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  4. 三島由紀夫 の集計
  5. 小説:金閣寺
小説と木
  1. マツ 23箇所
  2. サクラ 6箇所
  3. ケヤキ 6箇所
  4. アカマツ 4箇所
  5. ウメ 4箇所
  6. スギ 4箇所
  7. バラ 2箇所
  8. クヌギ 2箇所
  9. ヤナギ 2箇所
  10. ツツジ 2箇所
  11. ツバキ 2箇所
  12. クス 2箇所
  13. カエデ 2箇所
  14. ボダイジュ 2箇所
  15. ミカン 2箇所
  16. クワ 1箇所
  17. イチョウ 1箇所
  18. カシワ 1箇所
  19. コウゾ 1箇所
  20. アオキ 1箇所
  21. ソテツ 1箇所
  22. ナツミカン 1箇所
  23. ヒノキ 1箇所
  24. ビャクダン 1箇所
  25. ホウ 1箇所
  26. モチ 1箇所
  27. モモ 1箇所
  28. サザンカ 1箇所

三島由紀夫の小説 「金閣寺」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は1956年、文庫本におけるページ数は325ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
5 若葉 若葉 若葉の山腹が西日を受けて
7 モチ もち 濃密な黐から身を引き離そうと
9 ホウ ほう 朴の木が、白いゆたかな大輪の花を
9 朴の木が、白いゆたかな大輪の花を
14 欅の幹は朝露に濡れている
14 根方 根方 私は根方に身を隠し
14 ケヤキ 欅の幹は朝露に濡れている
14 ケヤキ 一本の大きな欅がある
14 ケヤキ 欅の木蔭に息を休めてみて
15 木蔭 欅の木蔭に息を休めてみて
15 ケヤキ 欅のかげから
15 ケヤキ この欅のかげまで駈けて来た
15 木立 黒い木立にも
18 木立 一むらの木立のかげに
19 切株 切株 今伐り倒されたばかりの切株の
19 木目 木目 美しい木目が描いたふしぎな顔
20 木立 木立の影に紛れた
21 紅葉の林があって
21 丸木 丸木橋 丸木橋を渡る前に
21 カシワ かしわ 高丘親王の御手植の栢や
21 サザンカ 山茶花 山茶花が咲いている
21 丸木 丸木橋 丸木橋をわたると
22 紅葉 紅葉 紅葉の色と
22 木組 木組 月光を浴びた白い木組は
22 紅葉 紅葉 紅葉の盛りには
22 木組 木組 支える木組も
22 横木 横木 清水の舞台を模して、組み合わされた多くの柱と横木が
22 清水の舞台を模して、組み合わされた多くの柱と横木が
22 紅葉 紅葉 色づきかけた紅葉は
22 丸木 丸木橋 丸木橋をわたり
23 スギ 鉾杉 星や月や鉾杉と同じものだった
23 スギ 鉾杉 鉾杉の稜線で空に接した山や
24 紅葉 紅葉 私は紅葉のかげに
24 木組 木組 白い木組は縦横に重なって
24 紅葉 紅葉 紅葉の梢まで届いた
24 紅葉の梢まで届いた
25 紅葉 紅葉 紅葉の下枝深く
25 紅葉の下枝深く
25 紅葉 紅葉 紅葉の谷間へ
26 木割 木割細く軽快優美であって
26 ヒノキ 檜皮葺 屋根は檜皮葺
27 細身の柱の構造が
31 花をつけた梅林があった
31 ウメ うめ 花をつけた梅林があった
31 クヌギ 大きな櫟の木を前に
34 木像 木像 その木像は義満の剃髪ののちの名
35 マツ 陸舟まつ 名高い陸舟松のある庭を
35 モモ まるで桃いろのお菓子みたいに
36 マツ 陸舟まつ 庭の陸舟松を眺めていた
36 マツ それは巨松の枝が低くわだかまって
36 それは巨松の枝が低くわだかまって
36 舟の形をし、舳のほうの枝だけが
42 長押 長押 内陣の長押の華鬘
43 木の肌 油をかけられた柩は、艶やかな木の肌をして、雨に叩かれていた
47 林全体が囀っていた
48 カエデ かたわらの低い楓の樹には
49 木洩レ陽 木洩れ陽 朝日の木洩れ陽が
51 木洩レ陽 木洩れ陽 木洩れ陽が私を幸福にした
58 アカマツ 赤松 赤松の山々は蝉の声に包まれていた
62 木橋 木橋 インクラインに跨る木橋を渡った
62 サクラ 葉さくら 葉桜並木の影をどっぷりと
62 並木 並木 葉桜並木の影をどっぷりと
63 サクラ 葉さくら もう葉桜の季節ではかったけれど
63 木の色のすっかり
64 サクラ 葉さくら 葉桜や松のながめ
64 マツ 葉桜や松のながめ
65 いちめんの若葉や松のみどりのどこかしら枝に隠れていて
65 マツ いちめんの若葉や松のみどりのどこかしら枝に隠れていて
65 木々 木々 静かな低い木々を
65 若葉 若葉 いちめんの若葉や松のみどりのどこかしら枝に隠れていて
69 庭木 庭木 深夜の庭木づたいに
73 バラ 薔薇 たとえば人間を薔薇の花のように
73 たとえば人間を薔薇の花のように
74 バラ 薔薇 薔薇の花弁のように
74 花弁 花弁 薔薇の花弁のように
80 森の燃える緑の前に置かれた
89 アカマツ 赤松 赤松に覆われた山で
89 ツツジ 躑躅 躑躅などの灌木があった
89 灌木 灌木 躑躅などの灌木があった
89 木の珠を除けながら
90 御所の森にだけは
93 マツ おちこちの松に
93 木組 木組 暗い複雑な木組が
93 枯枝 枯枝 紅葉山の枯枝は
93 その古い黒い木の色の
93 紅葉 紅葉 紅葉山の枯枝は
96 葉かげに見える青木のつややかな赤い実を
96 アオキ あおき 葉かげに見える青木のつややかな赤い実を
96 葉かげに見える青木のつややかな赤い実を
105 若葉 若葉 昼のかがやかしい若葉のそよぎに
111 巨木 巨木 巨木の櫟や梅や松の影が
111 樹々 樹々の影に紛れたのだ
111 マツ 巨木の櫟や梅や松の影が
111 クヌギ 巨木の櫟や梅や松の影が
111 ウメ 巨木の櫟や梅や松の影が
112 木立 木立の影に隠見しながら
114 簀ノ子 簀の子 簀の子を際限もなく
114 ボダイジュ ぼだいじゅ 樹齢の高い菩提樹があって
114 木造 木造 古い木造の平屋で
115 もっとも新らしい木の色から
115 もっとも古い木の色に
116 マツ 五六本の痩せた松が生え
117 クワ 蚕が桑の葉を噛むのに
133 並木 並木 左方に若葉の銀杏並木がつづいていた
133 若葉 若葉 左方に若葉の銀杏並木がつづいていた
133 イチョウ 銀杏 左方に若葉の銀杏並木がつづいていた
134 遊動円木 遊動円木(ゆうどうえんぼく) 遊動円木に腰かけて
135 木洩れ陽 木洩れ陽の戯れているのを
137 遊動円木 遊動円木(ゆうどうえんぼく) 遊動円木にいたのである
148 梢のほうをそよがす風が
148 枯葉 枯葉 枯葉を密集した
149 カエデ 巨きな楓と朽ちはてた
149 ウメ 梅の古木 梅の古木とにはさまれている
149 古木 古木 梅の古木とにはさまれている
151 サクラ 桜を移植したと
151 若葉 若葉 若葉に包まれた
151 サクラ 葉さくら 葉桜になっていた
151 マツ もっとも多いのは松だったので
151 マツ 松はいずれも亭々と伸び、かなりの高くまで葉をつけて
151 松はいずれも亭々と伸び、かなりの高くまで葉をつけて
151 若葉 若葉 若葉の景色をながめた
152 切株 切株 切株や灌木や小松があり
152 灌木 灌木 切株や灌木や小松があり
152 マツ 小まつ 切株や灌木や小松があり
152 木がくれに見下ろされた
154 マツ まつ林 その松林、川の光り
155 松の梢の枝々に谺した
155 マツ 松の梢の枝々に谺した
155 枝々 枝々 松の梢の枝々に谺した
157 マツ 松と杉のあいだから
157 スギ 松と杉のあいだから
157 サクラ 遅さくら 一本の遅桜がまだ花を落とさずにいた
163 木洩れ陽 木洩れ陽を浴びて
169 枝々 枝々 池辺の樹の枝々は触れ合った
169 池辺の樹の枝々は触れ合った
173 マツ 月に照らされた松と
176 挿肘木 挿肘木(さしひじき) 天竺様の挿肘木で支えられて
185 たちまち、あるべき花や葉に変貌し
185 あるがままの花や葉は
185 あるがままの花や葉は
185 たちまち、あるべき花や葉に変貌し
194 マツ まつ林 黒い松林のかなた
195 大鋸屑 大鋸屑 大鋸屑が落ちちらばり
195 明るい木の色を見せていた
195 あでやかな木の香が漂っていた
195 材木 材木 数本の材木が
196 木立 木立のざわめきに
204 マツ まつ葉 数本の松葉が
204 一枝 小さな一枝が
204 門松の葉をむしって通った
204 門マツ 門まつ 門松の葉をむしって通った
208 白槌 白槌 白槌という槌を打って
208 白槌という槌を打って
212 ソテツ 蘇鉄 蘇鉄が旭を浴びている
212 ボダイジュ ぼだいじゅ 小さな菩提樹がある
221 一つの草の葉の尖端の鋭角について
226 木かげ 木かげを洩れる弱日の色だ
227 スギ まばらな杉木立がつづいて
227 木箱 木箱 六角の木箱を手にとった
227 木箱 木箱 木箱を振った
227 木壁 木壁 木壁の色の古い社務所があり
230 マツ 松の梢の間に
230 松の梢の間に
230 果実 果実 果実が離れるように
230 木がくれに総門のほうへ
231 ミカン 蜜柑 籠からさし出される蜜柑の色
232 並木 並木 畦のまばらな並木は
232 枝葉 枝葉 枝葉は高みに刈り込まれ
232 木々 木々 木々の幽霊のようであった
232 ヤナギ 一本の大きな柳が
232 濡れそぼった葉を重たげに
232 ミカン 蜜柑 蜜柑の皮を剥いたりしていた
232 細い幹がいずれもこの地方で
235 コウゾ こうぞ 丹羽の山ぎわの痩せた土に、楮の木を植えた紙つくりの家々が見えはじめた
238 ケヤキ 道ばたの大きな欅が
238 木洩れ日 薄い木洩れ日の下へ
238 ナツミカン 夏蜜柑 道ぞいに夏蜜柑の畑が
240 その雑草の葉もちぢれて
242 木洩れ陽 木洩れ陽の戯れているのを
245 木目 木目 玄関の下駄箱の木目が明るむのに気づいた
247 小抽斗 小抽斗 指物師が作った小抽斗も
247 指物 指物師 指物師が作った小抽斗も
250 マツ まつ林 松林の黒い幹のつらなりを出て
254 梅もどきの残んの実を啄みに来る小鳥たちの胸毛にも
254 ウメ 梅もどき 梅もどきの残んの実を啄みに来る小鳥たちの胸毛にも
256 ツバキ 椿 一輪差の衰えた椿にまつわっていた
256 ツバキ 椿 白い椿は、枯れた部分が
257 山門の柱の重複するさま
257 マツ 仏殿の甍、多くの松
262 葉影 葉影 その細かい葉影を
262 並木 並木 塀ぞいにそそり立つ楠の並木が
262 クス 楠のさやぐ葉影は
262 クス 塀ぞいにそそり立つ楠の並木が
267 木目 木目 さびを与えた木目のあいだから
272 木洩れ陽 散らしていた朝日の木洩れ陽は
277 煤で黒光りのする柱には
282 櫺子 レンジ 櫺子 れんじ 暗い櫺子窓を持ち
285 欄干 欄干 古い透かし彫の欄干で囲んだところが
296 灌木 灌木 灌木の葉末のおびただしい露には
296 淡紅の実が生ったかのようである
296 木々 木々 木々は昨夜までの雨に濡れていた
296 葉末 葉末 灌木の葉末のおびただしい露には
297 ビャクダン びゃくだん 白檀を彫ったのが
299 木々 木々 木々の葉末や
299 葉末 葉末 木々の葉末や
301 板戸 板戸 その板戸は老朽しており
308 根方 根方 旅人に木蔭の憩いを与える大樹の荒々しい根方のような
308 木蔭 旅人に木蔭の憩いを与える大樹の荒々しい根方のような
308 大樹 大樹 旅人に木蔭の憩いを与える大樹の荒々しい根方のような
310 静かな葉叢の小さな樹のように
310 葉叢 葉叢 静かな葉叢の小さな樹のように
312 板戸 板戸 納戸の太い柱や板戸は
312 納戸の太い柱や板戸は
313 大鋸屑 大鋸屑 大鋸屑の雨に湿った匂いが
313 材木 材木 作業場には材木はなく
314 ヤナギ 柳行李一箇と
314 柳行李 柳行李 柳行李一箇と
314 朽木 朽木 その濡れた朽木のおもては
314 板戸 板戸 北側の板戸を外しに行った
315 木像 木像 国宝の木像がある
315 沢山の桟をつらねたのが
315 その桟の影が
315 木組 木組 その繊細な木組を不安でいっぱいにして
317 マツ 数本の松の下かげになっていて
320 コケラ こけら葺 こけら葺の屋根の頂き高く
321 その柱、その勾欄
321 マツ その松、その船泊りにいたるまで
322 挿肘木 挿肘木(さしひじき) 天竺様の挿肘木に支えられた
322 木割 木割の細い繊細な
324 マツ 松の根方にもたれた
324 その濡れた冷たい樹の肌は
326 林立 林立 林立する柱は
326 板戸 板戸 金閣の西の板戸
326 林立する柱は
327 木像 木像 その木像の影も背後にはためいた
329 鳴き叫んで赤松の梢を
329 アカマツ 赤松 鳴き叫んで赤松の梢を
329 木かげ 赤松の木かげの笹原に倒れ
329 アカマツ 赤松 赤松の木かげの笹原に倒れ
329 ツツジ 躑躅 躑躅の山道を駆けのぼって
330 木の間 木の間をおびただしい火の粉が飛び
  1. 仮面の告白
  2. 金閣寺
  3. 潮騒
  4. 熱帯樹
  5. 薔薇と海賊
  6. 白蟻の巣
  7. 美徳のよろめき
中川木材産業のビジネスPRその4   「中古足場板塗装済み3種と4種」ページはコチラです。 画像クリックでそれぞれのカートに。(公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )
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