1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 8.樹木
  4. 世界の樹木TOP

コメツガ 

解説
常緑高木。マツ科ツガ属。「米栂」の意で、葉が小型であることを「米(こめ)」にたとえたもの。「ツガ」の由来は不明である。日本固有種であり、本州中部から四国、九州の亜高山帯の山地に分布している。特に尾根や沢地沿いに見られ、トウヒと共に、標高1500m以上の亜高山帯にある。樹高は20m、樹形は円錐形になる。 針葉は線形状 (線形葉)の長さ1-2cmでやや短く、小枝の左右に2列に並んで密に互生する。光沢がある緑色でイチイに似ているが先端は窪み、主脈の両側に粉白色の気孔帯がある。 枝は細く水平または先端が下垂する。 球果は小さく、長さ1~2cmの球形である。 耐陰性があり、日陰地の植栽に適し、痩せ地や湿地にも耐えるが、その場合の生育は劣る。 耐暑性や耐寒性にはやや劣り、ツガより涼しい環境を好み、暑さにはやや弱く、生育は旺盛で、痩せ地や湿地にも耐えるが、その場合の生育は劣る。 公園樹、街路樹、社寺林、庭木、シェードガーデン、シンボルツリー、クリスマスツリーとして植栽され、材は建築、土木、パルプ材として利用される。 また、日本のツガ族はツガとコメツガの2種のみで、ツガは小枝が無毛であることと自生地や葉の大きさで区別できる。
またいくつかのホームページにベイツガも本種であると記載されているものがあるが、間違いである。混乱の原因となっているのは、同じ科属であり、違う樹種なのに同じ漢字を使うことにある。木材業界でいう米栂(べいつがと読む (学名Tsuga heterophylla マツ科ツガ属) で、ベイトガ、ウエスタンヘムロックと呼ばれ、最近ではアメリカツガ、カナダツガとも呼ばれているものである。一般に「米栂」を「ベイツガ」と読むときは、これをさします。
写真
写真
▲▲神戸森林植物園 2000年4月30日
写真
神戸森林植物園 2000年4月30日
中川木材産業のビジネスPRその11   「diyで作るキットデッキ コンセの実例」商品ページはコチラです。 画像クリックでそれぞれ体験談に。(公開2018.8.1 更新2019年11月12日 )
kitDeck-conce kitDeck-conce kitDeck-conce kitDeck-conce kitDeck-conce kitDeck-conce kitDeck-conce kitDeck-conce kitDeck-conce kitDeck-conce kitDeck-conce kitDeck-conce kitDeck-conce kitDeck-conce kitDeck-conce kitDeck-conce kitDeck-conce kitDeck-conce

▲目次に戻る

創業1911年 
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
古物営業法に基づく表示  特定商取引法表示  ご利用ガイド 
ご質問・問い合わせ  著作権・サイト関係  カテゴリーサイトマップ  迷子になった場合

©1996-2021 NAKAGAWA WOOD INDUSTRY Co., Ltd All Rights Reserved.