文学と木・木製品

夏目漱石の小説に出てくる樹木(元資料)

元樹種 箇所計
マツ 101
カキ 42
スギ 35
サクラ 31
ヤナギ 30
ミカン 23
アオギリ 22
キリ 22
ツバキ 21
モモ 16
ウメ 16
ヒノキ 14
バラ 12
ボケ 11
イチョウ 11
ハギ 9
クリ 9
トチ 8
カイドウ 7
シイ 7
リンゴ 7
ザクロ 6
モクレン 6
チャ 5
カエデ 5
サルスベリ 5
シュロ 5
ケヤキ 5
ツツジ 5
アカマツ 4
カシ 4
キンカン 3
モミ 3
カシワ 3
フジ 3
ナンテン 3
シタン 3
カラタチ 3
ビロウジュ 2
カナメモチ 2
モクセイ 2
ムクゲ 2
チョウジ 1
イチジク 1
レモン 1
ナシ 1
エノキ 1
エンジュ 1
オリーブ 1
ナツミカン 1
サザンカ 1
シラカンバ 1
ナラ 1
ロウバイ 1
クコ 1
クス 1
ビンロウ 1
ビワ 1
フヨウ 1

元樹種 小説名 ページ 掲載樹種 掲載言葉
ツバキ ケーベル先生 274 椿 菊の花と椿の話
レモン ケーベル先生 274 レモン  レモンの露を絞って
カエデ こころ 18 両方に楓を植え付けた
イチョウ こころ 19 銀杏 大きな銀杏が一本空を隠すように立っていた。
イチョウ こころ 22 銀杏 ふと先生がわざわざ注意してくれた銀杏の大樹を眼の前に想い浮かべた。
イチョウ こころ 22 銀杏 「先生雑司ヶ谷の銀杏はもう散ってしまったでしょうか」
ツバキ こころ 45 椿 その庭に、この間まで重そうな赤い強い色をぽたぽた点じていた椿の花はもう一つも見えなかった。
ツバキ こころ 45 椿 先生は座敷からこの椿の花をよく眺める癖があった。
マツ こころ 74 松飾はいつか取払われていた
ウメ こころ 79 梅が咲くにつけて寒い風は段々向を南へ更(か)えて行った。
サクラ こころ 79 桜の噂がちらほら私の耳に
ザクロ こころ 80 柘榴 柘榴の枯れた幹から、つやつやしい茶褐色の葉が、柔らかそうに日光を映していたりするのが、
サクラ こころ 80 やえざくら 八重桜の散った枝にいつしか
カラタチ こころ 80 からたち 枳殻の垣が黒ずんだ枝の上に、萌るような芽を吹いていたり、
カナメモチ こころ 81 かなめもち 私はかなめの垣から若い柔らかい葉もぎ取って芝笛を鳴らした。
カエデ こころ 82 同じ楓の樹でも同じ色を
ツツジ こころ 82 つつじ これは霧島でしょう
シラカンバ こころ 82 樺色 そのうちで樺色の丈の高いのを指して
ツツジ こころ 82 躑躅 躑躅が燃えるように咲き乱れていた
ツツジ こころ 89 躑躅 躑躅の間を下の方へ
ツツジ こころ 103 躑躅 あの躑躅の咲いている
モクセイ こころ 109 木犀 こんもりした木犀の一株が
モクセイ こころ 110 木犀 先生の宅とこの木犀とを
スギ こころ 286 ことに霜に打たれて蒼味を失った杉の木立の茶褐色が、薄黒い空の中に、梢を並べて聳ているのを振り返って見た時は、寒さが背中へ噛(かじり)付いたような心持がしました。
ツバキ それから 5 椿 枕元を見ると、八重の椿が一輪畳の上に落ちている
ツバキ それから 6 椿 烟(けむり)は椿の弁と蕊(すい)に絡まって漂う程濃く出た。
ツバキ それから 6 椿 畳の上の椿を取って、引っ繰り返して、鼻の先へ持って来た。
ツバキ それから 15 落椿 落椿も何所かへ掃き出されてしまった。
シタン それから 17 紫檀 紫檀の盆を見て黙っていた
サクラ それから 17 やあ、桜がある
サクラ それから 21 人気のない夜桜は好いもんだよ
ヤナギ それから 69 其所は河が流れて、柳があって、古風な家であった。黒くなった床柱の傍の違い棚に、
ザクロ それから 74 柘榴 瘤だらけの柘榴の枯枝と、灰色の幹の根方に、暗緑と暗紅を混ぜ合わした様な若い芽が、
スギ それから 95 上野の森の古い杉が高く見えた
フジ それから 127 何所に、大きな藤があって、その花の長さが四尺足らずあるとか、話は好加減な方角へ大分長く延びて行った。
バラ それから 132 薔薇 庭の隅に咲いた薔薇の花の赤いのを見るたびに、それが点々として眼を刺してならなかった。
ザクロ それから 132 柘榴 柘榴の花は、薔薇よりも派手にかつ重苦しく見えた。
バラ それから 132 薔薇 柘榴ざくろの花は、薔薇よりも派手にかつ重苦しく見えた
サクラ それから 136 桜の散る時分には
サクラ それから 136 その桜はとくに散てしまって
ツツジ それから 148 躑躅 向うの土手にむら躑躅が
マツ それから 148 大きな松が何十本となく並んで
マツ それから 148 この松を見ながら
アオギリ それから 155 梧桐 縁側から外を窺(うかが)うと、奇麗な空が、高い色を失いかけて、隣の梧桐の一際濃く見える上に、薄い月が出ていた。
シタン それから 160 紫檀 円い紫檀の刳抜盆が
カキ それから 168 柿の乾した 友人は時々鮎あゆの乾したのや、柿の乾したのを送ってくれた。
バラ それから 177 薔薇 そうして、薔薇の香のする眠(ねむり)に就いた。
マツ それから 225 濠を隔てて高い土手の松が
アオギリ それから 257 梧桐 門野が隣の梧桐の天辺まで水にして御目にかけると云って、手桶の底を振り上げる拍子に、滑って尻持を突いた。
マツ それから 276 闇を回る松明の如く輝いた
スギ 永日小品 70 黒い雲が杉の梢に
スギ 永日小品 71 今杉の頭に
マツ 永日小品 79 塀の中に松が植えてある
カキ 永日小品 81 与吉は下から柿を睨(にら)めながら、なんでえ、なんでえ、そんなもの要いらねえやとじっと動かずにいる。
カキ 永日小品 81 喜いちゃんは生垣の間から赤い柿を出して、これ上げようかと云った。
カキ 永日小品 81 赤い柿 それから三日経って、喜いちゃんは大きな赤い柿を一つ持って、また裏へ出た。
カキ 永日小品 82 与吉は周章(あわて)て、泥の着いた柿を拾った。
カキ 永日小品 82 手に持った柿をぱたりと崖の下に落した。
カキ 永日小品 82 柿は喜いちゃんの頭を通り越して裏の物置に当った。
カキ 永日小品 82 手に持った柿を、喜いちゃんに放りつけた。
カキ 永日小品 82 そうして、食いかいた柿の一片をぺっと吐いた。
モミ 永日小品 119 長い石段の途中に太い樅が静かな枝を夜に張って、土手から高く聳(そび)えている。
スギ 永日小品 121 綺麗な杉垣ばかり
キリ 永日小品 125 桐の箱の塵
キリ 永日小品 126 桐の箱へ入れて
キリ 永日小品 126 桐の箱を持って
ロウバイ 永日小品 127 蝋梅 蝋梅が活けてあった
キリ 永日小品 127 桐の箱を抱えて
クリ 永日小品 129 自分で栗と一所に浜まで持って行くと、
クリ 永日小品 129 「あっちは栗の出るところでしてね。
クリ 永日小品 130 例の栗をね、俵をほどいて、
クリ 永日小品 130 栗を水の中に打ち込むとね、
カイドウ 永日小品 132 海棠  海棠と思われる花
リンゴ 永日小品 133 林檎 その片頬の真ん中が林檎の熟した程に濃い。
バラ 永日小品 135 薔薇 薔薇は高く這い上がって行く。
バラ 永日小品 135 薔薇 一本の薔薇が這(は)いかかって、冷たい壁と、暖かい日の間に挟まった花をいくつか着けた。
バラ 永日小品 135 薔薇 鼠色の壁は薔薇の蔓の届かぬ限りを尽くして真直に聳(そびえ)ている。
バラ 永日小品 137 薔薇 崖から出たら足の下に美しい薔薇の花びらが二三片散っていた。
アオギリ 永日小品 138 梧桐 つい鼻の先で植木屋がせっせと梧桐の枝を卸している。
アオギリ 永日小品 138 梧桐 眼を梧桐から空に移した
マツ 永日小品 138 こんもり隠す松の幹が
アオギリ 永日小品 138 梧桐 梧桐の上を高く離れた秋晴を眺めていた。
アオギリ 永日小品 139 梧桐 梧桐の先がまた眸(ひとみ)に映った。
アオギリ 永日小品 139 梧桐 梧桐を隔てて、垣根の外を見下すと、汚長屋が三四軒ある。
アオギリ 永日小品 139 梧桐 茫然と、枝を透かした梧桐の頂辺を見たまま立っている。
アオギリ 永日小品 139 梧桐 傍そばに五十余りの婆さんが立って、梧桐の先を見ていた
ザクロ 永日小品 144 柘榴 しばらくは柘榴の細枝に留っていたが、落ちつかぬと見えて、
ウメ 永日小品 144 頭の上に真っ白に咲いた梅の中から、一羽の小鳥が飛び出した。
マツ 永日小品 146 真ん中に二階松が
チャ 吾輩は猫である 13 茶の木 茶の木の根を一本一本嗅ぎながら、西側の杉垣のそばまでくると、
アオギリ 吾輩は猫である 13 梧桐 静かなる小春の風が、杉垣の上から出たる梧桐の枝を軽か誘ってばらばらと二三枚の葉が枯菊の茂みに落ちた。
スギ 吾輩は猫である 13 杉垣 杉垣のそばまでくると、枯菊を押し倒してその上に大きな猫が前後不覚に寝ている。
スギ 吾輩は猫である 13 杉垣 杉垣の上から出たる梧桐の枝を軽誘ってばらばらと二三枚の葉が枯菊の茂みに落ちた。
チャ 吾輩は猫である 14 茶畑 茶畑ばかりぐるぐる廻っていねえで、
チャ 吾輩は猫である 15 茶畠 吾輩と黒は暖かい茶畠の中で寝転ながらいろいろ雑談をしていると、
アカマツ 吾輩は猫である 20 赤松 赤松の間に二三段の紅を綴った紅葉は昔の夢のごとく散って
サザンカ 吾輩は猫である 20 山茶花 紅白の山茶花を
スギ 吾輩は猫である 36 杉垣 杉垣の隙から、いるかなと思って見渡すと、三毛子は正月だから首輪の新しいのをして行儀よく
トチ 吾輩は猫である 43 トチ トチメンボー位なところで
トチ 吾輩は猫である 43 とち とちめんぼうは妙ですな
トチ 吾輩は猫である 43 トチメンボー トチメンボーを二人前
トチ 吾輩は猫である 43 トチメンボー トチメンボーだと訂正とされました
トチ 吾輩は猫である 43 トチメンボー トチメンボーという料理は
トチ 吾輩は猫である 43 トチメンボー トチメンボーだ、トチメンボーだと
トチ 吾輩は猫である 43 トチメンボー トチメンボーだ、トチメンボーだと
トチ 吾輩は猫である 43 トチメンボー トチメンボーが食いたかったと
マツ 吾輩は猫である 60 首懸の松さ」と迷亭は領を縮める。
マツ 吾輩は猫である 60 例の松の真下に来ているのさ」
マツ 吾輩は猫である 60 首懸の松さ」と迷亭は領りを縮める。
マツ 吾輩は猫である 60 例の松た、何だい」と主人が断句を投げ入れる。
マツ 吾輩は猫である 60 土手の上に松は何十本となくあるが、
マツ 吾輩は猫である 60 首懸の松は鴻の台でしょう」寒月が波紋をひろげる。
マツ 吾輩は猫である 60 鴻の台のは鐘懸の松で、土手三番町のは首懸の松さ。
マツ 吾輩は猫である 60 この松の下へ来ると首が縊りたくなる。
マツ 吾輩は猫である 61 他の松では死ぬ気にならん。
マツ 吾輩は猫である 61 そら首縊りだと来て見ると必ずこの松へぶら下がっている
ヤナギ 吾輩は猫である 86 「むっとして弁じましたる柳かな、かね」と迷亭はあいかわらず飄然たる事を云う。
ウメ 吾輩は猫である 106 うめ 足の裏へ泥が着いて、椽側へ梅の花の印を押す位な事は、
サルスベリ 吾輩は猫である 147 百日紅 百日紅が咲いていた時分、
サルスベリ 吾輩は猫である 147 百日紅 この百日紅が散るまでに美学原論と云う著述をすると云うから、
サルスベリ 吾輩は猫である 147 百日紅 百日紅が散って一輪の花もなくなっても当人平気でいるから、い
サルスベリ 吾輩は猫である 148 百日紅 百日紅の散るまでに著書が出来なかったのは記憶の罪で意志の罪ではない。
クリ 吾輩は猫である 149 団栗だか
マツ 吾輩は猫である 156 竜文堂に鳴る松風の音を聞かないと寝つかれないごとく、
ヤナギ 吾輩は猫である 159 柳行李の間に
ヤナギ 吾輩は猫である 159 只柳行李の後に
ヤナギ 吾輩は猫である 164 柳行李の辺から
サクラ 吾輩は猫である 186 彼岸さくら 彼岸桜を誘うて
スギ 吾輩は猫である 191 杉垣 植木屋を入れた杉垣根の写生としか受け取れない。
スギ 吾輩は猫である 199 杉箸をむざと突き込んで出来るだけ多くの分量を二寸ばかりの高さにしゃくい上げた。
ヤナギ 吾輩は猫である 215 舞台の真中へ大きな柳を一本植え付けてね。
ヤナギ 吾輩は猫である 215 柳の幹 それからその柳の幹から一本の枝を右の方へヌッと出させて、
ヤナギ 吾輩は猫である 216 大きな柳があって、柳の影で白い女が湯を浴びている、はっと思って上を見ると長い柳の枝に烏が一羽とまって女の行水を見下ろしている。
ヤナギ 吾輩は猫である 216 大きな柳があって、柳の影で白い女が湯を浴びている、はっと思って上を見ると長い柳の枝に烏が一羽とまって女の行水を見下ろしている。
ヤナギ 吾輩は猫である 216 長い柳の枝に烏が一羽とまって女の行水を見下ろしている。
アオギリ 吾輩は猫である 222 梧桐 梧桐の緑を綴る間から西に傾く日が斑らに洩れて、幹にはつくつく法師が懸命にないている。
ウメ 吾輩は猫である 226 梅花形 家根の天辺にある梅花形の瓦の上に四本足で立つ術、
アオギリ 吾輩は猫である 230 青桐 ところがこの青桐は葉が非常に多い、しかもその葉は皆団扇くらいな大さであるから、彼等が生い重なると枝がまるで見えないくらい茂っている。
アオギリ 吾輩は猫である 230 梧桐 下から一間ばかりのところで梧桐は注文通り二叉になっているから、ここで一休息して葉裏から蝉の所在地を探偵する。
アオギリ 吾輩は猫である 230 梧桐 漢名を梧桐と号するそうだ。
アオギリ 吾輩は猫である 230 青桐 蝉のもっとも集注するのは青桐である漢名を梧桐と号するそうだ。
マツ 吾輩は猫である 231 松は常盤にて最明寺の御馳走をしてから
マツ 吾輩は猫である 231 松滑りと云うと松を滑る様に思うかも知れんが、
マツ 吾輩は猫である 231 松滑りは、登る事を目的として登る
マツ 吾輩は猫である 231 従って松の幹程滑らないものはない。
マツ 吾輩は猫である 231 蝉取りの次にやる運動は松滑りである。
マツ 吾輩は猫である 232 それだから吾輩はこの運動を称して松滑りと云うのである。
マツ 吾輩は猫である 232 しかるにまた身を逆にして義経流に松の木越をやって見給え。
マツ 吾輩は猫である 232 松の木の上から落ちるのはいやだから、
マツ 吾輩は猫である 232 松樹の巓(いただき)に留まるを許さんに相違ない、
マツ 吾輩は猫である 232 今吾輩が松の木を勢よく馳け登ったとする。
マツ 吾輩は猫である 235 松皮摩擦法をやるよりほかに分別はない。
マツ 吾輩は猫である 235 松の木の皮で充分摩擦術を行うか、
マツ 吾輩は猫である 236 松には脂がある。この脂やにたるすこぶる執着心の強い者で、も
マツ 吾輩は猫である 237 左の方に松を割って八寸位にしたのが山の様に
マツ 吾輩は猫である 237 まつ薪 松薪が山の様で、石炭が岡のようかと聞く人があるかも知れないが、
マツ 吾輩は猫である 238 まつ薪 松薪と石炭の間に出来てる谷あいを通り抜けて左へ廻って、
ザクロ 吾輩は猫である 251 柘榴 狭い柘榴口に一寸の余地もないくらいに化物が取りついて、毛のある脛と、毛のない股と入り乱れて動いている。
ヒノキ 吾輩は猫である 258 檜の枝は吹聴する如く密生しておらんので、
ヒノキ 吾輩は猫である 258 檜が幅を利かしているごとく、北側には桐の木が七八本行列している。
ヒノキ 吾輩は猫である 258 檜が蓊然と五六本併んでいる
ヒノキ 吾輩は猫である 258 その尽くるところに檜が蓊然と五六本併ならんでいる。
キリ 吾輩は猫である 258 桐の木が七八本行列している
キリ 吾輩は猫である 259 一文にもならない桐である
キリ 吾輩は猫である 259 玉を抱いて罪ありと云う古語があるそうだが、これは桐を生やして銭なしと云っても然るべき
キリ 吾輩は猫である 259 桐はあるが
キリ 吾輩は猫である 259 桐の爼下駄を穿いて
キリ 吾輩は猫である 259 桐の方で催促しているのに
ヒノキ 吾輩は猫である 260 檜のある所は
ヒノキ 吾輩は猫である 260 桐の木を去って檜の方に進んで来た
キリ 吾輩は猫である 260 桐の木を去って檜の方に進んで来た
キリ 吾輩は猫である 260 桐畠に這入り込んできて
キリ 吾輩は猫である 262 桐畠の方で
キリ 吾輩は猫である 266 必ず桐の木の附近を
カキ 吾輩は猫である 269 渋柿 ある人はインスピレーションを得る為めに毎日渋柿を十二個ずつ食った。
カキ 吾輩は猫である 269 渋柿 これは渋柿を食えば便秘する、便秘すれば逆上は必ず起るという理論から来たものだ。
キンカン 吾輩は猫である 271 金柑 金柑頭を
キンカン 吾輩は猫である 272 金柑 金柑は潰れるに
キンカン 吾輩は猫である 272 金柑 金柑とも薬罐とも
キリ 吾輩は猫である 279 四つ目垣を通り越して桐の下葉を振い落して、第二の城壁即ち竹垣に命中した。
ヤナギ 吾輩は猫である 280 柳の下には必ず鰌がいる。蝙蝠に夕月はつきものである。
バラ 吾輩は猫である 285 薔薇 薔薇の水で手を清めたと云うくらいだから、
イチジク 吾輩は猫である 289 無花果 無花果を食うのを
ヒノキ 吾輩は猫である 298 向に檜があるだろう
ヤナギ 吾輩は猫である 309 小さい時分はだいぶ柳の虫や赤蛙の厄介になった事もあるそうだが、せっかく母親の丹精も、
マツ 吾輩は猫である 328 僕のうちなどへ来て君あの松の木へカツレツが飛んできやしませんかの、
マツ 吾輩は猫である 328 雷が落ちて隠居の居る庭先の松の木を割いてしまった。
マツ 吾輩は猫である 350 鼻づらを松の木へこすりつけてやろうくらいにまで怒っていた主人が、
ケヤキ 吾輩は猫である 351 欅の如輪木か
カキ 吾輩は猫である 351 黒柿 長煙管を黒柿の縁へ叩きつける様を想見する諸君もないとも限らないが、
ケヤキ 吾輩は猫である 351 この代物は欅か
キリ 吾輩は猫である 352 桜か桐か
サクラ 吾輩は猫である 352 桜か桐か
スギ 吾輩は猫である 392 「それで虎が上野の老杉の葉を悉く振い落す様な勢で鳴くでしょう。
ナツミカン 吾輩は猫である 409 夏蜜柑 夏蜜柑の様に
カキ 吾輩は猫である 416 障子をあけて、甘干の柿を一つ食って
カキ 吾輩は猫である 416 渋柿の皮 「渋柿の皮を剥いて、軒へ吊しておいたのです」
カキ 吾輩は猫である 416 うまいですよ、あの辺の柿は。とうてい東京などじゃあの味はわかりませんね」
カキ 吾輩は猫である 416 渋柿 [渋柿の皮を剥いて、軒へ吊るしておいたのです」
カキ 吾輩は猫である 416 渋柿 渋柿の甘干(あまぼ)しを一つ取って食いました」
カキ 吾輩は猫である 416 「柿はいいがそれから、どうしたい」と今度は東風君がきく。
カキ 吾輩は猫である 416 「それから床を出て障子を開けて、椽側へ出て甘干しの柿を一つ食って……」
カキ 吾輩は猫である 417 要するに私は甘干しの柿を食ってはもぐり、もぐっては食い、とうとう軒端に吊した奴をみんな食ってしまいました」
カキ 吾輩は猫である 417 又柿を食ったのかい。どうもいつまで行っても柿ばかり食ってて際限がないね」
カキ 吾輩は猫である 417 又柿を食ったのかい。どうもいつまで行っても柿ばかり食ってて際限がないね」
カキ 吾輩は猫である 419 折柄柿落葉の時節で宿から南郷街道へ出るまでは木の葉で路が一杯です。
ヤナギ 吾輩は猫である 423 枯柳 県庁の前で枯柳の数を勘定して病院の横で窓の灯を計算して、
カキ 吾輩は猫である 424 渋柿 それでもおっつかなければまた甘干しの渋柿を三ダースも食うさ。
ムクゲ 吾輩は猫である 429 むくげ 丁度木槿垣を一重隔てて南隣りは沈澱組の頭領が下宿しているんだから剣呑だあね」
カキ 吾輩は猫である 435 表へ出ると星月夜に柿落葉、赤毛布にヴァイオリン。
カキ 吾輩は猫である 435 「もう帰ったって甘干しの柿はないぜ」
マツ 吾輩は猫である 436 赤松 赤松の間から城下が一目に見下ろせる眺望佳絶の平地で
クス 吾輩は猫である 436 北側は鵜の沼まと云う池つづきで、池のまわりは三抱えもあろうと云う樟楠ばかりだ
ヤナギ 吾輩は猫である 478 むっとして弁じましたる柳かな
ヤナギ 吾輩は猫である 478 むっとして戻れば庭に柳かな
マツ 抗夫 5 こうやたらに松ばかり並んでいては歩く精がない。
マツ 抗夫 5 こう松ばかりじゃ所詮敵わない
マツ 抗夫 5 松と睨めっこ いっそ始めから突っ立ったまま松と睨(にら)めっこをしている方が増しだ。
マツ 抗夫 5 松の方で 此方(こっち)がいくら歩行(あるい)たって松の方で発展してくれなければ駄目な事だ。
マツ 抗夫 8 松が厭(あき)るほど行列している然(しか)し足よりも松よりも腹の中が一番苦しい。
マツ 抗夫 8 松が厭(あき)るほど行列している然(しか)し足よりも松よりも腹の中が一番苦しい。
マツ 抗夫 26 大きな黒松の根方 大きな黒松の根方のところへ行って、立小便をし始めたから、
ヒノキ 抗夫 62 杉檜 尤もこれは日の加減と云うよりも杉檜の多いためかも知れない。
スギ 抗夫 62 杉檜 尤もこれは日の加減と云うよりも杉檜の多いためかも知れない。
エンジュ 抗夫 248 大きな槐 右へ上と斜に頭の上に被さっている大きな槐の奥にある。
モモ 三四郎 16 水蜜桃 髭のある人は入れ代って、窓から首を出して、水蜜桃(すいみつとう)を買っている。
カキ 三四郎 17 樽柿 ある時大きな樽柿(たるがき)を十六食ったことがある。
モモ 三四郎 17 水蜜桃 二人が水蜜桃を食べているうちにだいぶ親密になっていろいろな話を始めた。
モモ 三四郎 17 その男の説によると、桃(もも)は果物のうちでいちばん仙人めいている。なんだか馬鹿みたような味がする。
モモ 三四郎 18 桃の幹 レオナルド・ダ・ヴィンチという人は桃の幹に砒石(ひせき)を注射してね、その実へも毒が回るものだろうか、どうだろうかという試験をしたことがある。
モモ 三四郎 18 ところがその桃を食って死んだ人がある。
モモ 三四郎 18 水蜜桃 さんざん食い散らした水蜜桃の核子(たね)やら皮やらを、
モモ 三四郎 25 水蜜桃 その様子がいくぶんか汽車の中で水蜜桃(すいみつとう)を食った男に似ている。
カシ 三四郎 25 部屋の中を見回すとまん中に大きな長い樫(かし)のテーブルが置いてある。
ケヤキ 三四郎 26 太い欅(けやき)の幹で日暮らしが鳴いている。
バラ 三四郎 29 薔薇 その薔薇が椎の木陰の下の、黒い髪のなかできわだって光っていた。
シイ 三四郎 29 「これは椎」と看護婦が言った。
シイ 三四郎 29 椎の木 頭の上には大きな椎の木が、日の目のもらないほど厚い葉を茂らして、丸い形に、水ぎわまで張り出していた。
バラ 三四郎 29 薔薇 頭にもまっ白な薔薇を一つさしている。
カラタチ 三四郎 32 枳殻 二人はベルツの銅像の前から枳殻寺(からたちでら)の横を電車の通りへ出た。
ケヤキ 三四郎 34 大きな欅(けやき)の下から高い空をのぞいたら、普通の空よりも明らかに見えた。
シイ 三四郎 34 例の椎(しい)の木の所まで来て、またしゃがんだ。
イチョウ 三四郎 35 銀杏 とっつきの大通りの左右に植えてある銀杏(いちょう)の並木が目についた。
イチョウ 三四郎 35 銀杏 銀杏の並木がこちら側で尽きる右手には法文科大学がある
シュロ 三四郎 35 棕櫚 大きな棕櫚(しゅろ)の木を五、六本植えたところが大いにいい。
カシ 三四郎 37 堅い樫(かし)の板をきれいに切り込んだてぎわは素人(しろうと)とは思われない。
マツ 三四郎 37 松の枝 地を悪くわざと木の下を通るので、帽子が松の枝に引っかかる。
マツ 三四郎 37 只大きな松や桜を植えてその間だに砂利(じゃり)を敷いた広い道をつけたばかりであるが、
サクラ 三四郎 37 只大きな松や桜を植えてその間だに砂利(じゃり)を敷いた広い道をつけたばかりであるが、
モモ 三四郎 44 蜜桃 どうも上京の節汽車の中で蜜桃(すいみつとう)をたくさん食った人のようである。
モモ 三四郎 44 蜜桃 三四郎は様子を見ているうちにたしかに水蜜桃だと物色(ぶっしょく)した。
ハギ 三四郎 48 ただ大きな萩(はぎ)が人の背より高く延びて、座敷の椽側(えんがわ)を少し隠しているばかりである。
モモ 三四郎 54 水蜜桃 三四郎はこの時ふと汽車で水蜜桃をくれた男が、
モモ 三四郎 54 水蜜桃 どうもあの水蜜桃の食いぐあいから、青木堂で茶を飲んでは煙草を吸い、
モモ 三四郎 57 水蜜桃 そうして、水蜜桃の先生と青木堂の先生に、
モモ 三四郎 57 水蜜桃 それで水蜜桃も必ず同先生に違いないと決めた。
シイ 三四郎 62 ただ夏のさかりに椎(しい)の実がなっているかと人に聞きそうには思われなかった。
クリ 三四郎 65 汽車の中でみやげに買った栗を一人でさんざん食った。
モモ 三四郎 66 水蜜桃 の人とは水蜜桃すざいもく(すいみつとう)以来妙な関係がある。
カラタチ 三四郎 70 枳殻 言って枳殻(からたち)の垣根の下にしゃがんで、小石を拾って、
マツ 三四郎 70 ところへ植込みの松の向こうから、与次郎が大きな声を出した。
スギ 三四郎 72 杉林 少し行くと古い寺の隣の杉林を切り倒して、
ケヤキ 三四郎 73 細長い窓の外に見える大きな欅(けやき)の枝の奥が、次第に黒くなる時分だから、
ヒノキ 三四郎 78 目に触れるたびに不愉快な檜(ひのき)に、青い光りがさして、黒い影の縁が少し煙って見える。檜に秋が来たのは珍しいと思いながら、雨戸をたてた。
ヒノキ 三四郎 78 檜に秋が来たのは珍しいと思いながら、雨戸をたてた。
シイ 三四郎 78 裏の椎(しい)の木に蜜蜂が二、三百匹ぶら下がっていたのを見つけてすぐ籾漏斗(もみじょうご)に酒を吹きかけて、ことごとく生捕(いけどり)にした。
スギ 三四郎 83 杉垣 幹の半分以上が横に杉垣(すぎがき)から、
サクラ 三四郎 83 大きな桜がある。これはたしかに垣根の中にはえている。
サルスベリ 三四郎 83 百日紅 大きな百日紅(ひゃくじつこう)がある。
サクラ 三四郎 84 桜の枯葉でも掃こうかしらんとようやく気がついた時、
サクラ 三四郎 85 上から桜の葉が時々落ちてくる。
サクラ 三四郎 86 二人(ふたり)は桜の枝を見ていた。
サクラ 三四郎 87 女は依然としてもとの所へ腰をかけて、高い桜の枝をながめていた。
サクラ 三四郎 87 高い桜の枯枝を余念なくながめていた女は、急に三四郎の方を振りむく。
サクラ 三四郎 87 高い桜の桜を余念なくながめていた女は、急に三四郎の方を振りむく。
ハギ 三四郎 104 萩の影になった所は、いちばん遠いはずれになる。
ハギ 三四郎 104 椽側に腰をかけて。
 三四郎は萩とすれすれに立った。
ハギ 三四郎 104 萩を通り越して椽鼻(えんばな)まで来た。
ハギ 三四郎 104 よし子はこの萩の影にいた。
ハギ 三四郎 104 それで萩はいちばん手前にある
ナンテン 三四郎 104 南天 椽側は南天を基点としてはすに向こうへ走っている。
ナンテン 三四郎 104 南天 萩と南天の間に椽側が少し見える。
ハギ 三四郎 104 萩と南天の間に椽側が少し見える。
ハギ 三四郎 104 のあいだの萩(はぎ)が、人の丈(たけ)より高く茂って、
ナンテン 三四郎 104 南天 洗水のそばに南天(なんてん)がある。
カキ 三四郎 106 柿の木 前の家の柿(かき)の木と、はいり口の萩だけができている。
ハギ 三四郎 106 前の家の柿(かき)の木と、はいり口の萩だけができている。
カキ 三四郎 106 柿の木 前の家の柿の木と、はいり口の萩だけができている。なかにも柿の木ははなはだ赤くできている。
カキ 三四郎 108 柿の木 柿の木の下にある藁葺(わらぶき)屋根に影をつけたが、
カキ 三四郎 108 渋柿 赤くできた柿が、陰干の渋柿(しぶがき)のような色になった。
カナメモチ 三四郎 111 要目垣 三四郎は要目垣(かなめがき)のあいだに見える桟(さん)をはずそうとして、
サクラ 三四郎 128 玄関前の草原へ来た。大きな桜がある。
カキ 三四郎 132 柿の木 よし子のかいた柿の木の比ではない。
マツ 三四郎 153 青い松と薄い紅葉がぐあいよく枝をかわし合って、箱庭の趣がある。
シイ 三四郎 153 「あれは椎(しい)」
マツ 三四郎 154 大きな松と御殿の一角(ひとかど)と、運動会の幕の一部と、なだらかな芝生が見える。
マツ 三四郎 160 先生松を一鉢(ひとはち)お買いなさいなんて妙なことを言う。
マツ 三四郎 160 松を座敷へ入れたまんま雨戸をたてて錠をおろしてしまう。
マツ 三四郎 160 帰ってみると、松が温気(うんき)でむれてまっ赤になっている。
スギ 三四郎 171 杉垣 杉垣(すぎがき)に羽織の肩が触れるほどに、赤い提灯をよけて通した。
スギ 三四郎 198 少し待てばやみそうである。二人は大きな杉の下にはいった。
リンゴ 三四郎 205 林檎 ニュートンが林檎(りんご)が引力で落ちるのを発見したりするのは、
カキ 三四郎 222 樽柿 中には樽柿(たるがき)がいっぱいはいっている。
カキ 三四郎 223 三四郎は柿の核(たね)を吐き出しながら、この男の顔を見ていて、情けなくなった。
カキ 三四郎 223 三人で柿を食いだした。食いながら、先生と知らぬ男はしきりに地方の中学の話を始めた。
マツ 三四郎 226 多くの松を通り越して左へ折れると、生垣(いけがき)にきれいな門がある。
マツ 三四郎 226 松がたくさんある。
マツ 三四郎 226 その先にも松がある。
マツ 三四郎 226 向こうを見るとまた松がある。
マツ 三四郎 226 松の下へ来ると、家が違っている。向こうを見るとまた松がある。
マツ 三四郎 226 この松を目標(めじるし)に来いと教わった
マツ 三四郎 226 曙町へ曲がると大きな松がある。
シイ 三四郎 240 椎の木 「そら、あなた、椎(しい)の木の下にしゃがんでいらしったじゃありませんか」
マツ 三四郎 249 門内に大きな松がある。巨大の傘(からかさ)のように枝を広げて玄関をふさいでいる。
マツ 三四郎 250 巨人の傘(からかさ)のように松を広げて玄関をふさいでいる。
マツ 三四郎 250 松と、松 松と、松の上にある時計台ばかりであった。
バラ 三四郎 253 薔薇 ローマ人は薔薇(ばら)を affect(アッフェクト) すると書いてある。なんの意味だかよく知らないが、おおかた好むとでも訳するんだろうと思った。
リンゴ 三四郎 273 林檎 ところがその女が林檎(りんご)を持って停車場(ステーション)まで送りに行くと言いだしたんで、ぼくは弱ったね」
リンゴ 三四郎 273 林檎 「どうしたか知らない。林檎を持って、停車場に待っていたんだろう」
ミカン 三四郎 276 蜜柑( よし子は風呂敷包(ふろしきづつ)みの中から、蜜柑(みかん)の籠(かご)を出した。
ミカン 三四郎 277 蜜柑 「蜜柑をむいてあげましょうか」
カエデ 思い出す事など 162 貰った楓の盆栽と
カシ 思い出す事など 181 実際健康な人が片手で樫の六尺棒を振り廻すよりも辛いくらいであった。
カキ 思い出す事など 211 人が余に一個の柿を与えて、今日は半分喰え、明日は残りの半分の半分を喰え、
カキ 思い出す事など 211 手を拱いて空しく余(のこ)る柿の一片を見つめなければならない時機が来るだろう。
カキ 思い出す事など 211 この条件の下に与えられたる一個柿は、生涯喰っても喰い切れる訳がない。
ウメ 思い出す事など 237 また的れきと春に照る梅を庭に植えた、
マツ 思い出す事など 263 岩や、松や
ムクゲ 思い出す事など 263 むくげ  槿垣、熟した稲の香、すべてを見るたびに、なるほど今はこんなものの有るべき季節であると、
マツ 思い出す事など 264 余は小さい松を二本
マツ 思い出す事など 265 然し松を支えるために
ウメ 思い出す事など 265 鼬の町井さんはやがて紅白の梅を二枝提(さげ)て帰って来た。
ウメ 思い出す事など 266 病室の前の梅がちらほら咲き出す頃、余は医師の許を得て、
ウメ 思い出す事など 267 梅の花 梅の花も、支那水仙も、雑煮も、
フジ 手紙 299 向こうの藤棚の陰に
キリ 手紙 303 浅い桐の底に
ウメ 硝子戸の中 5 赤い実の結(な)った梅もどきの枝だの、無遠慮に直立した電信柱だのがすぐ眼に着くが、
エノキ 硝子戸の中 17 古い 榎 (えのき) が一本立っているのが、私の書斎の北の縁から数多の屋根を越してよく見えた。
カシワ 硝子戸の中 18 三つ柏 三つ柏の紋のついた派手な色の縮細の羽織の
キリ 硝子戸の中 19 彼女は自分の前に置かれた桐の手培りの灰を、
リンゴ 硝子戸の中 29 林檎 o は 昔し 林檎の ように 赤い 頰と、人一倍大きな丸い眼と、それから女に適したほどふっくりした輪廓に包まれた顔をもっていた。
ウメ 硝子戸の中 40 壁を願しつけるような~勢で立っている梅の古木の根方が、
チャ 硝子戸の中 59 茶畠 どうしても人家のない茶畠とか、
マツ 硝子戸の中 68 三本の松 三本の松は、見る影もなく枝を刈り込まれて、
マツ 硝子戸の中 68 松三本 昔し「影参差松三本の月夜かな」と泳ったのは、
チャ 硝子戸の中 68 茶畠 私は根来の茶畠と竹藪を一目眺めたかった
マツ 硝子戸の中 68 或いはこの松の事ではなかったろうかと考えつつ
キリ 硝子戸の中 76 彼らは夜になると、玄関に桐の机を並べて、
スギ 硝子戸の中 77 一本杉 私はとうとう益さんの野中の一本杉というものを聴かず
スギ 硝子戸の中 77 一本杉 野中の一本杉の所まで参りますと.
スギ 硝子戸の中 77 一本杉 「じゃ益さん、野中(のなか)の一本杉をやって御覧よ」と誰かが云い出す。
ウメ 硝子戸の中 102 梅の古木 庭には、由しけた梅の古木が斜めに井桁の上に突き出たりして、
ウメ 硝子戸の中 103 梅の樹 庭の梅の樹に鶯が来て啼(な)くような気持もした。
サクラ 硝子戸の中 110 桜だか梅 紅絹裏を付けたその着物の表には、桜だか梅だかが
ウメ 硝子戸の中 110 桜だか梅 紅絹裏を付けたその着物の表には、桜だか梅だかが
ヒノキ 草枕 7 杉か檜か分からないが根元から頂まで悉く蒼黒い中に
サクラ 草枕 7 山桜 山桜が薄赤くだんだらな棚引いて
アカマツ 草枕 7 赤松 一本見えるのは赤松だろう
スギ 草枕 7 杉か檜か分からないが根元から頂まで悉く蒼黒い中に
サクラ 草枕 10 蒲公英もその通り桜も―桜もいつか見えなくなった。
ヒノキ 草枕 13 百万本の檜に取り囲まれ
マツ 草枕 15 松らしいものが
ウメ 草枕 19 梅の花 一筆がきの梅の花が三輪無雑作に焼き付けられている。
サクラ 草枕 24 山桜 枝繁き山桜の葉も花も、深い空から落ちたままなる雨の塊を、しっぽりと宿していたが、
サクラ 草枕 25 桜もはっきりと目に映じたが
サクラ 草枕 25 桜も一瞬間に
シュロ 草枕 25 シュロ 棕梠箒で烟を払う様に、さっぱりしなかった。
ヤナギ 草枕 32 女が急にオフェリヤになって、柳の枝へ上って、河の中を流れながら、うつくしい声で歌をうたう。
カイドウ 草枕 34 海棠 海棠かと思わるる幹を脊に
カイドウ 草枕 37 海棠 「海棠の露をふるふや物狂ひ」
カイドウ 草枕 38 海棠 海棠の精が出てくる
イチョウ 草枕 42 銀杏 銀杏返しに結っている
アカマツ 草枕 43 赤松 赤松が斜めに岩の間から庭の上へさし出している。
カイドウ 草枕 43 海棠 海棠の露を
カイドウ 草枕 44 海棠 海棠の後ろには一寸した茂みがあって
マツ 草枕 45 松の多い山で
ミカン 草枕 45 蜜柑 往来の向うはだらだらと南下りに蜜柑を植えて
クコ 草枕 45 クコ 二株三株の熊笹が岩の角を彩どる、向こうに枸杞とも見える生垣があって、外は浜から、
サクラ 草枕 45 山桜 自然と凹む二畳ばかりの岩のなかに春の水がいつともなく、たまって静かに山桜の影を蘸(ひた)している。
ヤナギ 草枕 49 楊柳(かわ柳) 楊柳観音の様に下を見詰めていた
サクラ 草枕 55 山桜 女が馬へ乗って、山桜をみている心持ち――無論とっさの筆使いだから、
ヤナギ 草枕 68 葬られるあとから、すぐ新しい貝が、柳の下へたまる。
ツバキ 草枕 73 落椿 落椿の下に、伏せられながら、世を香(かん)ばしく眠っているかも知れぬ。
モモ 草枕 75 桃源 桃源の日で蒸発せしめた精気が
マツ 草枕 88 松の下に黒くさびた
マツ 草枕 88 三本の松の下に
マツ 草枕 88 松を見ると好い心持になる
マツ 草枕 88 三本の松が
マツ 草枕 88 三本の松は
マツ 草枕 88 松は周り一尺もある大きな樹で
ヤナギ 草枕 93 真中を六角に仕切て、妙な家と、妙な柳が織り出してある。
シタン 草枕 99 紫檀 紫檀の書架から
マツ 草枕 101 松の皮の葢に如何なる因縁があろうと
マツ 草枕 102 松の葢は少し
ツバキ 草枕 113 椿 思わず顔を見合わす途端に、机の上の一輪挿に活いけた、椿がふらふらと揺れる。
サクラ 草枕 114 山桜 落ち付いて影を蘸(ひた)していた山桜が、水と共に、延びたり縮んだり、曲がったり、くねったりする。
サクラ 草枕 114 桜の姿を保っている所が非常に面白い。
スギ 草枕 118 杉の間から谷へ降りて
ツバキ 草枕 120 椿 椿の葉は緑が深すぎて、昼見ても、日向で見ても、軽快な感じはない。
ツバキ 草枕 120 椿 ことにこの椿を岩角を、奥へ二三間遠退とおのいて、花がなければ、
ツバキ 草枕 120 椿 向こう岸の暗い所に椿が咲いている。
カイドウ 草枕 121 海棠 月下の海棠には
ツバキ 草枕 121 椿 例の椿が眼に入った時
ナシ 草枕 121 悄然として萎(しお)れる雨中の梨花には、只憐れな感じがする。
ツバキ 草枕 121 椿 向う側の椿が眼に入いった時、余は、ええ、見なければよかったと思った。
ツバキ 草枕 121 山椿 あれほど人を欺花はない。余は深山椿を見る度にいつでも妖女の姿を連想する。
ツバキ 草枕 121 椿 椿の沈んでいるのは全く違う。黒ずんだ、毒気のある、恐ろし味みを帯びた調子である。
ツバキ 草枕 122 椿 年々落ち尽す幾万輪の椿は、水につかって、色が溶け出して、腐って泥になって、ようやく底に沈むのかしらん。
ツバキ 草枕 122 椿 落ちた椿の為に、埋もれて、元の平地に戻るかも知れぬ
ツバキ 草枕 122 椿 上から椿を幾輪も落す、
ツバキ 草枕 122 椿 椿が長えに落ちて、女が長えに水に浮いている感じをあらわしたいが、
マツ 草枕 126 あの向こうに見える松のところから
マツ 草枕 127 上には三抱程の大きな松が
マツ 草枕 129 幽かに松の幹を染むる
ツバキ 草枕 129 椿 帯の間に椿の花の如く赤いものが、ちらついたと思ったら、すでに向うへ飛び下りた。
スギ 草枕 130 遂に姿を杉の木の間に隠した
カシワ 草枕 133 いかなるこれ仏と問われて、庭前の柏樹子と答えた僧があるよしだが、
ウメ 草枕 133 梅棕(ばいそう) 竹間の梅棕(ばいそう)森然(しょうぜん)として鬼魅(きび)の離立(りりつ)笑髩(しょうひん)の状のごとし。
モクレン 草枕 134 木蓮 木蓮の花許かりになる空を瞻(み)る と云う句を得た。
モクレン 草枕 134 木蓮 木蓮の色はそれではない極度の白きをわざと避けて、あたたかみのある淡黄に、奥床(おくゆか)しくも自からを卑下している。
モクレン 草枕 134 木蓮 裏の前に大きな木蓮がある。ほとんど一抱もあろう。高さは庫裏の屋根を抜いている。
モクレン 草枕 134 木蓮 木蓮は樹下に立つ人の眼を乱す程の細い枝を徒らには張らぬ。花さえ明らかである。
モクレン 草枕 134 木蓮 木蓮の枝はいくら重なっても、枝と枝の間はほがらかに隙(す)いている。
マツ 草枕 137 松一本の外には何もない
マツ 草枕 141 「あの松の影を御覧」
モクレン 草枕 142 木蓮 しんしんとして、木蓮は幾朶(いくだ)の雲華(うんげ)を空裏(くり)に擎(ささ)げている。
ミカン 草枕 145 蜜柑 左り手がなだらかな谷へ落ちて、蜜柑が一面に植えてある
ミカン 草枕 145 蜜柑 ここにもあるは蜜柑のみと思われる
ミカン 草枕 145 蜜柑 その時蜜柑の山に蜜柑がべた生(な)りに生る景色を始めて見た。
ミカン 草枕 145 蜜柑 蜜柑取りに一枝売ってくれと云ったら
ミカン 草枕 149 蜜柑 蜜柑のなかの住居だなと思う
サクラ 草枕 149 山桜 頭の上に山桜が落ちかかる
ミカン 草枕 149 蜜柑 今過ぎた蜜柑山で
ボケ 草枕 150 木瓜 木瓜の小株が茂っている
ボケ 草枕 150 木瓜 木瓜は面白い花である
ボケ 草枕 150 木瓜 木瓜は花のうちで
ボケ 草枕 150 木瓜 葉のついた木瓜を切って
ボケ 草枕 150 木瓜 寐ながら木瓜を観て
ボケ 草枕 150 木瓜 木瓜が出なくっても
ボケ 草枕 155 木瓜 余は木瓜の上へ顔を出す
ボケ 草枕 155 木瓜 木瓜の中に御用があるんですか
ボケ 草枕 155 木瓜 木瓜の中から出ていらっしゃい
ボケ 草枕 155 木瓜 木瓜の中から出て行く
ボケ 草枕 156 木瓜 木瓜の中に退いて
ミカン 草枕 158 蜜柑 あの蜜柑山に
シュロ 草枕 158 シュロ 棕梠が三四本あって、土塀の下はすぐ蜜柑畠である。
ミカン 草枕 158 蜜柑 蜜柑畠である
ミカン 草枕 159 蜜柑 蜜柑畠を見下ろして
ミカン 草枕 159 蜜柑 蜜柑畠を見下している
ミカン 草枕 159 蜜柑 午(ご)に逼(せまる太陽は、まともに暖かい光線を、山一面にあびせて、眼に余る蜜柑の葉は、葉裏まで、蒸し返されて耀(かが)やいている。
ヤナギ 草枕 161 岸には大きな柳がある。下に小さな舟を繋で、一人の男がしきりに垂綸を見詰めている。
ヤナギ 草枕 162 左右の岸には土筆でも生えておりそうな。土堤どての上には柳が多く見える。
モモ 草枕 163 桃柳 柳と柳の間に的皪と光るのは白桃らしい
ヤナギ 草枕 163 柳と柳の間に的皪と光るのは白桃らしい
イチョウ 二百十日 8 銀杏の樹 「銀杏の樹から本堂まで、一丁半ばかり、
イチョウ 二百十日 8 銀杏の樹 「銀杏の樹が1本、門前にあった」
シュロ 二百十日 20 棕梠緒 棕梠緒の貸下駄には都らしく宿の焼印が押してある。
フヨウ 二百十日 34 白芙蓉 上がり口に白芙蓉が五六輪、夕暮の秋を淋しく咲いている。
スギ 二百十日 50 杉の梢 白木の宮に禰宜の鳴らす柏手(かしわで)が、森閑と立つ杉の梢に響いた時、
クリ 坊ちゃん 6 栗を盗みにくる
クリ 坊ちゃん 6 真中に栗の木が一本立っている
クリ 坊ちゃん 6 命より大事な栗だ
カエデ 坊ちゃん 38 小供の時から、こんなに教育されるから、いやにひねっこびた、植木鉢の楓みた様な小人が出来るんだ
ザクロ 坊ちゃん 40 ざくろ 今日も泳げるかなとざくろ口を覗いて見ると、大きな札へ黒々と湯の中で泳ぐべからずとかいて貼りつけてある。
マツ 坊ちゃん 58 松ばかりだ
マツ 坊ちゃん 58 松ばかりじゃ住めっこない
マツ 坊ちゃん 58 あの松を見給え
マツ 坊ちゃん 59 無人島の松の木の下に
マツ 坊ちゃん 89 馴染の芸者が松の木の下に立ったり
ヤナギ 坊ちゃん 107 柳の枝が丸るい影を従来の中へ落としている
ヤナギ 坊ちゃん 107 一本の柳の幹を照らしている
ヤナギ 坊ちゃん 107 町内の両側は柳が植って
マツ 坊ちゃん 132 松の大きな枝が挿してある
マツ 坊ちゃん 132 松の枝を挿して
シュロ 坊ちゃん 141 しゅろ 棕梠箒を小脇に抱え込んで、日清談判破裂…と座敷中練りあるき出した。
ミカン 坊ちゃん 148 蜜柑 旨い蜜柑だそうだ
ミカン 坊ちゃん 148 蜜柑 只一本の蜜柑があって
ミカン 坊ちゃん 148 蜜柑 この蜜柑を眺める
ミカン 坊ちゃん 148 蜜柑 おれが蜜柑の事を考えているところへ
ミカン 坊ちゃん 148 蜜柑 蜜柑の生っているところは
マツ 坊ちゃん 153 天主の松の上をふわふわ飛んで
スギ 坊ちゃん 175 杉並木で捕まえてやろうと
スギ 坊ちゃん 175 一丁ばかりの杉並木があって
スギ 坊ちゃん 177 杉の根方に
ヤナギ 夢十夜 34 黒い柳を濃く、遠近とかいて、寒むそうな漁夫が笠を傾けて土手の上を通る。
チョウジ 夢十夜 34 丁子 花のような丁子
スギ 夢十夜 40 小僧の云う通り杉の木と見えた
スギ 夢十夜 40 だったね」その杉の根処だったね」
スギ 夢十夜 40 この杉の根で、一人の盲目を殺したと云う自覚が、
ヤナギ 夢十夜 41 障子を通り越して柳の下を抜けて、河原の方へ真直に行った。
ヤナギ 夢十夜 42 柳の下に子供が三四人いた。
ヤナギ 夢十夜 42 爺さんが真直に柳の下まで来た。
ヤナギ 夢十夜 43 柳の下を抜けて、細い路を真直に下りて行った。
フジ 夢十夜 44 藤づる 弓は藤蔓の太いのをそのまま用いたように見えた。
カエデ 夢十夜 45 右の手を楓の様に
ナラ 夢十夜 46 裏の楢の木に
マツ 夢十夜 47 その上松の位地が朱塗しゅぬりの門が互いに照うつり合ってみごとに見える。
アカマツ 夢十夜 47 赤松 大きな赤松があって、その幹が斜に山門の甍(いらか)を隠して、遠い青空まで伸のびている。
マツ 夢十夜 47 松の緑と朱塗の門が互いに照り合ってみごとに見える。
マツ 夢十夜 47 山門の前五六間の所には、大きな赤松があって、その幹が斜めに山門の甍(いらか)を隠して、
カシ 夢十夜 49 樫を薪にする
ヒノキ 夢十夜 57 古い檜 古い檜を照した
スギ 夢十夜 58 それを潜り抜けると、暗い杉の木立になる。
イチョウ 夢十夜 58 銀杏 この銀杏を目標に
スギ 夢十夜 58 杉の梢で何時
イチョウ 夢十夜 58 銀杏 大きな銀杏が
リンゴ 夢十夜 60 林檎 水蜜桃や、林檎や
ビワ 夢十夜 60 枇杷  枇杷や、バナナを綺麗に籠に盛って、
ミカン 夢十夜 60 蜜柑 夏蜜柑などを
ビロウジュ 夢十夜 62 びろうじゅ 持っていた細い檳榔樹ゅの洋杖で、豚の鼻頭を打った。
ビンロウ 夢十夜 62 びんろう樹 持っていた細いびんろう樹の洋杖で、豚の鼻頭を打った
ビロウジュ 夢十夜 62 びろうじゅ 一つ一つ丁寧にびろう樹の洋杖で打っていた。
ヒノキ 野分 124 檜の扉 檜の扉に銀のような瓦を載せた門を這入ると、
バラ 野分 126 薔薇の花 丸い卓には、薔薇の花を模様に崩くずした五六輪を、
カキ 野分 134 軒の深い菓物屋の奥の方に柿ばかりがあかるく見える。
サクラ 野分 146 桜の幹 太い桜の幹が黒ずんだ色のなかから、銀のような光りを秋の日に射返して、
サクラ 野分 146 桜の落葉もがさがさに反り返って、
モミ 野分 154 樅の木 高い樅の木が半分見えて後ろは遐の空の国に入る。
モミ 野分 154 樅の枝 高柳は樅の枝を離るる鳶の舞う様を眺めている。
マツ 野分 159 松の林 図書館の横手に聳える松の林が緑りの色を微かに残して、しだいに黒い影に変って行く。
イチョウ 野分 160 銀杏 大きな銀杏に墨汁を点じたような滴々の烏が乱れている。
みかん 野分 164 蜜柑 左に蜜柑をむきながら、その汁を牛乳の中へたらしている書生がある。
カキ 野分 188 柿の木 杉垣の遥か向に大きな柿の木が見えて、
カキ 野分 189 「大変たくさん柿が生っていますね」
ウメ 野分 191 こぼれ梅 こぼれ梅を一枚の半襟の表に掃き集めた真中に、
オリーブ 野分 197 橄欖の香 吾が庭の眺めにと橄欖の香の濃く吹くあたりに据えたそうです」
サクラ 野分 203 桜の落葉 だか動物園の前で悲しそうに立って、桜の落葉を眺めているんです。気の毒になってね」
カキ 野分 208 蛸寺の柿の落ちた事は無論知らぬ。
アオギリ 野分 209 梧桐 高柳君はふと眼を挙げて庭前の梧桐を見た。
アオギリ 野分 209 梧桐 高柳君は述作をして眼がつかれると必ずこの梧桐を見る。
アオギリ 野分 210 梧桐 手紙を書いてさえ行き詰まるときっとこの梧桐を見る。
アオギリ 野分 210 梧桐 三坪ほどの荒庭に見るべきものは一本の梧桐を除いてはほかに何にもない
アオギリ 野分 210 梧桐 一葉落ちてと云う句は古い。悲しき秋は必ず梧桐から手を下す。
アオギリ 野分 211 梧桐  高柳君がふと眼を挙げた時、梧桐はすべてこれらの径路通り越して、から坊主になっていた。
キリ 野分 213 一枚の桐の葉 窓の外には落ち損(そく)なった一枚の桐の葉が淋しく残っている。
マツ 野分 215 婚礼用の松 奥に婚礼用の松が真青に景気を添える。
カシワ 野分 216 三つ柏の紋 黒縮緬へ三つ柏の紋をつけた意気な芸者がすれ違うときに、高柳君の方に一瞥の秋波を送った。
スギ 野分 225 杉の葉 杉の葉の青きを択んで、丸柱の太きを装い、頭の上一丈にて二本を左右より平に曲げて続ぎ合せたるをアーチと云う。
スギ 野分 225 杉の葉の青きは 杉の葉の青きはあまりに厳に過ぐ。
ミカン 野分 225 蜜柑の味 裂けば煙(けぶ)る蜜柑の味はしらず、色こそ暖かい。
スギ 野分 225 杉の葉影 点々と珠を綴る杉の葉影に、ゆたかなる南海の風は通う。
ミカン 野分 231 蜜柑 蜜柑を盛った大皿もある。
マツ 野分 231 松の鉢 こんもりと丸くなったのもある。松の鉢も見える
リンゴ 野分 231 林檎 玻璃盤(はりばん)に堆(うずた) かく林檎を盛ったのが、白い卓布の上に鮮やかに映る。
マツ 野分 232 松の間 松の間から暖簾のようなものがちらちら見える。
マツ 野分 232 松が沢山 橋の向の築山まの傍手には松が沢山ある
スギ 野分 237 杉の環 遠くから振り返って見ると青い杉の環の奥の方に天幕(テント)が小さく映って、
アオギリ 野分 282 梧桐 例の梧桐が坊主の枝を真直に空に向って曝している。
キリ 野分 282 「淋しい庭だなあ。桐が裸で立っている」
キリ 野分 282 この間まで葉が着いてたんだが、早いものだ。裸の桐に月がさすのを見た事があるかい。
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