太宰治の小説　「薄明」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は1946年、文庫本におけるページ数は18ページ

ページ	元樹種	掲載樹種	掲載言葉
10	按配	いい按配	さっぱり興味も持てないので、そこはお互いにいい按配の事であった。
12	サクラ	桜も	甲府へ来たのは、四月の、まだ薄ら寒い頃で、桜も東京よりかなりおくれ、やっとちらほら咲きはじめたばかりであったが
12	ザクロ	石榴	そろそろ盆地特有のあの炎熱がやって来て、石榴の濃緑の葉が油光りして、
12	ブドウ	葡萄棚	葡萄棚の青い小粒の実も、日ましにふくらみ、少しずつ重たげな長い総を形成しかけていた時に、
12	実	青い小粒の実	葡萄棚の青い小粒の実も、日ましにふくらみ、少しずつ重たげな長い総を形成しかけていた時に、
19	板塀	黒い板塀	家の黒い板塀いが見えた。
19	板塀	板塀	しかし、板塀だけであった。
20	板塀	板塀の一部	それから板塀の一部を剥いで、裏の畑の上に敷き
24	クワ	桑畑	桑畑のあいだを通って近道をすると、十分間くらいで行ける山の裾にその間に合せの県立病院があった。

中川木材産業のビジネスPR　その18　(公開2018.8.1　更新2019年11月11日 )