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小説と木
  1. イチョウ 8箇所
  2. カシ 1箇所
  3. ギンモクセイ 1箇所
  4. ゴムノキ 2箇所
  5. サンショウ 1箇所
  6. バラ 1箇所
  7. マツ 1箇所
  8. モモ 1箇所
  9. ヤナギ 1箇所
  10. リンゴ 1箇所

三島由紀夫の小説 「永すぎた春」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は1956年、文庫本におけるページ数は260ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
9 いちょう いちょう並木 正門へ出る道のいちょう並木のあいだを歩いていた。
9 いちょう いちょう いちょうは青々と芽ぶいていた。
9 並木 いちょう並木 正門へ出る道のいちょう並木のあいだを歩いていた。
13 果物 果物 果汁のゆたかな果物のように、
25 木戸 裏木戸 裏木戸のところまでころびながら逃げ、
25 縁側 縁側 鞄をぶら下げたまま縁側に立っている
33 猫板 猫板 大きな長火鉢の猫板の上に乗っかかって、
34 冬木 冬木の枝ごし 塀に沿うた冬木の枝ごしに見た。
34 木造 木造 ごく目立たない木造の二階建である。
36 板の間 するすると板の間を駈け、
36 木の枝ごしに 塀に沿うた冬木の枝ごしに見た。
48 裏木戸 裏木戸 こそこそと裏木戸から帰ったのである。
50 鎌倉彫 鎌倉彫 はじめは鎌倉彫を趣味とする中年婦人の集まり
50 鎌倉彫 鎌倉彫 いつしか鎌倉彫はそっちのけになって、
53 マツ 松林 冷雨にしおたれている松林をすぎて、
78 ファイア・プレイスに薪を加えた。
85 黒板 黒板 教師が一寸黒板に字を書いて、
85 バラ バラ バラの花束は飢えた群衆のように見え、
86 並木 並木道 並木道の人のゆきかいを、
88 並木 並木通 並木通りを歩いて行った。
102 柑橘 柑橘類 柑橘類の豊かさと甘さがあった。
102 手桶 手桶 女中にお風呂の手桶のタガを、
103 五月の風が梢をとよもして渡った。
103 カシ 樫の木 彼は大きな樫の木の根方にもたれ、
103 池をめぐる森はひっそりかんとしていた。
105 風はまた森の梢を吹きまくり、
106 イチョウ 銀杏並木 正門へむかう銀杏並木の道を、
106 並木 銀杏並木 正門へむかう銀杏並木の道を、
111 積木 積木細工 子供が積み上げて忘れて行った積木細工のようにシンとしていた。
111 イチョウ 銀杏並木 銀杏並木の下かげを歩いてくると、
111 並木 銀杏並木 銀杏並木の下かげを歩いてくると、
114 樹々 樹々 僅(わず)かな樹々を点綴(てんてい)した町の眺めは、
115 ゴムの木 ゴムの木 むやみとゴムの木の鉢植を並べた暗い喫茶店で、
130 沈香 沈香 「沈香(じんこう)も焚かず、屁もひらず」という諺を、
151 コルク キルク 郁雄が大きなキルクの蓋をポンとあけると、
152 立木 立木 丈高い夏草や立木のために<
154 モモ 桃の実 清潔で、桃の実の肌を思わせるような咽喉元はない。
154 桃の実 清潔で、桃の実の肌を思わせるような咽喉元はない。
157 船板 船板 熱せられた船板は、まるでコタツのやぐらに座ったようである。
159 板張 板張 板張の床になっている居間兼食堂の
170 木の間 木の間にちらちらと
176 ヤナギ お堀端の柳にも、秋がさっと大きな一刷毛(はけ)を刷いて行ったような午後であった。
184 サンショウ 山椒の葉 ささやかに飢えた紫蘇の葉や山椒の葉が、闇の中でひっそり匂っていた。
184 山椒の葉 ささやかに飢えた紫蘇の葉や山椒の葉が、闇の中でひっそり匂っていた。
190 鉛筆 鉛筆 鉛筆でコチヨコチョと錦秋館の地図を
199 下駄 庭下駄 庭下駄で駈けて出ておしまいになったんですわ
209 木の門 朽ちかけた木の門のなかに、白い銀木犀の花が見えて、ゆきずりに匂ったりした。
209 ぎんもくせい 銀木犀の花 朽ちかけた木の門のなかに、白い銀木犀の花が見えて、ゆきずりに匂ったりした。
210 黄葉 黄葉 やがて黄葉に近づこうとしている鬱蒼たる銀杏並木、
210 イチョウ 銀杏並木 やがて黄葉に近づこうとしている鬱蒼たる銀杏並木、
213 下駄 下駄 彼女は宿屋の下駄で駈けだしたんだ。
232 梯子 梯子段 どたどたと梯子段を駆け下りて行った。
234 建築 日本建築 その家は戦前の頑丈な日本建築で、
236 木琴 木琴 間の抜けた木琴の音が、
236 木琴 木琴 あの木琴の音のインスピレーションで
236 木琴 木琴 オモチャの木琴を叩いている。
237 リンゴ 林檎 角の果物屋の林檎の山のつややかな紅が、
241 板バサミ 会うのを怖れる気持ちとの、板バサミになっていた。
244 並木 並木 並木は枯れ、T大の門内の銀杏はすっかり黄いろだった。
244 イチョウ 銀杏 並木は枯れ、T大の門内の銀杏はすっかり黄いろだった。
246 拍子木 拍子木 町角で打ちならしている紙芝居の拍子木をきいても、
256 イチョウ 銀杏 ギンナンのいっぱい落ちた銀杏の下かげを、
256 ギンナン ギンナン ギンナンのいっぱい落ちた銀杏の下かげを、
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