菊池寛-島原心中 | 文学小説と木|６-文化|木の情報発信基地

菊池寛の小説「島原心中」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は 1988年、文庫本におけるページ数は 27ページ

ページ	元樹種	掲載樹種	掲載言葉
99	安普請	安普請	これも粗末な木口を使った安普請で、毒々しく塗り立てた格子や、櫺子窓の紅殻色が、むっとするような不快な感じを与えるのです
99	格子	塗り立てた格子	これも粗末な木口を使った安普請で、毒々しく塗り立てた格子や、櫺子窓の紅殻色が、むっとするような不快な感じを与えるのです
99	梯子	箱梯子	右はすぐ箱梯子になっていて、客がそのまま二階へ上れるようになっているのです。
99	木口	粗末な木口	これも粗末な木口を使った安普請で、毒々しく塗り立てた格子や、櫺子窓の紅殻色が、むっとするような不快な感じを与えるのです
99	櫺子	櫺子窓	これも粗末な木口を使った安普請で、毒々しく塗り立てた格子や、櫺子窓の紅殻色が、むっとするような不快な感じを与えるのです
112	柄	短刀の柄	短刀の柄の端を、少し持ち添えてやったとか、
113	柄	短刀の柄	のっかかって、短刀の柄の残っているところを、持ってやりました。
116	桃色	桃色	それは、ネルでしたが、地の桃色が褪せてしまって、
116	桃色	汚れた桃色	ネルの部分と同じように、汚れた桃色に見えていたのです。
122	梯子	梯子段	僕は、お主婦が何か畏(かしこま)っていっているのを聞き流して、梯子段を降りたのです。

ページ

元樹種

掲載樹種

掲載言葉

安普請

これも粗末な木口を使った安普請で、毒々しく塗り立てた格子や、櫺子窓の紅殻色が、むっとするような不快な感じを与えるのです

格子

塗り立てた格子

これも粗末な木口を使った安普請で、毒々しく塗り立てた格子や、櫺子窓の紅殻色が、むっとするような不快な感じを与えるのです

梯子

箱梯子

右はすぐ箱梯子になっていて、客がそのまま二階へ上れるようになっているのです。