measuring pole 元々は日本で検地の際に用いられた、長さを測るための竹製の竿をいうが、住宅関係では木造住宅の木材のキザミ開始から現場での棟上げ段階までに利用する長い物差し。普通は既製品の3メーターの一寸角(3センチ)を利用し、
節がなく通直なものを選び出す。樹種は米栂、杉、桧など。墨を付けやすいものであればよい。1尺ごとの目盛りを付けたり、その家特有の寸法の印をいれたり、大工によって微妙に異なる。工事が終われば破棄し、新たな現場(住宅)では再度一から一寸角から作り直している。地区によっては尺杖(しゃくづえ)ともいう。
Construction Standard Law 昭和25年5月24日法律第201号として制定されたものである。その目的は、日本の建築の質的改善をはかって、災害を防ぎ国民生活の向上をはかるため、建築物の最低基準を法律自体において定めようとするもの。最低基準は、建築物の敷地、構造、建築設備、用途、面積、高さ、敷地内の空き地等に関し、また防災、美観についても規制事項がある。
construction timber 主として木造建築(内装用を含める)に用いられる木材。用途、目的によって多種多様の樹種と製材品が用いられるが、 1.構造材、耐朽性と応圧強度が要求される樹種(ヒバ、ヒノキ、スギ、アカマツ、ケヤキなど)、2.造作材、加工容易な樹種(スギ、エゾマツ、トドマツ、ツガ、ベイスギ、ラワンなど)、3.内装材装飾的効果(板、柾目、杢)のある樹種(ヒノキ、スギ、マホガニー、ヤクスギ、ケヤキなど)に大別される。
recreational woodland for local people 明治百年(年号の明治が定めれてから100年目)を記念して昭和43年(1968)に国土緑化を推進する各種記念事業が創設されたうちの1つ。国は「武蔵丘陵森林公園」(埼玉県比企郡滑川村)、「明治の森」(東京都、高尾国定公園)、大阪府、箕面(みのお)国定公園を建設。地方公共団体は県民に緑と自然を提供するため、3~5年の継続事業として「県民の森」を建設することを定めた。県によっては「郷土の森」「憩いの森」「青少年の森」などの名称をつけている。