めいた
240 立木 立木 広い庭でない上に立木の数が存外多いので
246 普請 普請 爪を切る日だの普請をする日だのと
257 アオギリ 梧桐 隣の梧桐の天辺まで
257 シュカイドウ シュウ海棠 蔭に生えた秋海棠の葉が著しく
276 マツ 闇を回る松明の如く輝いた
281 松明 松明 黒い枝の葉が少し動いた
283 木の葉 木の葉の如く
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  3. 吾輩は猫である
  4. 硝子戸の中
  5. 草枕
  6. 文鳥
  7. 夢十夜
  8. 永日小品
  9. 思い出す事など
  10. ケーベル先生
  11. 変な音
  12. 手紙
  13. 坊ちゃん
  14. 三四郎
  15. 二百十日
  16.  
  17. 野分
  18. 抗夫
  19. 倫敦塔
  20. カーライル博物館
  21. 幻影の盾
  22. 琴のそら音
  23. 一夜
  24. 琴のそら音
  25. 薤露行
  26. 趣味の遺伝

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