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クコ

解説
拘杞と書く。学名LyciumchineseMill.
ナス科クコ属。落葉小低木。別名はキホオズキ、カラスナンバン、カワホオズキ、クコヂョウチンという。
名前の由来は枸(カラタチ)のような トゲがあり、杞(コリヤナギ)のように枝がしなやかに伸びることから名づけた とつたえられている。
日本では本州、四国、九州、沖縄などの比較的暖かい地域に分布しています。山地や海岸近くの林縁、やや乾燥した草地などに生育し、日当たりのよい場所を好みます。道端や山や川の近くなどに野生種が生えていることもあります。 また、園芸用としても栽培され、観賞用に庭園や公園、街路樹などに植えられることがあります。園芸品種では、赤やオレンジ色、黄色など、花色が変化したものもあります。高さ1-2メートルとなり、葉は披針形で互生する。8-11月に葉のわきから柄を出し淡紫色の花を1-4個咲かせる。秋には実は熟すると赤色の長さ約2センチぐらいの楕円形である。
また、蜜源としても重要であり、ミツバチなどの昆虫が訪れます。園芸用として栽培されることもあり、鮮やかな花や実が美しい観賞樹として広く親しまれています。 クコは古くから漢方としてさまざまに利用されてきた。
初夏の新芽や夏の成熟葉を摘み取り、日干しにする。これを枸杞葉といい滋養強壮になるというので一時大ブームになったことがある。枸杞葉にはたん白質が多く、またカリウムを含んでいるので、ナトリウムのとりすぎによる動脈硬化の予防に役立つ。枸杞葉をお茶がわりに飲むとよい。
若芽や若葉は山菜料理にも利用される。
使秋に根を掘り取り、水洗いして、皮をはがして日干しにする。これを地骨皮といい、糖尿や結核に効く。
また、秋に赤く熟した果実を採集し、日干しにする。これを枸杞子といい、果実酒や米と一緒に炊き込みなどにし、低血圧症、不眠症、強壮に効く。実にはゼアキサンチンが含まれている。
育て方は日当りがよく、風通しのよい所に植え付ける。肥えた土地では肥料は必要ないが、 普通の土地では、4~5月ごろ、有機質入りの化成肥料を与えるとよい。 鉢植えにしてもよく育つ。葉の裏にクコフシダニがよくつくので、殺虫剤を2~3回かける。
クコの花 クコの花
▲▲ 大阪市大植物園2011年10月9日
樹形
クコ
クコの木
大阪市大植物園4月9日
クコの実 クコの実
クコ クコ
この木に関する俳句くこ
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