ＦＯＲＥＳＴ

徳間書店
1400円 212ページ
ウェールズ生まれの著者が、日本の自然破壊を憂え、 また、日本の自然の美しさ・多様性について述べ、 それらを自分がどれだけ愛しているかを綴ったエッセイ。

FＯＲＥＳＴ　　　Ｃ・Ｗ・ニコル　㈱徳間書店１４００円　１９９０年１０月３１日初版 ［Ｉ］ふたつのアファンよ！－－ウェールズと黒姫 　日本の悪評 　アファンアルゴード 　アファンアルイイズナ 　本物の林業家 　３本の川 ［ＩＩ］幼い苗木を育てることから始める－－フィリピンと沖縄 　天国の島 　赤い沈泥 　水資源保護の原則 　緑のカバー 　幼い苗木 　私のヒーロー ［ＩＩＩ］拝啓　林野庁長官殿－－斑尾山 　英会話教室 　抗議の叫び 　人が残す「歌」 　公開質問状 ［ＩＶ］森が消えれば苦悩が生じる－－ウェールズへの道で 　３つのＣ 　牧草地 　冷たいお薬 　ふたつの選択 　森の価値 ［Ｖ］日本人は森が憎いのだろうか！？－－北ウェールズそして黒姫 　緑の財産 　コンカー遊び 　森の整備 　開拓民たち 　新しい林道ルート ［ＶＩ］旅から戻って、森でくつろぐ－－フィンランド 　暑さから寒さへ 　素晴らしいストーブ 　スモーク・サウナ 　ムース狩り 　トナカイ 　狩猟の正当性 　そしてまた家へ ［ＶＩＩ］森は人間の愛情に答える－－黒姫 　ヘリコプター 　鳥瞰図 　アファンを飛んで 　植物の交流 　手助け ［ＶＩＩＩ］”関心”という名の風が吹く－－黒姫 　地球温暖化の解決策 　緑の表面積 　森の理解 　空中写真 　新しい風 ［ＩＸ］「地球式」自然観の時代－－東京にて 　「日本式」と「西洋式」 　私の自然観 　捕鯨と流し網漁業 　袋だたき 　地球式 ［Ｘ］森は”見て”もらいたがっている－－黒姫 　泥地 　新しい池 　テレビ 　都市 　エチオピアの後任者 　見ること ［ＸＩ］ゴルフ、ゴミ、そして環境意識のこと－－千葉から戻って 　ゴルフの起源 　ツバメのヒナ 　環境庁の総予算 　ゴミ 　イヌイット 　日本の若者たち ［ＸＩＩ］出来るだけのことをする！－－北極へ発つ前に 　黒姫の春 　気がかりなこと 　１３回目の北極行き 　自然破壊との戦い 　一茶の句と日本 　最後の散歩