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個人年賀状の解説

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エゴン・シーレ「左足を高く上げて座る女」とキットデッキ
2021年
(丑・牛) コロナのことがあったので、テーマは、キットデッキを使おうと考えていました。ステイホーム期間中はDIYで作れるからです。絵画を探しましたが合うものがありません、今までに使い果たしてしまったようです。シーレの女性なら合うのではと思い試してみたら、いい結果になりました。干支は当社販売の干支の置物も考えましたが、牛乳石鹸赤箱が面白いと考え入れました。何人の方が気づいて下さるか、心配でしたが。 【原画 エゴン・シーレ「左足を高く上げて座る女」 チェコ プラハ国立美術館】
ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会と独立型フェンス
2020年
(戌・鼠) 新商品の独立型フェンスのPRをしたかったので、それに合う絵を探しました。ルノアールは好みではないのですが、これしかフェンスとの取り合わせに合いません。ネズミは12年前のボッベマの並木道に使ったものを再利用しました。 【原画 オーギュスト・ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」 フランス オルセー美術館 】
ユトリロ  マンマルトルのマキの目隠フェンス
2019年
(亥・猪) ユトリロの絵は好きで、いつか使いたいと思っていました。いくつかの絵と合成しましたが、なかなかうまくゆかず、この絵になりました。私の好きなユトリロの絵とは少し異なります。また絵も合成のため少し修正しています。【原画 モーリス・ユトリロ  マンマルトルのマキ フランス 個人蔵 】
モネの睡蓮とキットデッキ
2018年
(戌・犬) テーマが決まらず困った年です。新商品もありませんでしたし、利用する絵画も浮かばす。それで前に使ったモネの違う作品を利用して、キットデッキを再登場させました。販売商品の干支の置物( 犬)を張り付けたのは初めてです。 【原画 クロード・モネ 睡蓮 国立西洋美術館】
ルソー 「夢」のカーポートデッキ
2017年
(酉・鶏) アンリ・ルソーの「夢」は子供の頃、病院でこの絵があり、よく眺めていました。いつか利用したいと思ってましたが、会社施工のカーポードデッキのprを兼ねました。ただ鶏を入れむてもトラが目立つので漢字の酉を入れて干支を補強しました。【原画 アンリ・ルソー 「夢」 ニューヨーク近代美術館 】
クリムト「接吻」と目隠しフェンス
2014年
(午・馬) クリムトは大好きでこの絵も一番好きです。ただ年賀状としては不安な要素がある絵ですが、解説を入れることで逃げました。目隠しフェンスも色を変化させてクリムトに合うようにしました。後年ウィーンで原画を見ることが出来ました。【原画 グスタフ・クリムト「接吻」 オーストリア ベルヴェデーレ宮殿】
ゴーギャン 「異国のエヴァ」の目隠しフェンス
2013年
(巳・蛇) この前年はキットで目隠しフェンスを発売していたので、商品としてはこれを使うことを決めていました。ヘピが絵画にあるものを探し、 ゴーギャンのこの絵を見つけ、これを使いました。女性の全裸は年賀状には拒否反応があるので、ちょうど目隠しフエンスで隠しました。 【原画 ポール・ゴーギャン 「異国のエヴァ」ポーラ美術館】
モネ「ひなげしの小径とキットデッキ
2012年
(辰・竜 ) クロード・モネの絵「ひなげしの小径」に一昨年発売のキットデッキ ラクーナを合成しました。モネの絵には龍がありませんので、天に昇る龍を入れました。【原画 クロード・モネ「ひなげしの小径(サンマルタン島の小径)」 アメリカ メトロポリタン美術館 】
マルク・シャガール 街の上でキットデッキラクーナ
2011年
(卯・兎 ) シャガールの絵に新商品のキットデッキ ラクーナを合成しました。この絵は昔から好きでした。ですから気合を入れて考えました。ちょうど新商品のキットデッキが好評だったので、これと組みあわせるようにしました。干支のうさぎをどのように入れるか悩みましたが、思い切って、一緒に空を飛んでもらいました。【原画 マルク・シャガール「街の上の恋人たち」モスクワ トレチャコフ美術館 】
レンブラント夜警とスローステップ
2010年
(寅・虎) レンブランドの夜警です。中学の美術で主題に光があたる画期的な作品とならいました。 アムステルダム国立美術館で実物を見たときはその大きさにまず驚き、なるほど隊長と副隊長のところが明るくなっていることを確認しました。ここに当時よく売れていたスローステップを置き、トラが昇降運動しているようにデザインしました。 そのため隊長を左に移動させました。 1月の速い時期に、友人の大手生活関連企業の社長からネットで2台の注文があり、その会社に送りました。社長名で注文があったので、社員が気が付きすぐに私に連絡をくれたのですが、うれしい反面、これでウチの商品は終わりだな。あの会社ならすぐに中国で作って日本で販売するだろうなと。しかし杞憂に終わりました。【原画 レンブラント・ファン・レイン 「夜警」オランダ アムステルダム国立美術館】
シャガール「私と村」と自然木フェンス
2009年
(丑・牛) シャガールが好きだったので、まず、絵画決め、PRしたいことをとりつけました。2つあり、ひとつは自然木フェンスです。もうひとつは新ビジネスモデルとして「木」専用の検索エンジンを作ったのですが、日本木材加工技術協会の「市川賞」を頂いたので、お披露目したく入れました。【原画 マルク・シャガール「私と村」  ニューヨーク近代美術館 】
ホッベマ「ミッデルハルニスの並木道とウッドデッキ施工
2008年
((戌・鼠) 1998年に原画をオランダのアムステルダムで見ました。たまたま世界会議があり訪問していたのですが、広告ポスターで美術館に展示されていることを知り、合間をみつけ訪問したのです。中学時代から好きな絵だったのです。年賀状のデザインとして道にデッキを敷き詰きつめることを思いつきデザイン化したのです。【原画 メインデルト・ホッベマ「ミッデルハルニスの並木道/he Avenue at Middelharnis」イギリス ナショナル・ギャラリー】
セガンティーニ「アルプスの真昼」 の自然木フェンス
2007年
(亥・猪) 原画は大原美術館で複製画を購入しました。画像から自然木フェンスだけを切り抜き、婦人にかかるところを取り去りました。これをセガンティーニの絵に合成しました。さらに年賀状イラスト集のイノシシを加工修正し合成しました。ワード2000に貼り付けて、あとは文字を加えました。 例によって毎朝新聞はパロディですが、下段の枠内は事実です。 利用ソフトは 「ワード2000」と「フォトショップCSを」を利用しました。  【原画 ジョヴァンニ・セガンティーニ「アルプスの真昼」  大原美術館 】
・ゴッホ「夜のカフェテラスに使われたウッドデッキ
2006年
(戌・犬) この年賀状に採用した(?)からかも知れませんが、この年は「夜のカフテラス」がより一般の方々に知られることとなりました。シャープの宣伝で取り上げらりたからです。 「ワード2000」と「フォトショップCSを」を利用しました。今までパソコンのセミナーには参加したことがありませんでしたが、初めて11月のある日に1日だけフォトショップのセミナーに参加しました。 今まで利用していたグラフィックソフトとは性能が格段に上で、非常に使いやすいものです。 そして、初めて利用したのがこの年賀状でした。 ゴッホの絵をスキャンし、当社のウッドデッキと愛犬ムギを張り込みました。 また、犬をつないでいる夫人は奥の夫人をCOPYし左右に反転し拡大しました。 例によって毎朝新聞はパロディです。【原画 フィンセント・ファン・ゴッホ「夜のカフェテラス/Terrasse du café le soir」 オランダ クレラー・ミュラー美術館 】
キリコ 通りの神秘と憂鬱のウッドデッキ
2005年
(酉・鶏) 「キリコの街角の神秘と憂鬱」には特に強い印象があります。子供の頃、大阪心斎橋にある小児科病院(現中島クリニック )の待合室に複製絵画が飾ってあり母親と待っている退屈な時間にじっと見つめてしました。この絵からは神秘というより恐怖と不安感を持ちました。怖い診察が待っていましたから、よけいにそう思ったのでしょう。原画にはニワトリは描かれていません。また、絵の中の輪遊びがどんなものかわからず、自転車を分解してリムで実験しましたが、ちっとも面白くなく、すぐに飽きてしまいました。絵の遊びはウソだと思いました 【原画 ジョルジュ・デ・キリコ「通りの神秘と憂鬱 / Melancholy and Mystery of a Street」 個人蔵】

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