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巨樹名木探訪

太夫の大楠

元々、六本楠という名称の楠(楠群)があり、楠が6本あったという。 天正年間、三河の武士が、この六本楠に隠れて追手から逃れることが出来、 一命を取り留めた。後年その楠が枯れた時にその母親がお礼に植えたという。 またこの場所は昔は境内で敷地であり、この木も神木であつた。 昭和34年の伊勢湾台風で枝が折れ樹形がこじんまりしているが、元気で枝張りもとても良い。
記念物指定
 桑名市教育委員会指定天然記念物
データー
  樹種 くす  幹周 1080cm 樹高 29m 樹齢 推定00年
住所
  三重県桑名市太夫      緯度 北緯  35.03.37      経度 東経 136.40.14
解説、案内版
付近の景色
撮影日、撮影者
1998年 9月5日 中川勝弘撮影
撮影機材
Nokon COOLPIX 950
交通
 車 桑名インターか桑名高校方面(東へ)0.5キロら市役所付近右折、住宅地に入るとすぐ。  徒歩 JR、近鉄 桑名駅からバスで太夫下車
駐車場
駐車場あり 付近に駐車場はありません。
一般的な解説
 クスノキ科。常緑高木。本州中南部、四国、九州、琉球、済州島、  台湾、中国南部、インドシナに分布する。  漢字は樟で、楠はタブノキである。各地で名前がわからないため  ナンジャモンジャといわれているものにはクスノキが多い。  高さ30mまでになる。ときに老大木で直径5mに達するものがある。  葉は互生、卵形、広卵形で長さ6-10cm。春、新葉が伸びだすと、  まもなく古い葉は全部落ちる。芽出しの若葉は淡紅色、橙黄色など  から淡緑色に変わり美しい。花と果実は目立たない。庭園樹、  街路樹として広く植えられ、樟脳採取のために植裁されたものもある。  長命で天然記念物に指定されている巨樹名木も少なくない。  巨樹リストの中でも圧倒的に多い、また独力で立っているのが多いのも  クスの特徴である。  散孔材で心材は黄褐色、紅褐色、肌目はやや粗く、木理は交走する  ことが多く、玉杢などが現れるものがある。材はやや軽軟から中庸、  耐朽性が高い。建築では内装材、また社寺建築、建具、家具、器具、  楽器、彫刻、木象嵌その他に用いられる。古代には丸木舟に多く  使われた。葉や幹、根などを蒸し、出て来る蒸気を冷やし(蒸留)、  固形にしたものです。それは、防虫剤やセルロイド、フィルムなど  の材料になり、東南アジアでは古くからつくられていたが、日本では、  以外にも歴史は浅く、江戸時代半ばからつくり始められ、明治時代  には最盛期となり、何と合成樟脳やプラスチックが出廻った戦後には  もう衰退の道をたどり始めた。しかし、セルロイドがもてはやされて  いた明治から昭和のはじめ頃には、何と世界一の生産量となったことも  あったほどで、その頃の日本の発展に樟脳、しいてはクスノキが重要な  役割を果たしたといえる。  クスノキは、成長がさかんで、さらに長命なので、古くから人の名前に  使われる事も多い。有名なのは南方熊楠である。
 
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