1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 6.文化
  4. 文学と木
  5. 樹木別一覧
  6. 「キョウチクトウ」についての素敵な文章
小説と木

樹種「キョウチクトウ」の素敵な文章

徳川時代に日本に入った木です。環境によく耐えるためよく植えられるようになりました。学校などのに多く植栽されていますが、少し気になることがあります。それは枝を折るとでる白い樹液が毒なのです。日本や海外でも戦これをフォーク・箸がわりにしたため、中毒や死亡事故にあった例があります。剪定したときや、それを焼却したときにも注意が必要です。

以下に面白い、素敵、綺麗な表現のあるものをピックアップします。キョウチクトウに関する情報と写真はコチラ

長塚節 の「土」
草夾竹桃の花がもさもさと茂た儘向日葵の側に列をなして居る(231頁)
梶井基次郎の「ある心の風景」
と、やがて眼近い夾竹桃は深い夜の中で揺れはじめるのであった(132頁)
暗の中の夾竹桃はそのまま彼の憂鬱であった。(133頁)
太宰治 の「めくら草紙」
八月の中ごろ、私はお隣りの庭の、三本の夾竹桃にふらふら心をひかれた。(324頁)
キョウチクトウ

▲目次に戻る

創業1911年 
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
古物営業法に基づく表示  特定商取引法表示  ご利用ガイド 
ご質問・問い合わせ  著作権・サイト関係  カテゴリーサイトマップ  迷子になった場合

©1996-2021 NAKAGAWA WOOD INDUSTRY Co., Ltd All Rights Reserved.