プアサ 11月16日
今日から(11月16日)からプアサ。プアサとは断食月のことで、この間は朝の6時ぐらいから夕方の7時ぐらいまでたばこも・水も・唾も飲み込んではいけません。1日のうちでそれが始まる時間はカレンダーに細かく書かれていて例えば11月17日はその日の断食が終わる時間は18時44分となってる。毎日ちょっとずつずれる形でおこなわれる。(当然、その時刻はモスクから大きな音が~~。)それは、1年が354日からなる陰暦を用いてるからである。イスラム歴では西歴622年4月16日が紀元になるので、今年は1422年にあたる。
「数えなおすのややこしいね。」と言うと、日本にいったことのあるおじさんは「日本のように、パタパタ変わらないよ。」と言われた。なるほど、約1ヶ月のプアサが終わると家族や親しい人の家を訪問して御馳走を食べる。まさに、日本の正月。
「Mohon Maaf Lahir Batin」という言い回しがあって、「全てにおいて神の許しを請う」という意味合いで、「あけまして、おめでとう」ぐらい会う人、会う人に言うらしい。
また「カード」もあって、差出人はどんな宗教の人が出してもかまわないのだが、イスラム教の人が不浄と嫌う豚や犬の絵柄はスヌーピーでもだめらしい。というか、そんなカードは売ってない。自分でカードを作った時のことだろう。ここ、ロンボクではかなり熱心なイスラム教の島ですが、人によっては犬大好きな人も多くいる。さすがに豚肉を探すのには一苦労だ。まあ、その水も飲んだらだめというプアサをちょっとだけ知人の家で体験させてもらうことにした。いったい1日は、どんな流れでしょう?トンカツの夢を見ているやもしれないなあ。