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小説と木

樹種「トチ」の素敵な文章

トチは

すべての小説での出現ランクは29番目ですが、作家の取り上げは35番目でした。

トチの名前を小説に入れた作家は14名います。また1つ以上トチの名前を使った小説は21小説ありました。
すべての小説での出現回数は78箇所ありました。
トチが一番出現する小説は高田宏の「木に会う」です。

最も出現回数の多い作家は高田宏で20箇所、 次は宮沢賢治で11箇所です。
以下、太宰治の8箇所、夏目漱石の8箇所、永井荷風の6箇所(以下省略)でした。

また小説別では、 高田宏の「木に会う」20箇所、宮沢賢治の「鹿踊りのはじまり」9箇所、夏目漱石の「吾輩は猫である」8箇所、太宰治の「雀こ」7箇所、永井荷風の「ふらんす物語 巴里のわかれ」4箇所、早川謙之輔の「木工のはなし」3箇所、堀辰雄の「美しい村」3箇所、 (以下省略)<でした。/p>

以下に面白い、素敵、綺麗な表現のあるものをピックアップします。トチに関する情報と写真はコチラ

田山花袋の「田舎教師」
の黄ばんだ葉は小屋の屋根を埋めるばかりに散積もった。(179頁)
島崎藤村の「夜明け前」
左右に杉やの林の泄(も)れ日を見て、その長い石段を登って行くだけでも、なんとなく訪(おとな)うものの心を澄ませる。(32頁)
芥川竜之介の「鼻」
寺内の銀杏やが一晩の中に葉を落したので、庭は黄金きんを敷いたように明るい。(28頁)
太宰治の「雀こ」
山の中にの木がいっぽんあったずおん。(109頁)
トチの葉 トチの花

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