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現代人の木のイメージ

おおまかな木のイメージの推移

図4
内 容 前回調査   今回調査
  人数 比率   人数 比率
1.木はすばらしいと思っている人  木のマイナス要素がない人 676 70%   673 64%
2.まあまあと思っている人  木のプラス要素が多い-同数まで 240 25%   328 32%
3.よくないと思っている人  マイナス要素の方が多い人 14 1%   32 3%
4.木のイメージが悪い人  まったくのマイナス要素のみの方 34 4%   13 1%
集計          表11 964 100%   1046 100%
木のおおまかなイメージ  前回1982年の調査と2002年の調査の比較集計表
木について良いイメージを持つ人が20年前の95%から今回調査の96%へと、また良くないと思う人は5%から4%とほぼ同じだが、内訳が変化してきている。 木が盲目にすばらしいと思っている人が6%減り、まあまあ良いと思っている人が7%増加している。 また、木についてのイメージが最悪と思っている人が2%減少している。 これらのことから言えることは、感傷的に木を見るより、より現実的に見ているということ。木の長所、欠点をより知るようになったということ。 これらのことは、環境問題なとの影響によって一般の人が自ら問題意識を持ったことと、ハウスメーカーや木材業界の木に対するPR などにより影響を与えたものであると推察される。

木のイメージの推移

   
1982年4月22日から5月3日の間大阪国際見本市会場にてアンケート
図5

2002年2月16日から4月25日の間に主にメールにてアンケート調査
図1
一番の変化は生き物のイメージが増加したことだろう。(下記にも記載。)また男女別で見ると20年の推移に関係なく男性の方が女性より生き物と見ていることである。 あたたかさは、もっとも多い項目だが、20年の間に男性の方がより増加している。 ファッション的というのは男女とも少なくなってきているが、男性の減少幅は大きい。 腐りやすい、高いというイメージは男女とも減ってきている。おおまかな木のイメージ項と同じことが言えるが、20年の間に木そのものの性質を正確に見てきているという事と思われる

20年間の推移は男女とも同じような傾向を示している

  増えたもの 減ったもの
男性

あたたかい 7%増え

生き物 5%増え

腐りやすい 2%増

ファッション 7%減、

高い 3%減、

未来商品2%減

女性

あたたかい 2%増え、

生き物 4%増え、

腐りやすい 1%増え

ファッション 2%減、

高い 4%減、

未来商品  1%減

木のイメージパターンの推移

今回調査 有効回答1046人 前回1982年調査  有効回答953人
81種のパターン 74種のパターン
あたたかい+生き物 276人 26% 119人 12.5%
あたたかい 167人 16% 146人 15.3%
あたたかい+ファッション+生き物 79人 8% 52人 5.5%
あたたかい+ファッション 67人 6% 113人 11.8%
あたたかい+生き物+腐る 35人 3% 14人 1.5%
あたたかい+生き物+高い 34人 3% 21人 2.2%
ファッション+高い 32人 3% 31人 3.2%
生き物 32人 3% 37人 3.9%
あたたかい+腐る 27人 3% 12人 1.3%
あたたかい+未来商品+生き物 23人 2% 10人 1.0%
あたたかいというイメージはいつの時代でも普遍のようだ。生き物という項目が入っているものが増加している。 これは20年間の間に住宅メーカーや木材業界が「木は生きている」などのPR をしたからだと推察する。 ファッションの項目が入っているものが減少しているのは、20年前は木製品 の第一次ブームであったからと思う。(関係記事 これは1991年の発行雑誌だがその10年前にクラフトブームが  到来したことが記載されている。)表12
基本8種のイメージ あたたかい ファッション 未来商品 生き物 高い 古臭い 弱い 腐る

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