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小説と木

この小説は例外的に草本も掲載しました。

  1. スギ 1箇所
  2. サクラ 1箇所

松本清張の小説「土偶」に出てくる樹木や木製品 

この小説の初出は1967年、文庫本におけるページ数は28ページ
元樹種 掲載樹種 ページ 掲載言葉
欄間 欄間 320 欄間の彫りも手の混んだ模様であった。
サクラ 323 東京では桜の満開期だが、ここは二十日は完全に遅れていた。
杉林 杉林 325 杉林は黒ずんだ茶褐色でひろがり、落葉樹はまだことごとく裸であった。
落葉樹 落葉樹 325 杉林は黒ずんだ茶褐色でひろがり、落葉樹はまだことごとく裸であった。
スギ 326 あたりは深い杉の木立になっていた。
雑木 雑木 326 一方が雑木の密林であった。
密林 密林 326 一方が雑木の密林であった。
裸梢 裸梢 326 ほとんど裸梢(らしょう)だが、樹が茂り合っているので
326 ほとんど裸梢(らしょう)だが、樹が茂り合っているので
326 陽の当たらない林の暗さと、
落葉 落葉 329 女の脚が落葉の一部を飛散させた。
雑木林 雑木林 329 彼は女を雑木林の蔭に引きずった。
落葉 落葉 329 落葉は跫音を没するまでに深く溜まっていた。
雑木林 雑木林 330 場所は雑木林の蔭だが、すぐ傍に土の崩れた崖があり、
落葉 落葉 330 落葉がその脇腹を半分埋めた。
樹の根 331 その上から樹の根が無数に白い筋をもつらせて垂れ下がっていた。
樹の根 331 その上から樹の根が無数に白い筋をもつらせて垂れ下がっていた。
落葉 落葉 331 急いで落葉の溜まっている奥に歩き出そう
落葉 落葉 332 彼は落葉の上の横たわっているのを見られたらおしまいだと思った。
落葉 落葉 332 堆(うずたか)く積まれた落葉の中に若い男と女の死体が二つならべられた。
落葉 落葉 332 落葉の層の一部はまるでそこが深い溝でもあるかのように
落葉 落葉 332 落葉の溜まった場所を出て径の石の上へ投げつけた。
山林 山林 334 あの死体は人の来ない山林の深い落葉の上に横たわっているので
落葉 落葉 334 あの死体は人の来ない山林の深い落葉の上に横たわっているので
桐箱 桐箱 337 骨董屋の番頭が小型の桐箱を持参した。
桐蓋 桐蓋 337 桐蓋の次には紫色の床がつくられ、
落葉 落葉 341 丁度、東北の落葉の積もった岩角でやったように粉々にした。
  1. 黒革の手帖
  2. 点と線
  3. 半生の記
  4. 空の城
  5. 眠の気流
  6. 暗線
  7. 結婚式
  8. たづたづし
  9. 喪失の儀礼
  10. 交通事故死亡1名
  11. 偽狂人の犯罪
  12. 家紋
  13. 史疑
  14. 年下の男
  15. 古本
  16. 不法建築
  17. 入江の記憶
  18. 不在宴会
  19. 土偶

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