1. HOME
  2. 文学と木Top
  3. 作家別一覧
  4. 松本清張の集計
  5. 小説:消された場面
小説と木

この小説は例外的に草本も掲載しました。

  1. カナメモチ 1箇所
  2. サクラ 1箇所
  3. ボタン 1箇所
  4. マツ 1箇所
  5. ミカン 1箇所
  6. ヤナギ 1箇所

松本清張の小説「消された場面 」に出てくる樹木や木製品 

この小説の初出は1961年、文庫本におけるページ数は372ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
6 鰹木 鰹木 境内の篝火(かがりび)が社の垂木や千木(ちぎ)、鰹木(かつおぎ)を神秘的な荘厳さで照らした。
6 昔は、神社の裏手がこんもりとした森だったが、
6 森厳 森厳 寒夜だから、いっそう森厳なのである。
6 垂木 垂木 境内の篝火(かがりび)が社の垂木や千木(ちぎ)、鰹木を神秘的な荘厳さで照らした。
6 千木 千木 境内の篝火(かがりび)が社の垂木や千木(ちぎ)、鰹木を神秘的な荘厳さで照らした。
7 三人の禰宜が松明・鎌・桶を持って海へ続く長い石段を降り、
7 松明 松明 三人の禰宜が松明・鎌・桶を持って海へ続く長い石段を降り、
9 松明 松明 松明をとぼし真砂地に下り立って、
10 鎌も桶も、古くから伝来のものである。
10 白い桶 神主の捧げた白い桶に納められた。
11 白い桶 少しずつ岩の上の白い桶に入れられてゆく。
12 禰宜たちは若布を入れた桶を捧げて、
15 縁側 縁側 客は八畳の間から縁側に出て、
18 縁側 縁側 客は縁側の籐椅子にすわって、
21 下駄 庭下駄 客は庭下駄をつっかけて、庭石を覗いたり、植込みの木を見上げたりしていた。
21 植込 植込み 客は庭下駄をつっかけて、庭石を覗いたり、植込みの木を見上げたりしていた。
21 客は庭下駄をつっかけて、庭石を覗いたり、植込みの木を見上げたりしていた。
23 縁側 縁側 客はあとからゆっくりと縁側に上がり、
26 サクラ 春は桜、夏はキャンプ、秋は紅葉、
26 紅葉 紅葉 春は桜、夏はキャンプ、秋は紅葉、
31 ミカン 蜜柑の皮 男は蜜柑の皮をむきながら、
31 蜜柑の皮 男は蜜柑の皮をむきながら、
32 床の間 床の間 艶を光らせて床の間の脇に立てかけてある。
34 山林 山林 湖岸の山林中で死んだものか、
62 濡れ縁 濡れ縁 濡れ縁の上に五つか六つの鉢植えを並べている程度だ。
62 鉢植 鉢植え 濡れ縁の上に五つか六つの鉢植えを並べている程度だ。
75 松明 松明 松明を持った神主さんが干潮の海に降りてゆくのです。
77 マツ 松の梢 松の梢の間から見える社殿の千木、鰹木。
77 松の梢 松の梢の間から見える社殿の千木、鰹木。
77 千木 千木 松の梢の間から見える社殿の千木、鰹木。
77 松の梢の間から見える社殿の千木、鰹木。
82 松明 松明 一人は松明をかざしているが、
118 ヤナギ 柳の梢 芽の出かかっている柳の梢が垂れさがっていた。
118 芽の出かかっている柳の梢が垂れさがっていた。
118 柳の梢 芽の出かかっている柳の梢が垂れさがっていた。
128 経師 経師屋 そこを二三軒行くと経師屋(きょうじや)がありますがね、
169 カナメモチ 扇のカナメ 結ぶ扇のカナメになっている。
178 千木 千木 画面に神社の屋根の千木が大写しに現れた。
179 傍らに立っている神官の桶の中に入れる。
179 松明 松明 その中で松明が一つ燃えている。
196 枯木 枯木 枯木だった林も葉を茂らせているころだ。
196 雑木林 雑木林 竹林と雑木林と雑草に蔽われているので、
196 枯木だった林も葉を茂らせているころだ。
196 林の中 ほとんどこの林の中にはいる用がないからである。
196 枯木だった林も葉を茂らせているころだ。
211 枯木 枯木 二月の初めはまだこのように葉が茂っていなくて枯木ばかりだったと考え、
211 木の茂み 下方の木の茂みの中に落ちていたという。
211 二月の初めはまだこのように葉が茂っていなくて枯木ばかりだったと考え、
225 雑木林 雑木林 水城の暗い雑木林の中には入った女と男とはどのようなことをしたか。
226 落葉 落葉 落葉を集め、浅く埋めた死体の土の上に
247 格子戸 格子戸 表は格子戸になっている。
247 格子戸 格子戸 五分ばかり待っていると格子戸が開いたが、
257 ボタン 牡丹の名所 あれが長谷寺だ。牡丹の名所だよ。
257 大石内蔵助が山科閉居で牡丹作りをしていたが、あれはこの長谷から根を持ってきたんだよ。
259 妻楊枝 妻楊枝 稲村が茶を飲みながら妻楊枝を使っている横で、
  1. 黒革の手帖
  2. 点と線
  3. 半生の記
  4. 空の城
  5. 眠の気流
  6. 暗線
  7. 結婚式
  8. たづたづし
  9. 喪失の儀礼
  10. 交通事故死亡1名
  11. 偽狂人の犯罪
  12. 家紋
  13. 史疑
  14. 年下の男
  15. 古本
  16. 不法建築
  17. 入江の記憶
  18. 不在宴会
  19. 土偶

▲目次に戻る

創業1911年 
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
古物営業法に基づく表示  特定商取引法表示  ご利用ガイド 
ご質問・問い合わせ  著作権・サイト関係  カテゴリーサイトマップ  迷子になった場合

©1996-2021 NAKAGAWA WOOD INDUSTRY Co., Ltd All Rights Reserved.