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巨樹名木探訪

「市来知神社のあかまつ」いちきしりじんじゃ

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記念物指定
北海道記念保護樹木
データー
  幹周 216cm 樹高 16m 樹齢 推定 110年
住所
  北海道三笠市宮本町 市来知神社境内      緯度 北緯  43.14.35      経度 東経 141.52.21
看板

看板は残念ながら風化などによつて文字が消えてしまつていた。

撮影日、撮影者
 98年 8月11日 中川勝弘撮影
撮影機材
Nokon COOLPIX 950
交通
三笠市役所より徒歩5分 
駐車場
駐車場あり
一般的な解説
マツ科、常緑高木。高さ35m、直径1.5mにもなる木である。 分布地は本州の青森から九州屋久島までの山々である。 日本産針葉樹の中では分布する範囲が最も広い。 乾燥しやせた荒地や、他の樹木は枯れてしまったような二次林によく育つタフな木。 木材としての経済林だけではなく、防風林、土砂防止林として造林されている。 しかし、アカマツは塩に弱いので、潮風の強い浜にはクロマツが植えられている。 雌雄同株(雌花と雄花が同じ木につくもの)で4-5月頃に花が咲き、 雌花は新しい枝の先に13個、紅色のものがまっすぐついる。 雄花は新しい枝の下の方に淡黄緑色の円筒形のものがいくつかについており、 ここから、黄色の花粉をたくさん飛ばす。 この花粉が風にのり雌花にとどく、いわゆる風媒花。 松ぼっくり(球果)は、花が結んだ次の年の10月頃に熟し、淡い黄褐色となる。 木質で長さ36㎝、直径3㎝ほどの卵形をして、下向きか横向きに枝にぶらさがる。 木を伐る時にその木種の発生を守るための方法がいくつかあり、 アカマツの場合は、この天然下種更新という方法で未来の森を残していくことが多い。 樹皮は、若い木は赤褐色でうすくウロコのようにはげ、年をとると、色が黒っぽくなり、 亀の工のように深い割れ目が入いる。 辺材は黄白色、心材は多少赤味がおびたようになっている。大きな特徴として、 やにすじという多少やっかいなものがある。 ねばねばしたボンドのような松脂(マツヤニ)が通っている部分だか、 乾燥が不十分だとこれが表に出て塗装ムラのようにたれてくることがある。 この松脂は採取して、塗料や溶剤などに使用。他に大きな生節もよくあり、 節というと落ちるからダメと思われてがちだが、生節はまわりとしっかり くっついているのですぐに落ちることはない。 材質は、針葉樹としては重厚で強く幅広く利用されている。 余談として、松竹梅は、日本人の祝い事に必ず登場する。 そして、最も上位はマツ。 それは、日本人好みの非対称の樹形の美しさと変わらぬ緑の姿、そして、 荒れ地に根を張る生命力に強いあこがれを抱いたからではないだろうか。
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