私が入会させてもらったのが昭和四九年、多田先輩が会長の時でした。
この時が創立十五年の年でした。
この年の総会で、初めて中川先輩と名刺の交換をさせてもらったのが、今でも鮮明に思い浮かびます。
あの時の激励の言葉が非常にうれしかったのです。
あれから大青協も三十周年を迎えました。
三十年の歴史、そこには色々の意味があり、出来事がありましたが、大阪木材界の青年経営者が、経営に関する総意を結集し、斬新な理念と卓抜せる実行力を発揮して、わが木材業界の発展に資し、併せて会員の相互の親睦を図る目的で、邁進してまいりました。
正直申しまして苦しい時期もありました。
しかし、業界の発展を夢みて、大青協活動を続けて来ました。
われわれ会員の心の中には創始の精神が脈々と流れ、同時に時代に即して、発展的に継承されています。
いつの時代にも、業界の多くの先輩から暖かいご支援を受け、また激励され、これらは今日の大青協の発展存続の大きな原動力であり、我々会員の大きな喜びであります。
さて、三十年の歴史は偉大であり、今後の活動に於て、貴重な礎であります。
中川先輩の大青協に対する偉大な情熱があったからだと思います。
中川先輩の意志を引継ぎまして、大青協の発展の為、今後一層努力致すことをここにお誓い申し上げます。