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入学の年令がバラバラ? 10月5日

「小学生の落第」が大変やなあと思っていると、なんとそれの対抗策があった。入学の年齢を早めるのだそうだ。(まあ、なんと安易な!)調度、家の前のアニィちゃんはまだ5歳になったばっかりなのに、もう1年生である。お母さんにそのことを聞くと
「体が、大きいしね。中学に行ったら難しいから。もしも早く卒業できたらそれはそれでいいのよ。」と答えが返ってきた。つまり、もし何度か落第しても正規の年齢でいけるからいいのだ、と言うこと。すごい。すごすぎる。
「だったら、どこのお母さんもそうするから年齢がうんと下がると思うのですが?」そんな、またもや私の浅はかな質問に
「これよ、これ!」と親指と人差し指をスリスリしました。そうです。お金がいるのです。では、誰に渡すのでしょう?
それは校長先生!!!!思わず、
「そんなこと、いけませ~~ん。」と言いそうになり開いた口がふさがらない。そう思うと日本の校長先生が輝いて見えた。(一瞬)それでも、なんだか信じられずにこちらのマネージャーに聞くと
「そう。僕のところはお金がなかったから、でも落第してないよ。今は6歳以上でないと入学できないと思うけど。どうかな?」とのこと。また、もっと村にはいると子どもが多くて
「君は6歳だが、まだ、体も小さいし、今年は学校いっぱいだから来年ね。」とか反対バージョンもあるらしい。誰がそれをきめるのだ!きっと校長先生
でしょう。
自分の価値観が壊れて行くのが今はとっても楽しい。落第3回の○○君、その分君はいろんな人に会ってると思うと心からうらやましい。でも、次は落第しないように勉強もしてみよう。

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