1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 8.樹木
  4. 世界の樹木TOP

ハリモリ

解説
ハリモミ(針樅) マツ科トウヒ属。常緑高木。別名、バラモミ(薔薇樅)という。樹形、葉の形状がモミ属に似ているが、葉先が針のように尖っているためこの名がついたのである。日本特産種で、福島県から鹿児島県の高隈山までの冷温帯に分布している。太平洋側に多く、日本海側の多雪地にはほとんどなく、日本のトウヒ属中もっとも低高度・南方まで分布する種類である。また富士山麓の山中湖周辺にはハリモミの純林があり、国の天然記念物に指定されている。樹形は円錐形で、高さ35メートルほど、直径1メートルほど達するものもある。樹皮は灰褐色、針葉は緑色、長さ2センチほどで、断面は菱形で硬く、日本のトウヒ属の中ではもっとも大型で堅い。球果も長さ7-12センチほどで、比較的大型である。
球果
▲▲京都府立植物園 2024年1月20日
樹形
+
樹形
京都府立植物園 2024年1月20日
表皮
写真
大阪市大植物園 2000年4月9日 
中川木材産業のオリジナル推し商品

▲目次に戻る

創業1911年 
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
古物営業法に基づく表示  特定商取引法表示  ご利用ガイド 
ご質問・問い合わせ  著作権・サイト関係  カテゴリーサイトマップ  迷子になった場合

©1996-2021 NAKAGAWA WOOD INDUSTRY Co., Ltd All Rights Reserved.