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小説と木

樹種「ナラ」の素敵な文章

コナラ、ミズナラと記載されたものも少しありましたが、集計はナラにしました。 /p>

すべての小説での出現ランクは20番目で、作家の取り上げは22番目でした。

ナラの名前を小説に入れた作家は18名います。また1つ以上ナラの名前を使った小説としては40の小説がありました。
すべての小説での出現回数は127箇所ありました。
ナラが一番出現する小説は長塚節の「土」です。

最も出現回数の多い作家は宮沢賢治で39箇所、 次は長塚節で10箇所です。
以下、田山花袋の9箇所、志賀直哉の6箇所、島崎藤村の5箇所(以下省略) でした。

また小説別では、 長塚節の「土」10箇所、田山花袋の「田舎教師」9箇所、宮沢賢治の「蜘蛛となめくぢと狸」6箇所、宮沢賢治の「蛙のゴム靴」5箇所、島崎藤村の「千曲川のスケッチ」5箇所、志賀直哉の「焚火」4箇所、 でした。(以下省略)

以下に面白い、素敵、綺麗な表現のあるものをピックアップします。ナラに関する情報と写真はコチラ

森鴎外の「山椒大夫」
藁葺の家が何軒も立ち並んだ一構(ひとかたまり)が柞(ははそ)の林に囲まれて、それに夕日がかっとさしているところに通りかかった。(162頁)
国木田独歩の「武蔵野」
則ち木は重にの類で冬は悉く落葉し、春は滴るばかりの新緑萌え出ずるその変化が秩父嶺以東十数里の野いっせいに行なわれて、(12頁)
田山花袋の「田舎教師」
黄いろく色づき始めた野の楢林から雨滴がぽたぽた落ちる。(123頁)
田山花袋の「田舎教師」
楢の若葉が美しく夕日に光ってチラチラした。(161頁)
田山花袋の「田舎教師」
楢の林の葉はバラバラと散った。(179頁)
宮沢賢治の「林の底」
鎌がかかり楢の木や松の木やみなしんとして(130頁)
コナラ

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