太宰治の小説　「十五年間」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は 1946年、文庫本におけるページ数は 33ページ

ページ	元樹種	掲載樹種	掲載言葉
56	樹	その樹	その樹の蔭にからだをかくして小さい笛を吹いているまことにどうも汚ならしいへんな生き物がいる。
56	樹木	ふとい樹木	それは大海の孤島に緑の葉の繁ったふとい樹木が一本生えていて、
56	葉	緑の葉の	それは大海の孤島に緑の葉の繁ったふとい樹木が一本生えていて、
59	アオギリ	庭の青桐	庭の青桐も僕が植えたのだ、と或る人にたのんで手放しで泣いてしまったのを忘れていない。
59	キョウチクトウ	玄関の夾竹桃	もう一晩この家に寝かせて下さい、玄関の夾竹桃も僕が植えたのだ、
59	森	ネオンの森	東京に出てみると、ネオンの森である。
65	木枯し	木枯しのおそろしく	まえから、心臓が、ひどく悪かったのです。木枯しのおそろしく強い朝でしてな。
72	種	固い種	歯の悪い私が、梅干のあの固い種を噛みくだいたのである。
72	梅干	梅干	吐き出して見ると、梅干である。
72	梅干	梅干	歯の悪い私が、梅干のあの固い種を噛みくだいたのである。

中川木材産業のビジネスPR　その18　(公開2018.8.1　更新2019年11月11日 )