世界の有用木材950種から英名で検索の結果

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「アマリロ」、代表英名「Amarello」。アマレーロ、イエローハート、タンブリアン（Tambulian）、パウアマレロ、ユーカリプタスオブリクア、Brasilian Satinwood、Canary wood、iron wood、Limao-rana,Pau Setim,Pequia Satin(ブラジル)、Palo de Sangre(ペルー)、Pau Amarelo
主たる分布: 南米北部
樹種解説: 黄色のきれいな木肌が特徴。アマレロという言葉は黄色を意味するが、ブラジルにはアマレロのついた名前を持つ木材が他にもいくつかあるので注意。分布はブラジルのパラ州の東部と南部のアマゾン下流地域に限られ、ほとんど現地消費されている。心材と辺材の境は、はっきりしない。心材は鮮やかな黄色であるが、大気に長い問さらされているものは、濃色になっている。辺材は黄白色である。肌目はやや粗ないし粗で、木理は通直ないし不規則になっている。光沢がある。乾燥は容易で、欠点はあまり出ない。加工も難しくはない。材面の仕上がりはよく、接着にも問題はないが、耐朽性は高くない。用途は家具、キャビネット、床板、ブラシの柄、器具の柄、スポーツ用品、ろくろ細工などに使われる。

主要な材質・強度性質表・グラフ