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島崎藤村の小説「夜明け前」に出てくる樹木や木関係

この小説「の初出は1935年、文庫本におけるページ数は1767ページ(6冊)
書籍名 該当頁 樹種 掲載単語

掲載の文章

第一部(上) 6 エノキ 一里ごとに塚つかを築き、榎えのきを植えて、里程を知るたよりとした昔は
第一部(上) 8 材木 材木 尾張藩の材木方
第一部(上) 11 ヒノキ 檜木、椹、明檜、高野槇、これを木曾では五木という。
第一部(上) 11 サワラ サワラ 檜木、椹、明檜、高野槇、これを木曾では五木という。
第一部(上) 11 アスナロ あすなろ 檜木、椹、明檜、高野槇、これを木曾では五木という。
第一部(上) 11 コウヤマキ コウヤマキ 檜木、椹、明檜、高野槇、これを木曾では五木という。
第一部(上) 11 ネズコ ねずこ 檜木、椹、明檜、高野槇、これを木曾では五木という。
第一部(上) 11 森林 森林 これは森林保護の精神より出たことは明らかで、
第一部(上) 11 背伐リ 背伐り そのたびに庄屋として、背伐(せぎり)の吟味と言えば、村じゅう家探やさがしの評判が立つほど厳重をきわめたものだ。
第一部(上) 11 ヒノキ 囲って置いた檜板(ひのきいた)を他よそへ移すものがある。
第一部(上) 17 神木 神木 伊勢木とは、伊勢太神宮へ祈願をこめるための神木(しんぼく)をさす。
第一部(上) 17 モミ 本、吾家(うち)の林にもありますから。」
第一部(上) 17 モミ 組頭(くみがしら)まで残らずそこに参集して、氏神境内の宮林(みやばやし)から樅(もみ)の木一本を元伐(もとぎり)にする相談をした。
第一部(上) 20 スギ 杉の葉 街道に添うた軒先に杉の葉の円(まるく)束にしたのを掛け、それを清酒の看板に代えてあるようなところだ。
第一部(上) 50 マツ 松の樹 店座敷は東向きで、戸の外には半蔵の好きな松の樹もあった
第一部(上) 60 カシ 本陣の稲荷の祠が樫や柊の間に隠れていた。
第一部(上) 60 ヒイラギ 本陣の稲荷の祠が樫や柊の間に隠れていた。
第一部(上) 62 割籠 割籠 または土足のまま茶屋の囲炉裏に踏ん込ごんで木曾風な「めんぱ」(木製割籠(わりご))を取り出す人足なぞの話にまで耳を傾けるのを楽しみにした。
第一部(上) 63 ケヤキ 両岸に多い欅や雑木の芽を誘いながら、一か月もかかって奥へ奥へと進むように。
第一部(上) 66 スギ 門前の墓地に茂る杉の木立の間を通して、傾斜を成した地勢に並び続く
第一部(上) 66 スギ 板屋根 傾斜を成した地勢に並び続く民家の板屋根を望むことのできるような位置にある。
第一部(上) 68 ヒイラギ まだ本堂の前の柊ぎも暗い。
第一部(上) 82 ツバキ 椿 おまけに、寺道の向こうに椿が咲き出す、
第一部(上) 87 マツ 村によってはもう松を立てたところもあるそうです。
第一部(上) 90 スギ 杉苗 その年の豊作を待ち構え、あるいは杉苗付の相談なぞに余念もなかった
第一部(上) 99 ウメ 梅屋林 「きっと梅屋林の中だぞ。寿平次さんも狸に化かされたか。そいつは大笑いだ。」
第一部(上) 105 スギ その墓場の前の位置から、杉の木立こだちの間に展けていた。
第一部(上) 110 マツ 松薪 留守中主人の家の炉で焚たくだけの松薪なぞはすでに山から木小屋へ運んで来てあった。
第一部(上) 111 ヒノキ 檜木笠 女の子のお粂を抱きながら片手に檜木笠を持って来てすすめる妻にも別れを告げて、
第一部(上) 112 天秤棒 自分用の檜木笠、天秤棒まで用意した。
第一部(上) 112 ヒノキ 檜木笠 自分用の檜木笠、天秤棒まで用意した。
第一部(上) 114 材木 材木 材木を流している
第一部(上) 114 木鼻 木鼻 木鼻、木尻の作業もまだ始まっていない。
第一部(上) 114 木尻 木尻 木鼻、木尻の作業もまだ始まっていない。
第一部(上) 114 材木 材木 木曾川の水流を利用して山から伐きり出した材木を流しているさかんな活動のさまがその街道から望まれる。
第一部(上) 114 サワラ 檜木、椹の直立した森林がその断層を覆おおうている。
第一部(上) 114 盗木流材 鉄砲まで持ち出して、盗木流材を取り締まろうとするような時でもない。
第一部(上) 114 ヒノキ 檜木 檜木、椹の直立した森林がその断層を覆おおうている。
第一部(上) 114 ヒノキ 檜木 対岸には山が迫って、檜木、椹(さわら)の直立した森林がその断層を覆おおうている。
第一部(上) 114 サワラ 対岸には山が迫って、檜木、椹(さわら)の直立した森林がその断層を覆おおうている。
第一部(上) 114 森林 森林 対岸には山が迫って、檜木、椹(さわら)の直立した森林がその断層を覆おおうている。
第一部(上) 115 サイカチ 皀莢 そこの河岸に莢(さや)をたれた皀莢(さいかち)の樹きがある、ここの崖の上に枝の細い棗(なつめ)の樹があると、指さして言うことができた。
第一部(上) 115 ヒノキ 檜木 言って見れば、檜木、椹、明檜、高野槇、ねずこの五種類が尾張藩の厳重な保護のもとにあったのだ。
第一部(上) 115 サワラ 言って見れば、檜木、椹、明檜、高野槇、ねずこの五種類が尾張藩の厳重な保護のもとにあったのだ。
第一部(上) 115 アスナロ 明檜 言って見れば、檜木、椹、明檜、高野槇、ねずこの五種類が尾張藩の厳重な保護のもとにあったのだ。
第一部(上) 115 コウヤマキ 高野槇 言って見れば、檜木、椹、明檜、高野槇、ねずこの五種類が尾張藩の厳重な保護のもとにあったのだ。
第一部(上) 115 ネズコ ねずこ 言って見れば、檜木、椹、明檜、高野槇、ねずこの五種類が尾張藩の厳重な保護のもとにあったのだ。
第一部(上) 115 樹木 樹木 山のなかに成長して樹木も半分友だちのような三人には、
第一部(上) 115 割籠 割籠 檜木笠、めんぱ(木製割籠わりご)、お六櫛ろくぐし、諸種の塗り物――村民がこの森林に仰いでいる生活の資本もとでもかなり多い。
第一部(上) 115 ヒノキ 檜物 そうかと言って塗り物渡世の材料も手に入れがたいところでは、「御免ごめんの檜物ひもの」と称となえて、
第一部(上) 115 ナツメ そこの河岸に莢(さや)をたれた皀莢(さいかち)の樹きがある、ここの崖の上に枝の細い棗(なつめ)の樹があると、指さして言うことができた。
第一部(上) 115 とがった三角を並べたように重なり合った木と木の梢の感じも深い。
第一部(上) 115 木曾地方の人たちが山や林を力にしているのに不思議はない。
第一部(上) 115 自由林 そのうち明山のみは自由林であっても、許可なしに村民が五木を伐採することは禁じられてあった
第一部(上) 115 五木 五木 そのうち明山のみは自由林であっても、許可なしに村民が五木を伐採することは禁じられてあった
第一部(上) 115 森林 森林 半蔵らは、名古屋から出張している諸役人の心が絶えずこの森林地帯に働いていることを知っていた。
第一部(上) 115 五木 五木 村民は五木の厳禁を犯さないかぎり、意のままに明山を跋渉(ばっしょう)して
第一部(上) 116 スギ 高い杉の枝は両側からおおいかぶさり
第一部(上) 116 雑木 雑木 意のままに明山を跋渉(ばっしょう)して、雑木を伐採したり薪炭の材料を集めたりすることができた。
第一部(上) 116 薪炭 薪炭 意のままに明山を跋渉(ばっしょう)して、雑木を伐採したり薪炭の材料を集めたりすることができた。
第一部(上) 116 ヒノキ 檜木笠 檜木笠、めんぱ(木製割籠(わりご))、お六櫛(ろくぐし)、諸種の塗り物――村民がこの森林に仰いでいる生活の資本もとでもかなり多い。
第一部(上) 116 めんぱ めんぱ 檜木笠、めんぱ(木製割籠(わりご))、お六櫛(ろくぐし)、諸種の塗り物――村民がこの森林に仰いでいる生活の資本もとでもかなり多い。
第一部(上) 116 お六櫛 檜木笠、めんぱ(木製割籠(わりご))、お六櫛(ろくぐし)、諸種の塗り物――村民がこの森林に仰いでいる生活の資本もとでもかなり多い。
第一部(上) 116 森林 森林 檜木笠、めんぱ(木製割籠(わりご))、お六櫛(ろくぐし)、諸種の塗り物――村民がこの森林に仰いでいる生活の資本もとでもかなり多い。
第一部(上) 116 ヒノキ 檜物 「御免(ごめん)の檜物(ひもの)」と称となえて、毎年千数百駄だずつの檜木を申し受けている村もある。
第一部(上) 116 ヒノキ 檜木 「御免(ごめん)の檜物(ひもの)」と称となえて、毎年千数百駄だずつの檜木を申し受けている村もある。
第一部(上) 116 木材 木材 そういう木材で受け取らない村々では、
第一部(上) 116 白木 白木 慶長年度の昔から谷中一般人民に許された白木六千駄のかわりに、
第一部(上) 116 どうして、山や林なしに生きられる地方ではないのだ。
第一部(上) 116 森林 森林 半蔵らの踏んで行ったのも、この大きな森林地帯を貫いている一筋道だ。
第一部(上) 125 山林 山林 その地方にある山林の枯れ痛み、風折れ、雪折れ、あるいは枝卸しなどの見回りをしているような人であった。
第一部(上) 125 マツ 赤松 赤松、落葉松(からまつ)の山林の多い浅間山腹がいかに郷里の方の谿たにと相違するかを聞かされた。
第一部(上) 125 カラマツ 落葉松 赤松、落葉松(からまつ)の山林の多い浅間山腹がいかに郷里の方の谿たにと相違するかを聞かされた。
第一部(上) 125 枝卸し その地方にある山林の枯れ痛み、風折れ、雪折れ、あるいは枝卸しなどの見回りをしているような人であった。
第一部(上) 128 ヤナギ 柳の樹 人とも柳の樹の続いた土手の下を船で行った。
第一部(上) 143 ツツジ 躑躅 硬質な岩の間に躑躅(つつじ)、楓(かえで)なぞを配置した苔蒸した築山がそこにある。
第一部(上) 143 カエデ 楓( 硬質な岩の間に躑躅(つつじ)、楓(かえで)なぞを配置した苔蒸した築山がそこにある。
第一部(上) 143 マツ 松林 松林の多い裏山つづきに樹木をあしらった昔の人の意匠がそこにある。
第一部(上) 143 樹木 樹木 松林の多い裏山つづきに樹木をあしらった昔の人の意匠がそこにある。
第一部(上) 164 シイ 牡丹屋の裏二階からは、廊下の廂に近く枝をさし延べている椎の樹の梢が見える。
第一部(上) 164 牡丹屋の裏二階からは、廊下の廂に近く枝をさし延べている椎の樹の梢が見える。
第一部(上) 164 牡丹屋の裏二階からは、廊下の廂に近く枝をさし延べている椎の樹の梢が見える。
第一部(上) 165 タブ 玉楠の樹 横浜の海岸近くに大きな玉楠の樹きがしげっている、
第一部(上) 165 タブ 玉楠 玉楠の枝には巣をかける白い鴉からすがあるが、
第一部(上) 165 世にやかましい神奈川条約はあの樹の下で結ばれたことなぞを語って見せるのも、
第一部(上) 165 枝に枝の 枝に枝のさした冬の木にながめ入っては、しきりと習字を始めた。
第一部(上) 165 冬の木 枝に枝のさした冬の木にながめ入っては、しきりと習字を始めた。
第一部(上) 185 タブ 玉楠 また横浜海岸に近い玉楠たまぐすの樹きへ帰って来る
第一部(上) 185 シイ 寛斎が廊下に出てはながめるのを楽しみにする椎の枝なぞは、
第一部(上) 189 シイ 椎の木 裏二階から見える椎の木より外に
第一部(上) 195 シイ 椎の葉に飯を盛ると言った昔の人の旅情は彼らの忘れ得ぬ歌であり、
第一部(上) 210 木魚 木魚 位牌所を建立こんりゅうするとか、木魚を寄付するとかに、
第一部(上) 215 ナシ 半蔵は表庭の梨の木の幹に笠を立てかけて置いて、
第一部(上) 216 マツ あるものは向こう根の松の木へ見通しというふうに。
第一部(上) 217 マツ 松明 松明をともして、漸く見通しをつけたほど暗い。
第一部(上) 217 樹木 樹木 境界の中心と定めた樹木から、
第一部(上) 239 材木 材木 そこに積み重ねた材木がある。
第一部(上) 239 森林 森林 静母、蘭の森林地帯に倚より、木曾の山中でも最も美しい谷の一つである。
第一部(上) 239 森林 森林保護 木曾山一帯を支配する尾張藩の役人が森林保護の目的で、禁止林の盗伐を監視する白木の番所も、
第一部(上) 239 禁止林 木曾山一帯を支配する尾張藩の役人が森林保護の目的で、禁止林の盗伐を監視する白木の番所も、
第一部(上) 239 木の香 小屋掛けをした普請場の木の香の中に。
第一部(上) 240 材木 材木 自分でも普請場の材木に腰掛ける。
第一部(上) 262 マツ 老松 表庭のすみに焼け残った一株の老松もとうとう枯れてしまったが、
第一部(上) 264 ヤナギ 柳の樹 決死の壮士六人、あの江戸城の外のお濠ほりばたの柳の樹きのかげに隠れていたのは
第一部(上) 273 カキ 渋柿 その年の渋柿しぶがきの出来のうわさは出ても、
第一部(上) 281 ヒノキ 毎年二百駄だずつの檜、椹(さわら)の類たぐいの馬籠村にも許されて来たことが、その中に明記してあった。
第一部(上) 281 サワラ さわら 毎年二百駄だずつの檜、椹(さわら)の類たぐいの馬籠村にも許されて来たことが、その中に明記してあった。
第一部(上) 281 五木 五木 森林保護の目的から伐採を禁じられている五木の中でも、
第一部(上) 281 森林 森林保護 森林保護の目的から伐採を禁じられている五木の中でも、
第一部(上) 282 ナシ なし なしの木
第一部(上) 282 ナシ 梨の木 土蔵の前の梨の木に紙袋かんぶくろをかぶせて置いて、大風に落ちた三つの梨のうちで、
第一部(上) 282 ナシ 土蔵の前の梨の木に紙袋かんぶくろをかぶせて置いて、大風に落ちた三つの梨のうちで、
第一部(上) 282 ナシ 大風に落ちた三つの梨のうちで、一番大きい梨の目方が百三匁、
第一部(上) 284 クリ 木曾路に多い栗くりの林にぱらぱら時雨しぐれの音の来るころには、
第一部(上) 298 カキ その足で土蔵の前の柿の木の下を歩き回った。
第一部(上) 300 モモ そこいらは桃の春だった
第一部(上) 302 モモ 桃から山桜へと急ぐ木曾の季節のなかで、
第一部(上) 302 サクラ 山桜 桃から山桜へと急ぐ木曾の季節のなかで、
第一部(上) 316 上木 上木(上梓) まあ三年間の土産みやげと言えば、古史伝の上木じょうぼくを手伝って来たくらいのものです
第一部(上) 316 出板 出板 の出板(しゅっぱん)は大変な評判で、津和野藩あたりからも手紙が来るなんて、
第一部(上) 316 上木 上木(上梓) 篤胤あつたね先生の古史伝を伊那の有志が上木じょうぼくしているように聞いていますが、君もあれには御関係ですかね。
第一部(上) 320 ヒノキ 檜、欅にまじる雑木も芽吹きの時で、さわやかな緑が行く先によみがえっていた。
第一部(上) 320 ケヤキ 檜、欅にまじる雑木も芽吹きの時で、さわやかな緑が行く先によみがえっていた。
第一部(上) 320 雑木 雑木 檜、欅にまじる雑木も芽吹きの時で、さわやかな緑が行く先によみがえっていた。
第一部(上) 320 さわやかな緑が行く先によみがえっていた。
第一部(上) 321 ツツジ 山つつじ わたしたちの来る途中には、紫色の山つつじがたくさん咲いていましたっけね。
第一部(上) 322 木食 木食 果実くだものぐらいで済ませ、木食の行ぎょうをなさるかたもあります。
第一部(上) 330 スギ 小暗い杉や檜の木立こだちとにとりまかれたその一区域こそ、
第一部(上) 330 ヒノキ 小暗い杉や檜の木立こだちとにとりまかれたその一区域こそ、
第一部(上) 330 木立 木立 小暗い杉や檜の木立こだちとにとりまかれたその一区域こそ、
第一部(上) 331 スギ 杉の葉 たとえば、杉の葉の長くたれ下がったような粗髪
第一部(上) 332 ヌルデ ぬるで 白膠木(ぬるで)の皮の燃える香気と共に、護摩の儀式が、やがてこの霊場を荘厳にした。
第一部(上) 334 スギ 屋外にある杉の木立ちを通して、社殿に満ちて来た。
第一部(上) 334 スギ すぎ 乾燥した草木をうるおす雨は、参籠後の半蔵を活いき返るようにさせた。
第一部(上) 335 用材 尾州の用材 ちょうど利三郎は、尾州の用材を牛につけて、清水谷下というところにかかった時であったという。
第一部(上) 338 ワカバ わかば あの木曾路の西の端はもはや若葉の世界であろうかと思いやった。将軍上洛じょうらく中の京都へと飛び込んで行った友人香蔵からの便たよりは、どんな報告をもたらして、そこに自分を待つだろうかと
第一部(上) 338 ウメ 梅の花匂はざりせば降る雨にぬるる旅路は行きがてましを
第一部(下) 7 老樹 枯れた老樹の跡へは
第一部(下) 7 マツ 枝振りのおもしろい松の樹が
第一部(下) 7 ボタン ぼたん 白い大きな蕾を持つ牡丹
第一部(下) 8 マツ 「松が枝」とは
第一部(下) 8 植樹 植樹 庭の植樹から思いついて
第一部(下) 12 材木 御材木方 御材木方を湯舟沢へご案内したとか
第一部(下) 21 サンショ 山椒 山椒の芽が摘める
第一部(下) 21 ウメ まだ梅だった
第一部(下) 62 ツバキ 椿 椿の若木の側に
第一部(下) 64 上木 上木 この上木の趣意書には
第一部(下) 64 木板 木板 木板が鮮明で
第一部(下) 65 上木 上木 上木の費用を助けるつもり
第一部(下) 69 常盤木 常盤木 常盤木らしい全景をみせている
第一部(下) 69 エノキ 静かな榎の木のしたまで
第一部(下) 72 柵矢来 柵矢来 柵矢来が造りつけられ
第一部(下) 72 板木 板木 板木が用意され
第一部(下) 72 松明 松明 松明なぞを備え置く
第一部(下) 74 マツ 松の緑の配置してあった
第一部(下) 92 木造 木造 木造の欄干に倚りかかりながら
第一部(下) 93 百本杭 百本杭 百本杭は河水の氾濫からこの河岸や橋梁を防ぐ工事の一つであろうが
第一部(下) 93 百本杭 百本杭 百本杭の側に
第一部(下) 97 クス くす 樟の大樹がある
第一部(下) 97 その樹の周囲で
第一部(下) 116 ヤナギ その中間にあるものをば柳と呼んだ
第一部(下) 119 木を伐り倒し
第一部(下) 124 大木 注連掛へは大木を並べ
第一部(下) 124 大木 山の上には大木大石を集め
第一部(下) 124 大木 道路には大木を横たえ
第一部(下) 124 大木 大木大石を落し懸けたら
第一部(下) 125 大木 山から大木を伐り出す音だけでも
第一部(下) 125 松明 松明 松明の光で谷々を照らすまで
第一部(下) 127 大木 行く先に大木が横たえてある
第一部(下) 130 松明 松明 松明で改めた
第一部(下) 131 松明 松明 松明も捨て
第一部(下) 136 上木 上木 上木を思い立ったのは
第一部(下) 140 木から落ちる山蛭
第一部(下) 140 森林 森林 昼でも暗い森林の
第一部(下) 141 杣(そま) 杣の生活と
第一部(下) 141 クワ 僅かな桑畠と
第一部(下) 141 山間 山間 深い山間を分けて
第一部(下) 172 マツ 枝振りのおもしろい松の林の中に
第一部(下) 172 木造 木造 独立した山の上に建てらるべき木造の建築
第一部(下) 172 マツ まつ林 松林の譲り受け
第一部(下) 175 サクラ 山桜 山桜が漸く綻びる
第一部(下) 201 森林 森林 森林の保護
第一部(下) 201 良材 良材 良材の運輸とに向けられ
第一部(下) 224 ユズ ユズ 柚子を添え
第一部(下) 225 カキ 色づいた葉の残った柿の梢なぞ
第一部(下) 230 カキ 庭に植えてある柿の梢も暗い
第一部(下) 234 材木 材木 材木奉行
第一部(下) 234 作事奉行 作事奉行 作事奉行
第一部(下) 242 ヒノキ 桧木 桧木六本
第一部(下) 242 スギ 杉六本
第一部(下) 242 大木 大木が墓地への通路で
第一部(下) 242 控林 伏見屋の控林(はかえばやし)では
第一部(下) 242 マツ 松が吹き折られ
第一部(下) 242 山林 山林 山林の被害は
第一部(下) 243 クリ 七百枚ほどの栗板が
第一部(下) 243 ケヤキ 樅、栂、椹、欅、栗
第一部(下) 243 ヒノキ 桧木 桧木なぞの森林の
第一部(下) 243 クリ 樅、栂、椹、欅、栗
第一部(下) 243 サワラ サワラ 樅、栂、椹、欅、栗
第一部(下) 243 トガ トガ 樅、栂、椹、欅、栗
第一部(下) 243 モミ 樅、栂、椹、欅、栗
第一部(下) 244 マツ 松だけでも五百七十本の余に上る
第一部(下) 244 スギ 杉、三十五六本
第一部(下) 244 モミ 大小の樅
第一部(下) 244 クリ 栗、およそ六百本
第一部(下) 244 マツ 大屋下の松十五本
第一部(下) 244 マツ 比丘尼寺の松
第一部(下) 244 倒レ木 倒れ木 倒れ木のお話も
第一部(下) 245 材木 材木 材木を使いたいかどうかと言って
第一部(下) 263 ボタン ぼたん ふくらんで来ている牡丹の蕾に
第一部(下) 267 干柿 干柿 干柿の類をも添え
第一部(下) 267 リンゴ 林檎 林檎の花をそこへ持って来た
第一部(下) 268 松明 松明 松明の輝きを想像し
第一部(下) 272 万福寺の杜が見える
第一部(下) 272 カキ 畠の間にある柿木の側へ
第一部(下) 276 フジ 藤の花が咲き出す頃に
第一部(下) 276 マツ 松の樹の皮を米にまぜ、
第一部(下) 277 マツ まつ葉 枯松葉の煙のいぶるような朝が来た
第一部(下) 288 ツバキ 椿 椿の枝へも
第一部(下) 297 マツ まつ薪 松薪を加えたり
第二部(上) 10 山林 山林 山林の利をもって
第二部(上) 11 御停止木 御停止木の解禁なぞは以の外
第二部(上) 62 ヤナギ 青みがかった岸の柳も
第二部(上) 110 木を伐って並べ
第二部(上) 110 松明 松明 松明を路傍に山と積んだようなところもある
第二部(上) 111 御材木方 御材木方 尾州の御材木方も出張して来ると聞く
第二部(上) 113 松明 松明 割り当てられた松明も
第二部(上) 113 松明 松明 松明も分けますよ
第二部(上) 113 松明 松明 伐り出してきた松明を
第二部(上) 118 キリ 白木の桐の机
第二部(上) 118 ウメ 梅の花 やや紅味を帯びた枝の素生に堅くつけた梅の花のつぼみ
第二部(上) 124 ツバキ 椿 椿の蕾もほころびかけている頃で
第二部(上) 126 草木 草木 草木の反撥力を増させるように
第二部(上) 128 マツ まつ葉 枯松葉をはこぶものがある
第二部(上) 131 松明 松明 焼け残りの松明を始末する
第二部(上) 152 クルミ 胡桃 木曽の胡桃の香りは別格ですからね
第二部(上) 160 モモ 毎年桃から山桜へと
第二部(上) 160 原生林 原生林 原生林そのままの
第二部(上) 160 サクラ 山桜 毎年桃から山桜へと
第二部(上) 166 フジ 「もう藤の花も咲くようになったか」
第二部(上) 166 サクラ さくら さくらの真盛りの頃だったと
第二部(上) 192 エノキ 峠の上の国境に立つ一里塚の榎を
第二部(上) 193 ビワ 枇杷 往来のものを待つ枇杷葉湯売りなぞを見出す
第二部(上) 195 山林 山林 山林の方から
第二部(上) 195 スギ 杉の皮を背負って
第二部(上) 197 スギ古風な杉の葉の束の丸く大きく造ったのが薄暗い軒先につるしてあるのも眼につく。清酒ありのしるしである。
第二部(上)208エノキ一里塚の榎の近くにある
第二部(上)217山林山林山林には木の苗を植え
第二部(上)220ナシ梨の木に紙袋をかぶせて
第二部(上)220ナシ落ちた三つの梨のうちで
第二部(上)220ナシ一番大きな梨の
第二部(上)234天井の板をすばりずはり槍で突き上げる
第二部(上)234梁の上にいながら
第二部(上)236霜葉霜葉枯葉眼の前の霜葉枯葉と共に
第二部(上)242セイタせいた「せいた」(木曽風な背負子)を持って来させた
第二部(上)242敷居敷居敷居の外へ一歩踏み出していた
第二部(上)244森林森林森林の中の街道筋である
第二部(上)244金剛杖金剛杖峠の上で見つけて来た金剛杖を
第二部(上)270木材木材木材には事を欠かない木曽山中のことで、
第二部(上)274イチョウ銀杏寺の境内にある銀杏の樹の側
第二部(上)275スギそこここには杉の木
第二部(上)280オハグロおはぐろその日のために黒々と染めて来たらしい鉄漿をつけた歯を
第二部(上)292クワ土蔵に続くあたりは桑畠になって
第二部(上)292キリ桐の若木も眼につく
第二部(上)302ウコギうこぎうこぎの芽にはやや早く
第二部(上)303材木材木又は木曽御材木役所とも呼び
第二部(下)5クワ古い屋敷の一部は妻籠本陣同様取り崩して桑畠にしたが
第二部(下)5クワ桑畠の側の
第二部(下)8山林山林それが山林事件だ
第二部(下)8樹木樹木樹木鳥獣の利をもって
第二部(下)8留山留山山中にも留山というものは立て置かれてある
第二部(下)8明山それ以外の明山(あきやま)にも
第二部(下)8御停止木御停止木と称えて、伐採を禁じられてきた無数の樹木のあるのは
第二部(下)8榑木榑木榑木御切替えと称して
第二部(下)9御停止木木曽谷中の御停止木を解き
第二部(下)10御停止木御停止木のことに触れて置いてあった
第二部(下)10御停止木御停止木のことは木曽谷第一の苦痛であるとされていた
第二部(下)10山林山林山林に眼をつけ
第二部(下)11ヒノキ桧木豊富な桧木、椹、明桧、高野槇
第二部(下)11ネズコネズコネズコなどの繁茂する森林地帯の深さに驚き
第二部(下)11御停止木五木がみな享保年代からの御停止木であるにも驚き
第二部(下)11明山明山(あきやま)と称えて来た分は
第二部(下)11諸木何品に限らず
第二部(下)11森林森林尾州藩で保護して来た鬱蒼とした森林は忽ち禿山に変わるであろうとの
第二部(下)11五木五木という五木の生長するところは悉く官有地となり
第二部(下)11官有林官有林官有林に編入させれることになる
第二部(下)11官有林官有林人民入るべからずの官有林に入って
第二部(下)11サワラ豊富な桧木、椹、明桧、高野槇
第二部(下)11アスナロ明桧豊富な桧木、椹、明桧、高野槇
第二部(下)11コウヤマキ高野槇豊富な桧木、椹、明桧、高野槇
第二部(下)12ナシ庭の隅の梨の木のかげに
第二部(下)12材木材木不用の材木を焼き捨てた
第二部(下)12「昔はこの木曽山の木一本伐ると首一つつなかったものだぞ」
第二部(下)12五木五木の伐採を禁じられていた
第二部(下)12御停止木御停止木の解禁はおろか
第二部(下)13山林山林山林規則の御請けは出来かねる
第二部(下)13森林森林生活の資本を森林に仰ぎ
第二部(下)13ヒノキ桧木笠桧木笠
第二部(下)13御六櫛御六櫛御六櫛の類を造って
第二部(下)13自由林自由林古い木曽山が自由林であったことを
第二部(下)13樵務樵務樵務を業とする杣人
第二部(下)13山賤山賤切畑焼畑を開いて稗蕎麦等の雑穀を植える山賤
第二部(下)13木租木租(ぼくそ)山地には木租というものを課せられた
第二部(下)13杣人杣人樵務を業とする杣人
第二部(下)14伐木伐木伐木と開墾とに制限のなかったことを
第二部(下)14白木白木白木六千駄を木曽の人民に与え
第二部(下)14白木白木白木五千駄を山村氏に与え
第二部(下)14巣山巣山巣山、留山、明山の区別は初めてその時に出来た
第二部(下)14木租木租(ぼくそ)木租を納め来った場所であるから
第二部(下)14入山伐木入山伐木自由に入山伐木を許し
第二部(下)14ヒノキ御免桧物荷物なるものに突き当った
第二部(下)14留山留山巣山、留山、明山の区別は初めてその時に出来た
第二部(下)14明山明山巣山、留山、明山の区別は初めてその時に出来た
第二部(下)15ヒノキ伐り出す桧類のうち
第二部(下)15白木白木白木六千駄を谷中の百姓共に与えるのを指す
第二部(下)15ヒノキ三千駄は桧物御手形と称えて
第二部(下)15御切リ替エ御切り替え三千駄は御切り替えと称えて
第二部(下)15材木材木材木通用の跡を記しつけた御免荷物の明細書によると
第二部(下)15ヒノキ毎年二百駄ずつの桧、椹の類は馬籠村民にも許されてきたことが
第二部(下)15山林山林山林の問題が胸に繰り返されていて
第二部(下)16ヒノキ桧類のあるところは
第二部(下)16山守山守一村一人ずつの山守
第二部(下)22留山留山木曽谷中に留山と明山との区別もなかった
第二部(下)22木租木租(ぼくそ)区別もなかった時分の木租のことを
第二部(下)22ヒノキ山地に桧榑二十六万八千余挺、土居四千三百余駄の木租を課せられた昔もあるが
第二部(下)22明山明山木曽谷中に留山と明山との区別もなかった
第二部(下)23材木材木材木を筏に組んで流す
第二部(下)23大森林大森林大森林の多い川上の方から
第二部(下)27森林森林森林の保護されて来たというは
第二部(下)27材木材木切り出す良い材木はおびただしい数に上り
第二部(下)27森林森林この森林地帯を重く視ていたように
第二部(下)27ヒノキ桧材河水を利用する桧材の輸送には
第二部(下)27網場 アバ網場 あば網場を経て
第二部(下)27山林山林預かって置いていた山林事件用の書類を
第二部(下)29御用材御用材伐出し等の備え場も置かねばなるまいから
第二部(下)31ウメ山里の梅が香りと共にまた彼の胸に帰って来た
第二部(下)32スギ左右に杉や橡の林の泄れ日を見て
第二部(下)32護摩護摩護摩の儀式も廃されて
第二部(下)32ヌルデぬるで白膠木の皮の燃える香気もしない
第二部(下)32スギ杉と桧の枝葉を通して望まれる周囲の森と山の空気
第二部(下)32トチ橡の林左右に杉や橡の林の泄れ日を見て
第二部(下)32ヒノキ杉と桧の枝葉を通して望まれる周囲の森と山の空気
第二部(下)32枝葉杉と桧の枝葉を通して望まれる周囲の森と山の空気
第二部(下)32杉と桧の枝葉を通して望まれる周囲の森と山の空気
第二部(下)33木と木の梢の重なり合った
第二部(下)33原生林原生林原生林の感じも深く眼につくところで
第二部(下)34伐木伐木自由に入山伐木の許さるる場処もない
第二部(下)37山林山林山林規則を過酷であるとして
第二部(下)37ナツメナツメ枝も細く緑も柔らかな棗の木の陰から木曽川の光って見えるところに腰掛けながら
第二部(下)38マツ小まつ小松の影を落とした川の中淵を
第二部(下)39ヒノキ桧欅にまじる雑木の爽やかな緑がまた甦って
第二部(下)39山林山林このまま山林規則の御請けをして
第二部(下)39山林山林この長い山林事件を幾何等かの良い解決に導かないのは嘘だとも思われた
第二部(下)39ケヤキ桧欅にまじる雑木の爽やかな緑がまた甦って
第二部(下)39雑木雑木桧欅にまじる雑木の爽やかな緑がまた甦って
第二部(下)40山林山林例の木曽谷の山林事件も
第二部(下)40山林山林山林事件は意外にもつれた形のものとなって行った
第二部(下)42ツバキ椿毎年庭の片隅に実を結ぶ古い椿を
第二部(下)42リンゴ林檎頬の色なぞはつやつやと熟した林檎のように紅い
第二部(下)44山林山林今度の山林事件が
第二部(下)48ナシ庭の梨の葉の深い陰を落としているあたりは
第二部(下)48ヒノキ桧笠の紐を解いたところは
第二部(下)54山林山林山林事件のあらましを語り出した
第二部(下)55山林山林山林あるがためであったのに
第二部(下)55官有林官有林規則官有林規則の御請けをせよとの一点張りである
第二部(下)55山林山林「一の山林事件は、百の山林事件さ」
第二部(下)60ヒノキ動いて行く桧笠が
第二部(下)62山林山林山林規則の何たるを弁えないものが
第二部(下)62官有林官有林官有林に入って
第二部(下)71クリ栗もだいぶ落ちた
第二部(下)71マツ松の影の映って見えた頃は
第二部(下)71月の光のさし入った木の下なぞを
第二部(下)72木小屋木小屋木小屋に忘れ物をしたと言って
第二部(下)73スギ杉や榎の木の影を落としているあたりは
第二部(下)73エノキ榎の木杉や榎の木の影を落としているあたりは
第二部(下)85クルミ胡桃十人あまりへ胡桃餅をだす
第二部(下)86ツツジ躑躅躑躅をうえたりして
第二部(下)93算木算木算木をならべること
第二部(下)143ザクロ遠柘榴石榴口の残った湯屋は
第二部(下)143ザクロ遠柘榴石榴口をくぐり
第二部(下)143狭い足がかりの板を踏んで
第二部(下)154ツガ栂の実なぞの紅い珠のように枝に残った郷里の家の庭を想像し
第二部(下)179森林森林この大きな森林地帯を
第二部(下)180材木材木数多の材木を伐り出す作業というものがある
第二部(下)180ツガ桧、杉、栂、及び松の種類であるが
第二部(下)180材木材木材木を河中に投げ入れ
第二部(下)180筏に組んで、それから尾州湾に送り出すとも言ってある
第二部(下)180ケヤキけやき槻材もまた許多に産出するが
第二部(下)180スギ桧、杉、栂、及び松の種類であるが
第二部(下)180マツ桧、杉、栂、及び松の種類であるが
第二部(下)180ヒノキ桧、杉、栂、及び松の種類であるが
第二部(下)181キリ馬桐油駕籠桐油二十五枚の宿駕籠二十五挺、山駕籠五挺、駕籠桐油二十五枚、馬桐油二十五枚
第二部(下)181キリ駕籠桐油の宿駕籠二十五挺、山駕籠五挺、駕籠桐油二十五枚、馬桐油二十五枚
第二部(下)183コウゾコウゾ楮の青みを見つけるさえ彼にはうれしかった
第二部(下)186ナシ齧りついた梨のような味が
第二部(下)190背板背板背板(背子ともいう)を背中に負い
第二部(下)190マツ松の並木の続いた木曽街道を踏んで行くことが出来る
第二部(下)192植林植林植林、耕作、養蚕、その他の道に就いた
第二部(下)192ウメ梅屋のように思い切って
第二部(下)193森林森林馬籠は森林と岩石との間であるばかりでなく
第二部(下)193スギ杉の葉の丸く束にしたものを掛け
第二部(下)195ネジノキ拗の木(ひのき)御神木の拗の木とは何百年ぐらい経っているか
第二部(下)195クワ旧会社所跡の桑畠から
第二部(下)195カキ土手の前につづく裏庭の柿の下へ
第二部(下)196チャ茶も自分の家で造り
第二部(下)196ツバキ椿髪につける油まで庭の椿の実から
第二部(下)196塩と砂糖と藍より外になるべく物を買わない方針を取って来たという
第二部(下)196木小屋木小屋木小屋の方から集まって来て
第二部(下)197山林山林事件木曽谷山林事件のために
第二部(下)202御笏の料とした一位の木(あららぎ)を産するのでも
第二部(下)202スギ杉の葉の長く垂れ下がったような
第二部(下)206ヒノキ帚木(ははきぎ)園原の里の「帚木」のように
第二部(下)206木立木立も繁り栄えてはあるが
第二部(下)207木立木立の繁り栄えて
第二部(下)207エノキ榎の実の落ちた裏の竹藪の側の細道を
第二部(下)211キリ桐の机も旧くなった
第二部(下)212枝が塀越しに高く街道の方へ延びているのは
第二部(下)213山林山林山林事件のために奔走しようとする
第二部(下)213完林完林完林に入って罪を犯し
第二部(下)214山林山林こんな山林事件にまで不十分ながらも民有の権利を持ち出すようになったことを想って見た。
第二部(下)215木租木租(ぼくそ)山地には御役榑則ち木租を納めさえすればその余は自由に伐木売買を許された時代
第二部(下)215山木山木人民が山木と共にあった時代である
第二部(下)215木租木租(ぼくそ)木租の上納は廃され
第二部(下)215山木山木人民がおもな山木に離れた時代である
第二部(下)215五木五木以外の雑木と下草とは人民の自由で
第二部(下)215白木白木のみならず幕府恩賜の白木六千駄だは追い追い切り換えの方法をもって
第二部(下)215雑木雑木雑木と下草にも離れた時代である
第二部(下)215禁止林を立て置かるるには
第二部(下)215山木山木山木とかたりあいたいとの
第二部(下)215五木五木の禁止が何のためにあったのか
第二部(下)215雑木雑木五木以外の雑木と下草とは人民の自由で
第二部(下)215伐木伐木山地には御役榑則ち木租を納めさえすればその余は自由に伐木売買を許された時代
第二部(下)215山林山林事件最初彼が王滝の遠山五平らを語らい合わせて出発した当時の山林事件は、
第二部(下)216用材用材用材に応ずる森林の保護のためにあったのか
第二部(下)216森林森林用材に応ずる森林の保護のためにあったのか
第二部(下)217山林山林山林事件にまで響いてくるので
第二部(下)217山林山林山林事件そのものが
第二部(下)218若葉若葉六月下旬の若葉の頃
第二部(下)224カキ茂る柿の若葉は
第二部(下)225モモ桃の花の落ちている方へ
第二部(下)225スギ杉の木立の多い
第二部(下)226田畑や本陣林のうちを割いて
第二部(下)228ホウ朴葉握飯の熱いやつを朴葉に包んで
第二部(下)230ヤナギ柳並木のかげのところに
第二部(下)239上り框のところに腰掛けて
第二部(下)239サクラ小楼小楼であるが
第二部(下)239木材木材木材には事を欠かない
第二部(下)239木口木口木口もがっしりしている上に
第二部(下)241サクラ桜のすぐ前にひらいていて
第二部(下)243ウメ梅からやまざくら、山ざくらから紫つつじと
第二部(下)243雑木雑木周囲にある雑木なぞか
第二部(下)243草木草木遠い谷々の草木と呼吸を合わせるように
第二部(下)243キリ桐の机を置いて
第二部(下)243マツまつが枝青年時代から書きためた自作の「松が枝」
第二部(下)243サクラやまさくら梅からやまざくら、山ざくらから紫つつじと
第二部(下)243ツツジつつじ梅からやまざくら、山ざくらから紫つつじと
第二部(下)251マツ古松などはみだりに伐採しないだろう
第二部(下)256森林森林森林も古来の証拠に鑑み
第二部(下)256山林山林山林支局を主管する
第二部(下)256山林山林山林事件を取りあげて
第二部(下)257山林山林山林事件の出発をわすれないようにしてくれ
第二部(下)267山林山林山林事件で上の折に
第二部(下)267アンズ貰い受けてきた杏の樹が
第二部(下)267あの樹はまだ和助の記憶にあるだろうかと
第二部(下)272林の間を暗くした頃に
第二部(下)273スギ杉の葉の円く束にしたのが
第二部(下)276イチョウ銀杏古い銀杏の樹の側にある
第二部(下)277カキ柿、栗、葡萄、枝豆、里芋なぞと共に
第二部(下)277クリ柿、栗、葡萄、枝豆、里芋なぞと共に
第二部(下)278ユズユズすり柚子の入れ加減まで
第二部(下)299カキ暗い柿の木の下に
第二部(下)300森林森林森林地帯に沿うて
第二部(下)300軽袗 カルサン軽袗(かるさん) 軽袗ばきで
第二部(下)302白木白木白木の番所の跡があるような
第二部(下)302森林森林深い森林の間で
第二部(下)302クリ栗の多い林なぞが
第二部(下)305マツまつ葉山から背負って来る薪、松葉の類は
第二部(下)309エノキ一里塚の榎も
第二部(下)314森林森林深い森林地帯を貫く
第二部(下)315スギ杉の木立の光景が
第二部(下)315杜のかげになって
第二部(下)318木盃木盃小さな木盃に酒をつごうとした時
第二部(下)320クワ桑畠を掘る最中であったといい
第二部(下)323白木白木白木のの壇の前にひざまずき
第二部(下)324ハタンキョウはたんきょう裏庭へ巴旦杏を盗みに忍び入って
第二部(下)324ミカン蜜柑一ぱい蜜柑を入れていて
第二部(下)324ミカン蜜柑その蜜柑に誘われて
第二部(下)325アンズ巴旦杏些細な巴旦杏や蜜柑の話に残る師匠が人柄の床しさを思った
第二部(下)325ミカン蜜柑些細な巴旦杏や蜜柑の話に残る師匠が人柄の床しさを思った
第二部(下)329スギ杉の木立の間である
第二部(下)329スギ杉の木立も尽きたところまで
第二部(下)330スギ杉の枯葉の落ちた細道を踏んで
第二部(下)333木租木租(ぼくそ)木租 木年貢。穀物をもって納める正租に対し、役木(榑木・土居)をもって納める年貢
第二部(下)333ヒノキ桧榑桧榑(ひのきくれ) 桧の榑木年貢の意。木曽山林地方で、下用米(年貢として収めた穀類を、農民に食として下げ渡したもの)の代償として収める木租に、榑木年貢と土居年貢とがあった。榑木は、山から切り出したばかりの皮のついた木材
第二部(下)333網場 アバ網場 あば網場 流水中に木材を一時集めておく場所
  1. 桜の実の熟する時
  2. 若菜集
  3. 千曲川のスケッチ
  4. 藤村詩集
  5. 破戒
  6. 夜明け前
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