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小説と木
  1. カシ 1箇所
  2. カラタチ 1箇所
  3. クリ 2箇所
  4. サクラ 1箇所
  5. スギ 3箇所
  6. トチ 1箇所
  7. モモ 1箇所

三島由紀夫の小説 「祈りの日記」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は1943年、文庫本におけるページ数は67ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
11 木苺 木苺 黒い木苺のようなそれを発見したのである。

ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
47 縁のはじからあかるい空のみえるもの寂びた櫺子(れんじ)まで看護婦さんの
47 木立 庭の木立 庭の木立いちめんにさえずりがきこう、
47 櫺子 櫺子 縁のはじからあかるい空のみえるもの寂びた櫺子(れんじ)まで看護婦さんの
48 鳩がむらがっている杜をうしろにひかえたお寺まで
48 櫺子
それが大そうくるしく櫺子までたどりつきますと、
51 モモ 熟れた桃 おたがいに熟れた桃かなぞのようにあやうく笑いをふくんでむかい合っていることができました。
52 欄間 欄間へ欄 庭から欄間へ欄間から天井へ天井から
52 欄間 欄間から 庭から欄間へ欄間から天井へ天井から
54 落葉 落葉だの 蜘蛛のいだの落葉だのがからみちき、
55 くぐり戸 くぐり戸 右手の板塀のすみになかば朽ちかかったくぐり戸がみられました。
55 サクラ 桜の古木 両がわの黒板塀やくすんだ生垣から、桜の古木がせりだしているひとつの路を、
55 古木 桜の古木 両がわの黒板塀やくすんだ生垣から、桜の古木がせりだしているひとつの路を、
55 黒板 黒板塀や 両がわの黒板塀やくすんだ生垣から、桜の古木がせりだしているひとつの路を、
55 生垣 生垣 両がわの黒板塀やくすんだ生垣から、桜の古木がせりだしているひとつの路を、
55 生垣 生垣 それは高めな生垣で行きづまりになり、
55 板塀 板塀 右手の板塀のすみになかば朽ちかかったくぐり戸がみられました。
55 櫺子 くらい櫺子 くらい櫺子をとおしてなかのけいこのようすが
57 くぐり戸 くぐり戸 例のくぐり戸は大そう開けるのに骨が折れました。
57 くぐり戸 くぐり戸 くぐり戸のわきにうえられた茶梅のとき色の花が苔のうえに
57 こと葉 こと葉 ところどころのこと葉をぬいた、
57 トチ 橡の木 心をくばりながら二、三本の橡の木にかこまれたちいさな苔の凹みの方へあゆみよりました。
57 生垣 生垣 その生垣の家のひとつからけたたましく鸚哥(いんこ)がなき、
57 生垣 生垣 日の光のはさやさやとその生垣に下りていました。
58 木枯らし 木枯らし 木枯らしが黒い径からこみちへ吹き抜け、
58 灌木 灌木のしげみ 灌木のしげみとつらなった岩のために、
66 カシ 樫に 樫に凭(よ)りかかると背中の衣(きぬ)をとおしてしずかな冷ややかさがしみとおってまいりました。
66 櫛のように 窻々(まどまど)を櫛のようにみるみる梳(す)いて山のあちらへかくれて
66 樹の間 そのうちに樹の間を洩れてくる日の光は、
66 木立 木立の奥で 明るい日ざかりには木立の奥でとぎれがちに
66 葉脈 勁い葉脈 なよやかに勁(つよ)い葉脈だの、
69 松林 松林 日が昇りつめると松林づたいに毎日浜へと出かけました。
70 スギ 杉の根方 杉の根方のやわらかい草の上でおねえさま方と
70 根方 杉の根方 杉の根方のやわらかい草の上でおねえさま方と
70 松林 松林 集まり場所の松林へ走ってゆきました。
70 叢ほどな森 叢(くさむら)ほどな森をしたがえてよこたわってみえるちいさな町
70 はずれの森 はずれの森のほうへはいってまいりましたが、
71 スギ 杉の根方に そこかしこの杉の根方に日ざしはレエスのようにおちてその杉の幹だけを高貴な霧のようなあわい日光の色にそめておりました。
71 スギ 杉の幹 そこかしこの杉の根方に日ざしはレエスのようにおちてその杉の幹だけを高貴な霧のようなあわい日光の色にそめておりました。
71 杉の幹 そこかしこの杉の根方に日ざしはレエスのようにおちてその杉の幹だけを高貴な霧のようなあわい日光の色にそめておりました。
71 根方 杉の根方に そこかしこの杉の根方に日ざしはレエスのようにおちてその杉の幹だけを高貴な霧のようなあわい日光の色にそめておりました。
71 森のなかを散歩がしてみたくなって、
71 奥まった森 奥まった森のなかへみちびかれ、
72 杉叢 杉叢 あちらの杉叢(すぎむら)のあいだに白い洋服をちらちらさせている女のひとを
74 松影 松影 松林のなかには松影がながくおち、
74 松葉 松葉 松葉は空にえがいていました。
74 松林 松林 松林のなかには松影がながくおち、
74 さっき森へはいったときのようにだまったまま自転車を
75 おとこ葉 そのおとこ葉ににわかにものの融けたように思いがして、
76 垣ぞい おみやげにいただいた舶来種の植物の、奥の垣ぞいにうえてあったものが、
76 植物 舶来種の植物 おみやげにいただいた舶来種の植物の、奥の垣ぞいにうえてあったものが、
76 生垣 丈たかい生垣 丈たかい生垣が庭のほうをすっかりみえなくしておりました。
79 切株 切株 わたくしはちいさな切株につまづいてころんでしまいました。
79 麦いろに 麦いろに みちのほとりに楓がいろづいて、いちめん麦いろに光った武蔵野のはてに山々のたたずまいは雲のよう。
80 クリ 栗の木 栗の木の間から泉のうえへわたくしのうえへ陽がふりかかっては
80 クリ 栗の梢 栗の梢で、色鳥がささなきました。
80 栗の梢 栗の梢で、色鳥がささなきました。
80 落葉 落葉 落葉の一ひら二ひらがわたくしの足にかわいた音を立てるかとみるまに、
80 落葉 落葉 ふと落葉をふみしめてくる跫音(あしおと)をきいてふりかえりますと、
80 落葉 落葉 落葉におおわれた地面、
81 夏の森 夏の森からでてこられた和子さんのお顔いろを
84 葉桜 葉桜のみどり あれやこれやしているうちに葉桜のみどりがいきいきと耀(かが)やきだしてまいりました。
85 樹立 樹立 とるにたらないこと葉ですら風の日の樹立(こだち)のようにさわやかに
85 とるにたらないこと葉ですら風の日の樹立のようにさわやかに
91 おち葉 わが身を池面(いけも)のおち葉のようにする、
94 格子 玄関の格子 つづいて玄関の格子があきました。
94 木立 くらい木立 くらい木立のむこうのはげしい潮さいをききながらわたくしは更科日記を
96 言葉 こと葉 そんなこと葉が世界じゆうでいちばんおろかなこと葉のように
98 カラタチ 枳殻の垣根 「あそこの枳殻の垣根でひっかけたんだ」
99 椅子 椅子 さきほどこしをかけていた椅子のあたりを
99 梯子 梯子段 かるく手をやりながら梯子段をのぼってゆきました。
99 木立 木立 木立のはずれにかずかずの星を鏤(ちりば)めた庭のほうで、
101 葉書 葉書 葉書をかきはじめようとおもいつつ、
103 松林 松林 まむかいの松林の高みから西日が気のとおくなるような光りを
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  6. 山の魂
  7. 死の島
  8. 慈善
  9. 美神
  10. 蘭陵王
  11. 訃音
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