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世界の有用木材950種から英名で検索の結果

管理番号　　科・属

2984106―2　　アカテツ科(Sapotaceae)　　Baillonella属

英名・商業名

Njabi

学名

Baillonella toxisperma

別名、現地名

代表和名「モアビ」、代表英名「Moabi」。バンカル、ルダイ、African Pearwood(英国)、African PEARWood(英国)、Anieger(コートジボワール)、Ayap（赤道ギアナ）、Dimpampi,Muamba jaune(コンゴ)、Djave Nut(英国)、Djave(ナイジェリア)、M’Foi(ガボン)、Moabi(英国,カボン,コンゴ)、Njabi,Adjao,Ayap(カメルーン)、Pulai（インドネシア）

主たる分布

西アフリカ

樹種解説

大径木は樹高５０ｍ。直径２ｍに達するものがある。枝下高２５～３０ｍ。直怪７０～１００ｃｍ。辺材は灰褐色または桃白色。心材は灰桃色～帯赤褐色。木理通直。肌目は精。耐久性良好。重硬材。材質は切削容易。表面仕上げ極めて容易、割裂容易。ほぞとほぞ穴は耐久性あり、釘・ネジは緩みにくい。切削木材は保存性に優れる。切出し直後の丸太1m3あたりの重量1000 ～ 1100kg。用途は家具材、ツキ板材、装飾用材、彫刻用材、高級建具、キャビネット、床材、階段、装飾用裏材、ドア・窓枠。回転器具にオーク材の代用として、船舶、合板、海の建築物。

1.比重

9+

2. 1%当り収縮率

接線方向

6

半径方向

6

3.全収縮率

接線方向

7

半径方向

7

4.曲げヤング係

8+

5.縦圧縮強さ

10

6.縦引張り強さ

－

7.曲げ強さ

10+

8.せん断強さ

7

レッドリスト取扱

IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable（ＶＵ）と指定されている。基準は(A1cd)となっている。

基準解説

・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少で、過去１０年間、若しくは３世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも２０％の 縮小が観察、推定、推論され、あるいは疑われる。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、過去１０年間、若しくは３世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも２０％の縮小が観察、推定、 推論され、あるいは疑われる。

ワシントン条約

－情報なし－

参照・参考先

世界の木材９００種（1975）、新輸入原木図鑑(1980)、IUCNレッドリスト（国際自然保護連合1994,2000.）