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子どもよりも早く帰る先生 10月25日
「先生。もう、帰るの~~。ええなあ。」
「ちゃうわ。出張。終わりの会には戻るわ。」これは日本の小学校の会話。こちらは朝の子ども達は12半には終わるので、1時ぐらいにはみんな昼の子ども達・先生と入れ替わってる。でも、誰よりも帰るのが早いのは先生。
まだ、校門のあたりでポケモンカードを交換してる子。アイスクリームを食べてる子。今日の宿題してる子。(このくそ暑いのに)運動場で鬼ごっこ。先生たちは全くと言っていいほどノートも持って帰らないし、残って仕事もない。
さらにぎりぎりに来る。バイクで相乗りしてブ~~~ンと帰ってしまう。日本での何かしら「遅く来る・早く帰る」をしたら、自分に対して仕事さぼってる気になるのは何でだろう?子どもまでに「ええなあ。」と言われて、真面目に「言い訳」してしまう。「日本人は勤勉でまじめ」と誉めてくれるが、それはそれで、本当に美徳とつくづく思う。行き着いた答えは、「先生にゆとりが無くてどうして子どもにその雰囲気を伝授できるか?」だった。でも、日本では次から次ぎへと仕事は来る。こちらは、会議も子どもを平気でほっといて2時間も出来るのりがある。いいところ、悪いところ半々だと思う。一度、どこかの学校全体で1ヶ月間、先生は朝9時に来て、3時に子どもをほっといて帰る。その分、笑顔を増やしておもろい話を日に2時間はする。そうすると、クラス・学校はどう変わるかやってみたい。学力は下がるかな?でも何かいいことがある気はする。(きっと、アホか!と反対されるだろう。いつもそんなハチャメチャなこと考えてる。)