企画・設計・施工について

一般個人の施主様、役所、ゼネコンなどから高い評価を得ているのは、ご希望にあったものを施工することです。そのためには施工担当者や職人が確かな技術を持っていなけばなりません。そしてそれは確実な木材性質の知識が必要です。当社では営業マンはいなく、受注はすべてお客様からの依頼によるものです。

当社ではお客さまが喜んでくださる施工物を作るための公式があります。

「技術」×「知識」×「考え方」です。この公式は掛け算であるところが重要です。最後に説明します。「技術」は施工においてどのように精度を上げるか、雨などの対策はどのようにするか、実現が困難な時に、既存の技術を組み合わせて対応てきるか、などのテクニックとも言えます。問題意識をもって経験すれば身についてきます。「知識」は木材の正しい知識です。木材施工業界でも誤った知識を持つ人もいます。当社図書室には民間では最大規模の木材に関連する図書(2023年現在3200冊 )があります。またテキスト化したデーターベースはホームページ木の情報発信基地に見られるように、日本最大のデーターベースを構築しております。これは日本木材加工技術協会の市川賞( 木材情報に特化した統合型データベース)を受賞しました。また旧京都大学木材研究所に依頼した試験結果データーも屋外での木材利用に欠くべからざるものです。絶えずそれらから勉強しています。「考え方」は当社の哲学でもあり、地道に正攻法で正しいことをする、そして信用と信頼を得ることです。そのため誤魔化さない、嘘をつかない、まして見えないことを手抜きするようなことはありません。実はここの「考え方」が一番大事で、「技術」「知識」が95点ずつ取れていても、「考え方」が悪いとマイナスになります。掛け算ですから、結果は大きなマイナスになります。大手企業では考え方を誤ったおかけで、大変な損失を出す例がまさしくその例です。当社のどこにも負けないものとは施工関係者全員がこの施工哲学を持っていることです。