木
幸田文 著
新潮社 2000円
「樹木に逢い、樹木から感動をもらいたいと願って」北は北海道
から、南は屋久島まで、歴訪した木々との交流り記である。
木の運命、生命に限りない思いをよせる著者の眼は
木を激しく見つめその本質の中に人間の業、
生死の究極のかたちまでをみる生命の
根源に迫るエッセイである。 m木 幸田 文 ㈱新潮社 2000円 1992年6月15日
えぞ松の更新
藤
ひのき
杉
木のきもの
安倍峠にて
たての木 よこの木
木のあやしさ
杉
灰
材のいのち
花とやなぎ
この春の花
松 楠 杉
ポプラ
木 幸田文 ㈱新潮社