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小説と木
  1. エゾマツ 2箇所
  2. カラマツ 2箇所
  3. ツツジ 1箇所

三島由紀夫の小説 「訃音」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は1949年、文庫本におけるページ数は37ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
11 木苺 木苺 黒い木苺のようなそれを発見したのである。

ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
140 上梓 上梓 掘り出されて上梓されたのである。
144 床柱 床柱を背に 檜垣局長は床柱を背にして傲慢にわたらぬ態度の磊落な(らくらく)な容子で
148 朴念仁 朴念仁 よくもこう朴念仁(ぼくねんじん)ばかり顔をそろえたものである。
151 朴訥 朴訥 青年は膳から朴訥な手つきで盃をとりあげた。
153 木鐸 木鐸 社会の木鐸を気取っているところなんだろう。
153 床柱 床柱 床柱のわきに今しも居眠りからさめた田中事務官の顔が目にとまった。
159 糺の森の梢 糺(ただす)の森の梢より、初音ふり行く杜鵑(ほととぎす)なほ過ぎがてに行きならで・・・・
159 糺の森の梢 糺(ただす)の森の梢より、初音ふり行く杜鵑(ほととぎす)なほ過ぎがてに行きならで・・・・
163 エゾマツ 蝦夷松 馬車廻しの蝦夷松が気むずかしげに聳(そび)え立っている。
163 エゾマツ 蝦夷松の枝の間 蝦夷松の枝の間に見える梅雨空が、
163 蝦夷松の枝の間 蝦夷松の枝の間に見える梅雨空が、反応のない皮膚のような白い色をしている。
171 ツツジ 山躑躅 斜面の山躑躅の花が美しいが、戦前鬱蒼茂って目をたのしませた唐松林は、
171 カラマツ 唐松林 斜面の山躑躅の花が美しいが、戦前鬱蒼茂って目をたのしませた唐松林は、
176 カラマツ 唐松林 乗せて走りだした。唐松林へ行って窓が仄暗(ほのぐら)くなる。
  1. 果実
  2. 怪物
  3. 祈りの日記
  4. 江口初女覚書
  5. 彩絵硝子
  6. 山の魂
  7. 死の島
  8. 慈善
  9. 美神
  10. 蘭陵王
  11. 訃音
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