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木の書籍いろいろ

木の書籍

樹木と文化、そして宗教

㈱近代文芸社 伊達興治 1600円 2003.04.20

目次

樹々の生ける姿に魅せられて 第一章 街路樹、公園樹、社寺林から始めて  1 樹木観察への誘い   (1)樹木狂いのルーツ   (2)樹木の役割の再認識   (3)機構的極相林の分布   (4)樹木観察への旅路  2 街路樹のある風景   (1)市街と街路樹との調和   (2)霞ヶ関界隈の樹々   (3)世界の四大街路樹~マロニエ、プラタナス、エルム、リンデン  3 市街に息づく様々な樹種   (1)街角の身近な樹種~公孫樹、楓、桜、柳   (2)今日の街路樹の主役たち  4 社寺林、屋敷林に残る風情   (1)照葉樹林の代表樹~樫、椎、楠   (2)武蔵野のもう一つの風景~欅、椋、榎  5 公園や社寺での樹々との出会い   (1)住まいでのたたずまい   (2)植物園での樹木の観察   (3)公園、社寺境内に見る樹木 第二章 雑木林、ブナ林に至るまで  1 森林の生体とそのもたらす効用   (1)森林における生態系の営み   (2)自然のダムや浄化槽としての機能   (3)魚付き林としての機能   (4)森林の防風、防雪、防火の役割  2 照葉樹林帯に見る諸相   (1)照葉樹林帯での針葉樹の混生   (2)黒潮の育む森と文化   (3)黒潮の育てた房総の森   (4)春日山原始林の風景  3 石垣島、西表島の樹林の寸描   (1)まずは石垣島の散策から   (2)西表島のマングローブ  4 二次林としての雑木林   (1)陽樹から陰樹への遷移   (2)武蔵野の雑木林の風景   (3)二次林としてのアカマツ林   (4)雑木林を構成する樹々  5 ブナ林における植生と景観   (1)表・裏日本における植生の相違   (2)ブナ林の代表樹種~ブナ、水楢、犬ブナ   (3)円山および野幌丘陵の原生林   (4)堅果類のアク抜き技術の多様性  6 亜高山帯、亜寒帯の針葉樹林   (1)北海道の針葉樹林   (2)亜高山帯の針葉樹林 巻2 問われる日本人の宗教的自然観 第一章 悠久の絶えることなき自然の営み  1 今も脈摶つ古代生命の流れ   (1)原始生命の誕生   (2)脊椎動物の上陸と進化  2 シダ植物から種子植物への新化   (1)シダ植物の繁栄した時代   (2)裸子植物、被子植物の時代へ  3 太古に遡る悲痛な叫び   (1)生きとし生けるものはすべて兄弟   (2)絶滅に瀕した野生動物に想う   (3)ジャイナ教の不殺生の教え 第二章 日本を覆う樹林文化、稲作文化の伝統  1 照葉樹林文化とナラ林文化   (1)黒潮の恵みと樹林文化の伝統   (2)照葉樹林文化の系譜   (3)ナラ林文化の系譜  2 稲作文化の起源と歴史   (1)長江流域の稲作文化   (2)我が国における稲作の導入と伝播   (3)田園の風物詩を今に  3 弥生の文化から古墳の文化へ   (1)吉野ヶ里遺跡と渡米系文化   (2)騎馬民族征服論の提起 第三章 日本人の宗教感情の源泉を訪ねて  1 日本人の宗教感情の流露   (1)自然との調和一体を願う精神   (2)森林の生み出す多神教の世界   (3)ラフカディオ・ハーンの見た神々の国  2 三内丸山から吉野ヶ里へかけての精神世界   (1)装飾土器、土偶、石棒の意味するもの   (2)三内丸山に見る精神世界  (3)吉野ヶ里に見る精神世界   (4)古墳時代の墓制  3 アイヌ民族と沖縄の人々の信仰の世界   (1)日本民族の成り立ち   (2)アイヌ民族の神々の世界   (3)沖縄の人々の信仰の世界  4 原始的新道を辿る試み   (1)常世信仰と山上他界観   (2)神の降臨と禊ぎ祓い  5 仏教哲学と仏教受容の契機   (1)大乗仏教の初期哲学~中観と唯識論   (2)仏教受容の契機と背景  6 神仏習合および天台本覚思想の展開   (1)神仏習合の流れ   (2)天台本覚思想の展開  7 仏教の自然への傾斜とその習俗化   (1)親鸞の自然法爾と道元の身心一如   (2)習俗としての仏教行事   (3)仏教の自然への傾斜(論調)  8 イデオロギーから宗教的装いの時代へ   (1)マルクス主義、キリスト教への感慨   (2)宗教に対する偏見の払拭   (3)宗教の寛容性への期待

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