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1217.マメナシ

解説
マメナシ(豆梨)
バラ科ナシ属。落葉高木。朝鮮半島、中国、ベトナム北部と日本の東海地方の湿地の周辺などに分布している。高さは8-10メートルになる。葉は互生し、広卵状円形から卵形で長さ4-9センチ、幅3-6センチまで広がり、縁には鋸歯と呼ばれるギザギザがある。4月ごろ、葉の展開と同時に総状花序をだし、直径2.5cm程度の真っ白な花を枝いっぱいに咲かせる。果実は直径1センチほどの球形で小さいながらも表面にはナシ独特の皮目と呼ばれる斑紋があり、褐色に熟す。また、国指定の天然記念物である「東阿倉川イヌナシ自生地」(四日市市)は、明治35年にこの地で採集された標本を元に、日本の植物学の礎を築かれた牧野富太郎博士によってイヌナシと名づけられた。 また、ここは学会にはじめて発表された基準木がある場所でもある。
樹形
大阪市立大学付属植物園 2012年4月8日
▲▲ 大阪市立大学付属植物園 2012年4月8日

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