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巨樹名木探訪

八王社の樟(やつおうしゃのくす)

住所
八代市北の丸町1-25 代陽小学校校庭 東
天然記念物指定
八代市指定天然記念物(1963年4月20日指定)  幹周12m、樹高31m、
樹齢300年(環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による)
解説、案内
八代市役所の北、八代城址の北東にあり、代陽小学校グラウンドの西のひと区画に浅井神社はあります。校有地ということでしょう。したがって学校側からは 鳥居をくぐってこの敷地に入るわけですが、学校が閉鎖されていても、この区画の西側(自民党八代支部事務所)から入る事もできる。 現在、この地区は八代市の中心地となっていて古い港の面影を見ることは難しいが、この場所は「浅井の津」という八代海の海上交通の要所であった。 百済から来た妙見神がここに着いたと伝えられたことから、海神である八大竜王を祀って航海の安全を祈願した。 八大竜王の名をとって八王社(やつおうしゃ)と呼んでいた。 八王社は明治になって浅井神社と改称されたが、このお社のすぐ後ろに「八王社の樟」が聳えている。 かっては、港に入る船の目印とされていたといわれています。 また境内の八ツ縄池(やつなわいけ)は、絶え間なく湧き出る清水により、船舶の給水地とされた。 推定樹齢1000年以上といわれるが、環境庁の調査では300年とされている。 しかし根を大きく張り出しどっしりとした安定感のある巨樹で、幹には大きな空洞があるが、高く四方に伸ばした枝葉は豊かで、樹勢は極めて旺盛です。 訪問時ちょうど運動会で小学生の元気な姿や声援が聞こえた、児童が小さい時からこの巨樹にふれるということはどんなことでしょうか。 代陽小学校の卒業生にとって、一生の思い出に残るだろう。
撮影日、撮影者
2011年10月23 日 中川勝弘撮影
交通
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