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尊重されたお祈り 9月12日

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朝のお祈りの時間には子どもたちが自分の宗教ごとに集まります。ほとんどの子どもたちがイスラム教なのだが、15人ほどヒンズー教の子どもたちがいる。先生もそれぞれ自分の宗教の所へ移動。運動場(といっても50m×30mのコンクリート)に場所を分けて並び一人の代表がそれぞれの前にでて、なにやら「今からお祈りを始めます。」ってなこを言うと大きな声で祈りの合唱が始まった。イスラム教のお祈りとヒンズー教のお祈りのリズムがあまりに違うのでとっても「妙」な感じ。ふと、後ろの方を見ると男の子が一人で木の下にポツンと立っている。彼は何をしてるのか聞くと、彼だけがクリスチャンなのだということ。たった一人でのお祈りがちょっとかわいそうに思ったのだが、まあ宗教というのはもともと自分と自分の神様とのつながりだから、それがこんな小さなときから尊重され当たり前のように守られてるというのもいいものだと思った。日本でもそうなのでしょうが、こんな場面はあまり日常で見ないのでなんとなく「いいなあ」感じた。宗教をめぐっては、どれだけ愛していてもイスラムに改宗しないと結婚出来ないといった問題もあり恋愛関係にある人には大変な問題みたい。そんな、つらい話も山ほど聞いた。それでも、話の最後には「これも神様のみぞ知る。」といった感じ。お祈りが終わるとやっと授業のスタート。でも、まだ来てない先生がいるんだなあ~~。これが。

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