長い年月私は幸せに、この旅路を今日まで越えて来た。
何時も私のやり方で”今より10年程前大青協の集いのかえり道、梅田のとあるラウンジで我々仲間の所望に先輩は気安く受けてこの作詞で始まる、MY・WAYを歌ってくださった。
今でも深仁と歌っておられた先輩の声が聞こえてくる。
昭和六十二年春私の長女の結婚式の折、無我夢中でというより平然とその場をとりつくろってきた私でしたが、来賓の方々をお送りする時、中川先輩が私の手をあたたかく、しっかりと握り目にいっぱいの涙をため“おめでとう”と一言云われ、その時までこらえていた私の感情がいっぺんに素直な気持ちに戻り涙してしまった私。
人として、経営者として、業界人として、私は少しでも多くを学ばねばならないと心に誓う一人です。
永い年月私は幸せに、この旅路を今日まで越えて来た。
心残りも少しはあるけれど、人がしなければならない事ならば出来る限りの力をだして来た、何時も私のやり方で。
貴方も見てきた私がした事を、嵐も恐れず、ひたすら歩いた、何時も私のやり方で。
人を愛して悩んだこともある。
若い頃には、はげしい恋もした、だけど私は一度もしていない、唯ひきょうなまねだけは、私には愛する家族があるから信じたこの道を私はゆくだけ、すべては心のきめたままに!!