1017.エリカ

解説
エリカという樹木はなく、エリカ属の総称である。南アフリカを中心にヨーロッパまで約700種ある。英名はheath(ヒース)、独名heide(ハイデ)で、原産地はアフリカ、ヨーロッパ。大きいものでは高さ6-7mになるものもある。 エリカの群生地としては、北ドイツの自然保護地区、リューネブルガーハイデが有名。エミリー・ブロンテの小説『嵐が丘』の館の周囲に生えていたのもエリカである。
最近ではエリカ属の花をずいぶんと見かけるようになった。日本ではジャノメエリカ(Erica canaliculata。)がよく知られていて、よく洋風の庭に植栽されている。切り花としてもよく利用される。また、花関係の業界ではこの種をエリカと呼んでいる。
ジャノメエリカは、南アフリカケープ地方原産の常緑低木で、大きいものは高さ2mにもなり、よく分枝する。花時期は11月から翌年4月。花冠は鐘形、花色は桃色で、中心部に黒色の葯が目立ち、蛇の目の模様に見える。これがジヤノメエリカの名の由来となっている。温暖で排水良好な土地に適する。大株となったものが開花するとボリュームがあり見ごたえがある。このため、植える時にはそれを見越して周囲に余裕を持たせておく必要がある。大きくしたくない場合には、高さ50cm程度で納まる小型の種類を選べは良い。
病虫害の被害はあまり見られないが、茂りすぎて風通しが悪いときにカイガラムシの発生を見ることがある。
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花の文化園 2012年1月9日 ジャノメエリカ

樹形

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