東南アジアのめぐみ 平凡社 Ｗ．ヴィーヴァーズ カーター著 渡辺弘之監訳 １８００円 １９８６年７月１５日第一刷 １９９０年５月２４日第二刷 第１章 フタバガキ 東南アジアの多雨林にそびえるデリケートな巨人 第２章 イチジク 巧妙な植物－動物関係が一年中，たえ間なく食べものを産む 第３章 ラタン つる性のヤシ，原生林のもっとも価値ある産物の一つ 第４章 ボルネオとスマトラの鉄木 生長のもっとも遅いもの，需要と供給のレースの敗北者 第５章 フトモモ属 多雨林のたくさんのフトモモ属，その地方名は植物学を反映している 第６章 ニクズク科の樹木 多雨林のスパイスと人間の強欲さの話 第７章 ランブタン属の果実 小さな雲，規格化しようという試みを打ちくだく多雨林の多汁な果実 第８章 ドリアンとドリアン・セオリー 原始的な果実，進化の過程の道しるべ 第９章 パンノキとジャックフルーツ よろいをつけたもっとも重い森林からの食べもの 第10章 ナギモドキ 多雨林の珍しい針葉樹 第11章 ラフレシアの花 地球上でもっとも大きな寄生植物 第12章 つる植物 虐待されているが、有用な多雨林の日和見主義者 第13章 多雨林のパートナーシップ 依存と相互依存と共生 第14章 ラン あわれみもなくとりつくされる貴重な森林の美 第15章 対照的な多雨林 多雨林の交代者、熱帯のマツ
熱帯多雨林の植物誌 <
