親杭のピッチ(mm) | ずれ止めの長さ(mm) | 使用本数 |
---|---|---|
1000 | 2000 | 1 |
1200 | 2000 | 0.83 |
1500 | 2000 | 0.67 |
2000 | 2000 | 0.5 |
ご注意ください。
土木用木材の矢板は、昔ほど悪質な業者がなくなったとはいえ、ビジネスとしてグレーの業者もいるようです。 ゼネコンへの納入は多くは木材業者、特に土木仮設材の専門業者が納入していますが、「土木工事の減少」と「木材を使う工法が減った」の2つ原因のためマーケットが小さくなり、木材業者の生き残りをかけ、一部の業者が極端なダンピングをしています。 矢板というのは土留め用の木材ですが、木材利用の商品としては最も低価格に属するものですが、資材購入の担当者としてはどうしても材の品質よりも価格に注目をします。 同じ品質で価格が安いのはたいへんよい話ですが、現実のこれらの木材は海外から供給されており、取り扱い商社は1ー2社で、木材販売会社の仕入価格はどこも同じようなものです。
それで極端に安い価格で納入できるということは、通常の企業では不可能なことです。
そこでよく聞く話では、「契約した数量、思っていたより量などより、どうも納入されたものが少ない」という事です。 比較見積等で通常価格よりも大幅に安い場合は特に、検収にご注意ください。
●1.厚みが契約時と変わっていないか。例えば、契約で厚み25mmのものが2mm少ないと、8%原価が変わります。m3当たり「厚23mmの23000円」と「厚25mmの25000円」とは同じコストということになります。 同様に厚み60mmのものが4m少ないと、7%原価が変わります。m3当たり60mmで225000円と56mmで25000円と同じということになります。
●2.最近は乱幅の矢板が少ないので、小口の延幅は調べる必要はないのですが、幅も契約通りがチェックが必要です。20cm幅で195mmしかなければ2.5%変わってきます。 ノコギリの鋸目の分だけ少なくなっているというのは、悪質業者の言い分です。
● 3.当然のことですが、枚数の検収も必要です。
中川木材産業は戦後の土木材大量消費時代より、たえず信用を重んじてきた会社です。役所、ゼネコンさんからの信頼されてまいりました。先に記載したようなグレーのビジネスは一切しておりませんので、ご安心ください。中川木材産業の歴史(創業100年の信用)