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見せびらかしテスト返却 11月9日

 進級テストが終わるとテストが個人に返ってくる。いくら問題が多くても、点数表示されるときは1~10段階のようだ。そして、5が付いているともう「最悪」らしい。周りを見渡したが3とか2とかはいない。いない代わりに点数
表示がない。5以下は書いてもくれないのだろうか?それにしても問題の多いテストだと思う。しかも小さい字。今日は算数と国語と宗教が返ってきた、返却するときは名前を呼ばれて前に取りに行く。自然と前に人が集まってクラス全員終わるときは教室中がぐっちゃぐちゃ。5年生ともなれば自分の点数のところを良くても悪くても折ったりして隠す子が多い。自分も昔、あまりの悪さによく破ったりして捨てた。悪かったらちょっとはショックだろうが、こちらはそんなことはないに等しい(この小学校だけかどうかは分かりません。)何をしているかというと自分の答えと友達の答えを見せ合いして(点数なんかどうでもいいって感じ)「先生、これでもOKでしょ。」
「これ、間違ってないわ。」
「言い方ちがうけど、私の気持ちはこういう意味なの」と自分のことを訴えに来る。(ものすごい、うるさい瞬間だった。)
「さあ、さあ。分かった。今から答えを言うからな。」と答え合わせ。面白いのが、その時に先生に「その答えでもいい。」と言われると。
「やった~~」と大喜びで、点数を正せ!とか言わずにニコニコする。「点数を上げてくれ!」とセコイことは言わない。何かしら変な気分になったが、結局は自分が納得したらいいようだ。点数・点数・点数・点数を気にしていると点数に踊らされてしまい、何のための勉強かわからなくなる。
「100点とかいてあったら、中身が全くわかってないのに喜ぶ子」いませんか?ようは、遅くても分かったらええ!いったい、どんな風に教室内の雰囲気をもっていってるのか興味津々。
現任校で点数表示せずに全てにコメントを書いてあげる先輩がいる。改めてすごいなあと思う。すぐに子どもの周りは「何点だった?」と聞いてしまう。
「お母さんの言った漢字、書けてた?」ぐらいにした方がいいのかも。この雰囲気を作る方法は絶対あると思う。でも、なんだろな?

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