マツ 7箇所

江戸川乱歩の小説「心理試験」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は 1925年、文庫本におけるページ数は 44ページ

ページ	元樹種	掲載樹種	掲載言葉
114	植木鉢	植木鉢	あの植木鉢の底なんだよ。その隠し場所がさ
114	植木鉢	植木鉢	あの奥座敷の床の間に、大きな松の植木鉢が置いてあるだろう。
114	床の間	床の間	あの奥座敷の床の間に、大きな松の植木鉢が置いてあるだろう。
114	マツ	松	あの奥座敷の床の間に、大きな松(紅葉)の植木鉢が置いてあるだろう。
114	植木鉢	植木鉢	まさか植木鉢に金が隠してあろうとは気づくまいからね。婆
115	植木鉢	植木鉢	その隙に例の金を植木鉢から盗み出したらと、
115	床の間	床の間	その都度、床の間の植木鉢にそっと注がれるのだ。
115	植木鉢	植木鉢	その都度、床の間の植木鉢にそっと注がれるのだ。
119	格子戸	格子戸	普通に開けば、ばかにひどい金属性の音のする格子戸を、
119	あんばい	あんばい	いいあんばい(鹽梅)に、通りには犬の子一匹見当らなかった。
119	生垣	生垣	両隣とは生垣で境した一軒建ちで、
120	植木鉢	植木鉢	松の木の根元を持って、土もろともスッポリと植木鉢から引抜いた。
120	根元	根元	松の木の根元を持って、土もろともスッポリと植木鉢から引抜いた。
120	マツ	松の木	例の松の木の根元を持って、土もろともスッポリと植木鉢から引抜いた。
120	床の間	床の間	彼は目的の床の間へ行って、例の松の木の根元を持って、
122	格子戸	格子戸	彼は思切って、静かに格子戸を開けた。
122	格子戸	格子戸	あとには、もう格子戸を開けて表へ出ることが残っているばかりだ。
125	植木鉢	植木鉢	彼はあることを思いついたに相違ない。というのは、例の植木鉢だ。
130	植木鉢	植木鉢	（斎藤の申立によれば彼は植木鉢の隠し場所をも知っていたのだ）
134	敷居	敷居	例えば、「障子」に対しては「窓」とか「敷居」とか
134	障子	障子	「障子」だとか「机」だとか「インキ」だとか「ペン」だとか、
134	障子	障子	例えば、「障子」に対しては「窓」とか「敷居」とか
135	戸	戸	例えば「障子」に対して「戸」と答えた時間が一秒間であったにも拘らず、「植木鉢」に対して
135	障子	障子	例えば「障子」に対して「戸」と答えた時間が一秒間であったにも拘らず、「植木鉢」に対して
135	植木鉢	植木鉢	この老婆殺しの事件で云えば「植木鉢」という単語に対して、
135	植木鉢	植木鉢	即ち「植木鉢」の底から「金」を盗んだことが最も深く印象されているからだ。
136	植木鉢	植木鉢	植木鉢」と来たら、少しもまごつかないで、「金」又は「松」と答え得る様に練習して置く必要がある。
136	マツ	松	植木鉢」と来たら、少しもまごつかないで、「金」又は「松」と答え得る様に練習して置く必要がある。
136	植木鉢	植木鉢	そして、植木鉢の底に金があったという事実は、
136	マツ	松	「植木鉢」に対しては、寧ろあからさまに「金」又は「松」と答えるのが、一番安全な方法なのだ。
136	植木鉢	植木鉢	と答えた時間が一秒間であったにも拘らず、「植木鉢」に対して「瀬戸物」と答えた時間が三秒間もかかったとすれば
136	植木鉢	植木鉢	それは「植木鉢」について最初に現れた聯想を押し殺す為に時間を取ったので、そ
136	植木鉢	植木鉢	「植木鉢」に対しては、寧ろあからさまに「金」又は「松」と答えるのが、一番安全な方法なのだ。
140	植木鉢	植木鉢	この『植木鉢』という刺戟語に対する反応時間を見ても分りますよ。
140	植木鉢	植木鉢	『植木鉢』に一番ながくかかったのは、恐らく『金』と『松』という二つの聯想を押えつける為に手間取ったのでしょう。
140	マツ	松	『植木鉢』に一番ながくかかったのは、恐らく『金』と『松』という二つの聯想を押えつける為に手間取ったのでしょう。
140	植木鉢	植木鉢	『植木鉢』に『松』だとか、『油紙』に『隠す』だとか、
140	マツ	松	『植木鉢』に『松』だとか、『油紙』に『隠す』だとか、
149	植木鉢	植木鉢	例えば、『植木鉢』に対して『松』と答えるのに、たった〇・六秒しかかかってない。
149	マツ	松	例えば、『植木鉢』に対して『松』と答えるのに、たった〇・六秒しかかかってない。
150	植木鉢	植木鉢	「『植木鉢』にしろ『油紙』にしろ『犯罪』にしろ、

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