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礼儀正しいあいさつ 11月26日

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 初めて、そのあいさつを子どもから受けた時はとってもハラハラした。そして、なんだか申し訳なくて腰をかがめてしまった。こちらの礼儀正しい挨拶は大きな声で
「おはようございます!」と言うよりも、目上の人の右手を取ってキスをするように鼻の辺りに持っていくのである。もちろん子ども同士はしない。朝のお祈りが終わりこれから1日始まる時、また帰る時に子ども達は先生のところへいってその挨拶をする。まだ、よちよち歩きの時から親や周りに教えられる。全員がすべての先生にするわけでもないが、目があったりすると駆けてきて手にキスをしてくれる。習慣とか文化とかはすごいものだと思う。また、
大人になると握手した右手を胸にあてる。周りがそうなると自分でも気づかずそうしてしまっている。子ども達も「嫌いな!うっとうしい!いなかったらいいのに!」と思う大人はいるだろう。絶対にいる!でもここではそれと目上を敬うのとは次元がちょっと違う様な気がする。簡単にいったら(例に無理がある?)
「むちゃくちゃ、嫌いな八宝菜が出てきたが作ってくれた人には笑顔で感謝!そしてこの八宝菜を好きな人もいるのだなあ?『今、おなかいっぱいなのです』と言おう。」と思える余裕がある。そうそう、嫌いな人は一人で仲間を作らずに嫌っていたらいいんだ。こんなところにいじめが育たない気もする。どうせ、嫌いなもの無理に好きにはなれない。
それにしても、子どもマニアのみかんとしては手にキスをされると一瞬「ハーレム」状態と錯覚するのはどうしたものか?

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