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小説と木
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  8. グミ 1箇所

三島由紀夫の小説 「潮騒」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は1954年、文庫本におけるページ数は174ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
5 マツ 松のみどりは浅い
5 マツ 鳥居の松
5 枝が交差して
6 波斯の森
8 マツ 松の根や岩を踏み
8 モモ 神社の庭に夕闇に包まれた桃の花がしらじら
9 頑丈な木の枠を砂に立て
10 マツ 松並木のあいだ
10 マツ まつ葉 松葉をひろいに行く
14 木々 木々 早春の褐色の木々の下
17 壷を木の棒で掻きまわされて
17 木の棒で壷のなかをついた
25 マツ 松影がはだらに
26 マツ 松の梢々はさわいだ
27 粗朶木 粗朶木 粗朶を積む木の枠
27 マツ まつ林 松林の急斜面
28 枯松葉が山と積んである
28 マツ まつ林 松林の砂地
28 草木 草木 草木の間から
28 灌木 灌木 灌木や草に侵され
28 灌木 灌木 榊、茱萸などの灌木
28 サカキ さかき 榊、茱萸などの灌木
28 グミ ぐみ 榊、茱萸などの灌木
29 粗朶 粗朶 枯松葉と粗朶の束
29 森の中で出くわした
29 松葉 枯松葉 枯松葉と粗朶の束
29 木と石のぶつかるような
31 マツ 断崖の松の下
32 マツ まつ葉 松葉の束
38 マツ 海松で作った
51 マツ 道は松林に包まれて
52 マツ 松の幹から梢へ翔けた
52 マツ 松が敷きつめられ
53 木材 木材 紀州の木材
54 木深い影
60 木目 木目 地肌の木目
63 サクラ 乏しい桜の蕾
67 マツ まつ林 松林のなか
68 マツ まつ林 松林の間
68 マツ 松の梢は唸った
69 マツ まつ葉 松葉の束
70 粗朶 粗朶 粗朶を積み上げた
75 マツ まつ葉 松葉が痛うて
76 梢をゆるがす風のひびき
80 トマリ木 とまり木 とまり木にとまった
81 木彫  木彫  彩色の木彫 
82 手製の木の軍艦
85 サクラ 桜並木
85 茅葺屋根の威嚇
85 ニレ 太い楡の幹
85 木立 木立の奥で
85 サクラ 若木の桜が一本
85 並木 並木 その並木も山から
89 木の間をくぐって
99 マツ 松の木の間
99 並木 並木 這松のかたわら
100 粗朶 粗朶 粗朶を押し込んで
100 木のはねる音
104 明るい木の音
110 マツ 海松のホールダア
118 マツ 七本の古松
119 水瓶の木の蓋
123 木の蓋
123 ツツジ 躑躅 貧しい躑躅の花
125 上框 上框 上り框
129 マツ 松の暗い木かげ
129 マツ 松の枝
130 マツ 松のかげに
137 木箱 木箱 木箱の蓋
146 マツ 巨松によりかかって
149 材木 材木 材木を運んで
149 木材 木材 千四百石の木材
152 樹々 山の樹々
169 木の根 木の根を彫って
169 シタン 紫檀 紫檀の卓
173 マツ 松の間
174 マツ まつ林 松林の道
177 木の壁に囲まれていた
  1. 仮面の告白
  2. 金閣寺
  3. 潮騒
  4. 熱帯樹
  5. 薔薇と海賊
  6. 白蟻の巣
  7. 美徳のよろめき
  8. 美徳のよろめき
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